怪峰⁉畦ヶ丸

2017年02月06日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.0km
• 登り: 926m
• 下り: 917m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:37
• 合計: 7:00

7:00 神奈川県立西丹沢自然教室
8:30 8:30 本棚
9:30 9:30 善六ノタワ
10:15 10:15 畦ヶ丸
10:23 11:00 畦ヶ丸避難小屋
11:00 11:00 鬼石沢（大滝沢本流）
11:00 11:00 一軒屋避難小屋
11:00 11:00 マスキ嵐沢標識
11:00 11:00 箒杉
11:00 11:00 箒沢公園橋
14:00 神奈川県立西丹沢自然教室

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

西丹沢自然教室まで凍結等一切なし

コース状況／危険箇所等

登山道に積雪なし、新しく整備されたばかりの木橋や鎖、看板が多く、県？の職員さんが新しく設置した設備の写真を撮りに周っていました。

写真

西丹沢自然教室のすぐ裏からスタートです。沢沿いのルートのようなので、ヘッドライトを付けて歩くのはもったいないので、普段より1時間遅くスタートしました。

水が豊富、ザバザバいってます。

バーッて音に癒されます。

まさか畦ヶ丸っ？どなたの作品でしょう・・^^;

まな板のような大きな人口遺物、かなりでかいです。こういう遺物の目的が何だったのか、答えが知りたいですモヤモヤ

木橋や渡渉が14〜15か所（たしか・・）ありました。

土管？なぜ？しかも土管の中を水が通ってません。

土管の上を水が流れてます、川床を守るためでしょうか？モヤモヤ

次の木橋ポイントにも土管オンザ水流が、せめて土管の中をグワーッと流れて欲しい

これも相当でかいです。ここらは石が大きく、石の下を水が流れる音が響きます。少し大げさですが地下鉄のよう

写真が暗いのですが、奥の小滝の左側の岩が今回最大です。おそらく右側の崖から剥がれ落ち、たと思われますが、とにかくでかい（丹沢には沢山あるのでしょうが）

「雪見だいふく」か「ピノ」のように見えますが巨大です、ご確認あれ、ストック立てた絵が欲しかった^ ^

権現山へのVR入口ですね

おやっ？洞穴？鉱山跡か？^o^

「えぐれてる部分」と「せり出してる部分」がよく見ると違う鉱物でした。安山岩？と花崗岩ですね、上から水が滴り落ちてる場所なので柔らかい安山岩の部分が削られているようです。

対岸から見ると洞穴に見えます。

この山中で花崗岩を加工しながら据え付けるのは、ものすごい労力です。

高度感のある木橋ポイントもしっかり整備されております。山歩きは大好きですが、高いところが苦手なので助かります。丹沢をアルプス（歩いたこともないですが）のように楽しんでおります。

5月頃にまた来たいです。

白石峠、加入道かな？

頂上に景観はないですが、ここまでの道中が最高でした、棚は見に行かなかったのですが自分としては見どころは「水と岩」ですね。何回でも来たいです。

自撮りに挑戦、take3でこの程度

小屋の前で先行されていた、お二人の男性にご挨拶、前回の加入道、大室山では誰にも会わなかったので、ホッとします。

避難小屋前で、今日はコンビニ冷凍鍋焼きうどん。大滝峠の上で、お二人の作業員の方とお話ししました。新しく設置した設備の写真を撮って周っているとの事。ここまで、新しい木橋や鎖が多いなと感じてましたが、まさにホヤホヤだったようです。作業中はずっとこの避難小屋で寝泊まりされていたそうです。自分は高いとこが苦手で・・とお礼申し上げると、ニッコリ・・謙遜され、HPに要望あれば書き込んでくださいね・・と優しくおっしゃる。ポールのゴムキャップをグッと押し込み、木橋や階段を労るように下山を開始いたしました。お二人との出会いは、自分にとって心構えの転機になりました。

アナと雪の女王にこんなシーンありましたよね、こういう石がゴロゴロと動き出して・・しゃべり始める・・コロボックルじゃなくて・・出てこない

岩盤が水の流れと砂利や砂によって削られてます。

下山道はコケに目を奪われます。

小さな森です。

瑞々しい

木橋を渡った先に避難小屋がある、このシチュエーションというか絵柄がいいですね。ハイジかペーターでも住んでそうな・・

この奥にもVRが・・ふみ跡は明瞭ですがコワコワ

立派な橋です、奥の石積が美しいです。

上から見た崩壊地、足がすくみ、慎重に下ります。

下から見た崩壊地、踏跡も明瞭で怖さを感じません。下りの怖さを如実に感じました。

1972年1月9日の朝日新聞に「革命左派の丹沢ベース発見される」「丹沢山中に爆弾工場」とあり、山北町の林業Mさんが1971年12月30日夕、西丹沢へ狩猟へ行った帰り、同町中川大滝沢支流マスキ嵐沢のキャンプ場近くに石油缶が放置され、長期間キャンプを張った跡があるのを不審におもい届け出とあります。リアル世代ではないのですが、これも丹沢の歴史ですね。

ハイドロポリスのような滑り落ちるアトラクションのような滝です。

かわいいダム？100年後には謎の遺物になるのでしょうか？

林道を歩くと目線の先に階段らしき土留めが、上がってみると宴会の残骸が・・

昭和45年清涼飲料水製造販売同業者15社が近畿サインボトリング協業組合に名称並びに組織変更して生産を一元化し、昭和47年には缶入りコーヒー「サインコーヒー」を発売とあります、45年前の宴会跡ということでしょうか・・？(°_°)

これまた古いサントリービール純生、ミリンダとか出てきそう・・

これまた林道の脇にある花崗岩に、石を割るための楔の跡を発見。

サイダー？ラムネの泉、ブルーハワイ・・絶対、ちょっと甘いと思います。

次の場所なのに、なぜ色がここまで違うのか？ここはバスクリンだもの、いい湯ですもの。

箒杉。なぜ怪峰と言われたのかは良く分からなかったのですが、西沢ルートは「棚と岩」大滝沢ルートは「水と苔」自分的には不思議がたくさんあって、冒険心を掻き立てられる山でした。必ずまた登ります。今回なんと下棚も本棚も見てないです・・アホですね〜^^;

感想

toramon

自分の感覚的なことですが、西沢ルートも大滝沢ルートも谷の幅というのか、渓谷のV字角というのか、狭くて深くて水量が豊富という感じがしました。
犬越路までのルートや白石の滝までのルート、ゴーラ沢出合からのルートなど、沢沿いのルートは大好きですが、みな違う個性というか、良さがありますねぇ（しみじみ）！
まだ、1回ずつしか歩いてないので次はどこに行こうか迷います。
また、なんとしても「丹沢今昔」等、廃盤の文献を入手して、多少、謎や不思議（特に遺物）の回答に近づければなと思います。
丹沢湖記念館でも山北町の歴史を、じっくりお勉強したいと思います（ダムカード貰うだけで帰ってきたので反省です）
皆さんのレコを拝見させていただき、行きたい場所やルートがどんどん増えてます（興奮ぎみ）。
ここは1回落ち着いて、金時山に登ろうかと思います（山バッチが欲しい）