六甲山系・摩耶山 ハイキングリーダー講習・読図


コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
---|---|
コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 1/25000「神戸首部」 ※受講生以外の方もふるって参加してください ※コンパス(方位磁石)必携 |
写真
感想
ハイキングリーダー講習の読図で、地図とコンパスを使いながら摩耶山まで歩きました。皆なとても熱心に勉強しました。
山を楽しんで自由に歩くためにも読図ができるほうがいいに決まっているけれど、コンパスの使い方は覚えられても地図の読み方はすぐに身につかない。基礎からじっくり教わる機会を逃がしてはならじと参加した。地図をいただきよくよく見ると歩くラインが一部入ってないことに気がついた。
「省いたところは今から歩いて地図に記入してもらいます」
地図の起点、公園手前の橋から地図とコンパスを合わせて出発したが、いつもの道が初めて歩く道みたいに感じられるのは私だけか。
「橋があるけど地図には載ってないですが?」「(講師が)若いときから載ってないね」
「川は右側にあるのに何故地図では左側なの?」「橋と同じく昔からこのままで・・・」
「この地図は山専門ではなく誰でも使える。今歩いてきて判ったように地図には100%信用できない部分もある、ということをまず知ること。しかし、地図は地図、みんなのために地形のために必要なのですよ」
学校林道あたりに四等三角点の表示があり捜したら南側の小高い丘の上にあった。今まで三角点が地図に載っていることも知らずに歩いていたと気がついた。ちょうど12時過ぎだったので昼食にする。昼前から少し風がきつくなりだしてはいたが寒いぐらいになりだしたので、稲妻坂にコンパスを合わせて出発。途中ほぼ平行にある北側の黒岩尾根で一番高い606mの山を視認し、同じぐらいの高度まで上がり再チェックしたがぴったり600mの高度で真横にあった。そして南側はいい具合に海が望める位置でもあったので、クロスペアリングを行う。送電線や鉄塔は位置確認をするとき非常に役に立つ。今日は鉄塔が4基ある451のピークを利用し、2つ目はポーアイの手前の人口島の端に焦点を当てることにした。このあと摩耶山頂に向けて100m登ることになるが尾根筋とはいえ右側は摩耶アルプスや老婆谷に至るきつい傾斜。この辺りでも地図と地形にズレを発見。掬星台に着いたのは15時前、登りや下りも丁寧に地図と照らし合わせ、今の位置は?登りにかかったところは?等々地図と首っ引きの約6時間。習得するのにまだまだ時間が必要ですが早く身につけたいと願いましたし、この講座に参加できて一皮むけた感じがしました。(NO)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する