記録ID: 106631
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ハイキング
伊豆・愛鷹
伊豆溶岩ドームの岩山
2011年04月03日(日) [日帰り]
- GPS
- 02:30
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 114m
- 下り
- 125m
コースタイム
08:45 かじか沢橋⇒ 09:10 岩山南側林道⇒ 10:10 岩山山頂⇒ 10:55 北側林道 大岩橋⇒ 11:15 かじか沢橋
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
自家用車で静岡県伊豆市の国道136号線から県道12号線を伊東方向に進み、冷川ICで通行料210円を払い伊豆スカイラインに入りました。 伊豆スカイラインを天城高原方向に進み「中伊豆グリーンクラブ」の伊豆スカイラインからの出入口を過ぎて、かじか沢橋のすぐ手前に自家用車3台程の駐車スペースが有りましたのでそこに車を置きました。 あらかじめ岩山の位置と岩山までの林道は下見しておいたので、地図を開いて地形を確認する事も無く歩き始めました。 かじか沢橋を渡り終えてかじか沢に下り林道を進みました。やがて林道は二手に分かれていて右手側に進み、岩山の南側に向いました。 比較的岩が小ぶりで登りやすそうな斜面を見つけて、地形図「天城山」を開いて岩山山頂にコンパスを合わせて登り始めました。 岩が折り重なった急斜面を、岩に根を張っている木に捕まりながら登って行きました。 足元を見ると小さいダニがた5〜6匹ズボンにつきました。払っても払ってもいつの間にか、ちがうダニが下からズボンにつき這い上がってきました。 山頂付近は窪みもあり大きな岩が折り重なって苔むしていました。溶岩に挟まれた人間の頭程の石もあり自然が作りだしたそのままを見ることができました。 岩と木の間をくぐり抜けて登っていくと、木にテープなどで印された岩山山頂(標高602m)に着きました。木の枝の間からは矢筈山 遠笠山 万二郎岳が見えました。 岩山山頂からは北側斜面を下がり北側の林道に下がる事にしました。北側斜面の岩にはりついてヒカゲツツジの蕾がありました。蕾は大きくなっていて数日で開花しそうでした。 北方向に富士山が見えるはずですが、曇り空で富士山は見え無く残念でした。北側林道の大岩橋に下がりズボンについたダニを完全に落としてから、林道を伊豆スカイラインに向け戻りかじか沢橋に到着しました。 |
写真
撮影機器:
感想
天城山の地形図を開くと火山噴火で造られたと思われる小さな岩山が目にとまりました。
小川真人氏の著書「火山がつくった天城の風景」の伊豆半島火山活動を表した地図を見て、ますます岩山に登ってみたいと思い実施しました。現地にいっつてみると、山名どうり岩が重なり盛り上がった山でした。
火山噴火で作り出した溶岩ドームの岩にに木が生えていて、遠くからは大きな岩が盛り上がっている状態は想像できませんでした。たくさんの岩はどこから出てきて来たのか不思議でした。また、お椀をふせたように積み重ねた自然が作り出したすごさに感心しました。
普段はコンパスを使わずに道標に頼り登山しています。道標も登山道も無く自由に登るのは不安がありますが、一方では地形図と地形を合わせ現在地などを確かめコンパスを頼り進む楽しさがありました。
今日のお目当てのひとつに淡い黄色の花びらをつける「ヒカゲツツジ」を見る事でした。名前の通り北側の日陰に咲いていると思い期待して北斜面を注意しながら下がりましたが開花にはまだ早く、蕾を付けた「ヒカゲツツジ」は一株だけでした。
短時間での登山でしたがほとんど人が入った跡が無い自然そのままの状態を保っている伊豆の溶岩ドームの岩山を観察できました。
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