廃村八丁《雪山テント泊》
- GPS
- 04:18
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 298m
- 下り
- 130m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:40
2/5 9:00新心荘-9:40ダンノ峠-10:40菅原
天候 | 2/4-晴れ 2/5-雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-登山口前駐車地点から深雪、1m以上の積雪でトレースがないのでコース取りで時間がかかる。 |
写真
感想
近くて遠い京都北山の奥峰、廃村八丁に向かう。
今回の山行は厳冬期の1泊2日の雪山テント泊で雪山を楽しむことです。
大阪から約2.5時間、AM11:30頃に雪に埋もれた静かな菅原集落に到着する。雪のため菅原登山口前の最後の民家周辺に許可を頂き駐車し登山準備をする。
ワカンを装着し早々にラッセルが始まり、新しいトレースを刻みながら前進をする。真直ぐに伸びる林道は豪雨により何ケ所か寸断され渡渉を余儀なくされる。
渡渉後、目の前に二つの尾根が伸びている。磁石をダンノ峠に合わせ尾根道を登るが方向が違うことに気づき再び渡渉地点に戻る。
今度はしっかりと方向を確認し正規の尾根道を登る。見通しの良い雪の尾根道を更に登ると途中にダンノ峠の小さな標識がある分岐に到着する。
ここから一旦、沢筋に降りジグザグの夏道をとらず急傾斜の坂道を直登しダンノ峠に向かう。
ダンノ峠は急坂の尾根ルートを登ると無雪期では1時間ほどで到着するが、今回は倍以上の時間費やし15時にダンノ峠に到着する。
誰も入らない雪山は想定外の連続だ。
ダンノ峠一帯は広葉樹が拡がり一面、真っ白な深い雪に覆われて美しく広々として明るい。ダンノ峠を右折し尾根道を進むと品谷山へ、また直進して谷筋を下ると八丁へ。
今回は雪山テント泊なので直進し八丁方面に進むことにする。
標高はそれほど高くないが積雪は1mを超えている。緩やかだが起伏に富んだ渓流沿いを上ったり下ったりしながら何回も渡渉を繰り返しながら進んでゆく。
夏道なら楽しみながらゆっくりと沢沿いを歩けるが冬の雪山は厳しい。
何度も渡渉地点を探しながら、行ったり戻ったりしながらなので本当に大変です。
雪に包まれた清流を横に見ながら広葉樹と針葉樹、時折配置された巨木の間を進むのは何と贅沢な感じだが、今はそれどころではない。
計画は余裕タップリなのに同志社大学新心荘付近に到着したのはPM16:20です。
この付近は谷が広く開放的で明るい空間です。夕闇が迫る前にここにテントを二張り設営します。少し大きなテントなので雪固めの準備などで意外と時間がかかりました。
雪山でのテント泊は初めてでしたのでワクワクし楽しいものでした。
夜のテント内の宴会は鍋料理にお酒と定番ですが、何時にも増して楽しく盛り上がります。
夜空には満天の星が輝いていますが、明日の天候は良くないようです。
翌日は予想以上に前線が早めに来て、早朝から霙交じりの雨そして本降りの雨となってしまいました。全ての予定をキャンセルして早々に引き上げることにした。
帰りの道は自分たちの作ったトレースがあったので、1時間40分で駐車場まで戻ることができました。
2日目は鎌倉作りや雪だるま、雪合戦ができなく残念でしたが、童心のような夢を一時でも与えてくれた山行と仲間に感謝したいと思います。
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