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Yamareco

荒船山(あらふねやま) / 経塚山/行塚山

最終更新:sugegasa

巨大な船を思わせる西上州の名峰


 "内山牧場キャンプ場より望む荒船山(中央の尖峰は経塚山)"
荒船山は群馬県下仁田町と長野県佐久市にまたがる山で、日本二百名山に選定されています。
山の形は主に台地で、幅約400m、長さ約2kmにおよびます。遠くから見ると荒波を割って進む船のようで、これが山名の由来とされています。個性的な地形は、硬質の安山岩溶岩が風雨の浸食に耐え残ったもので、「メサ」または「テーブルマウンテン」に分類されます。
台地は南北に長く、南端のピーク「経塚山(または、行塚山)」は船首に例えられています。経塚山は最高地点で標高は1423mです。


 "艫岩"
一方の北端は絶壁で、約200m下へと切れ落ちています。この懸崖は「艫岩(ともいわ)」の名があり、"艫"は船尾を意味します。冬季は、艫岩に一筋の白いラインが現れます。「昇天の氷柱」と称されており、岩溝の中に氷が発達することで作り出されます。

見晴らしの良い艫岩


 "艫岩展望台"

 "艫岩展望台:浅間山を望む"
艫岩の上は、「艫岩展望台」として山座同定盤が設置されています。眺望が良く、北アルプスや浅間山、妙義山などが望めます。
ただし切り立った崖の上にあるため、崖縁に近づき過ぎないよう注意します。

台上は散策気分で歩ける


 "山頂部"
山頂部は広々とした雑木林で、ブナやミズナラなどの森林浴が楽しめます。見渡す限り平坦で、中ほどには水が湧いて小さな沢を成しています。初夏にはクリンソウのお花畑が見事で、山上にいるとは思えないほどです。


 "経塚山"
台上の南部から急坂をひと登りすると、最高地点の経塚山です。
木々に囲まれており、樹間からは八ヶ岳を見ることができます。

武田信玄ゆかりの霊山


 "鋏岩修験道場跡"
荒船山は古くは山岳信仰の対象でした。
山中にある大きな岩屋は「鋏岩修験道場跡」で、多くの修験者がここで雨風をしのいだことがうかがわれます。


 "荒船不動"
西麓に鎮座する「荒船不動」は修験の拠点であり、今は経塚山へ最短登頂できる登山口でもあります。
御本尊は空海(くうかい:774-835年)による作品で、川中島の戦いの折に、武田信玄が戦場からこの地に移したと伝えられています。「出世不動尊」とも呼ばれており、仕事運アップや合格祈願の御利益があると親しまれています。

モデルコース


 "モデルコース(内山峠〜荒船山〜荒船不動)"
4時間11分 6.8km
内山峠(66分)→鋏岩修験道場跡(58分)→艫岩展望台(58分)→経塚山(21分)→星尾峠(48分)→荒船不動
アクセス 荒船山登山道路入口荒船駐車場(内山峠)
荒船不動
相沢登山口
荒船山立岩登山口(線ヶ滝登山口)
兜岩山登山口(田口峠)
基本情報
標高 1423m
場所 北緯36度12分14秒, 東経138度38分13秒
カシミール3D
二等三角点荒船山1422.7m
山頂
Wikipedia荒船山のWikipadia

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