八島湿原〜車山XCスキー

2017年02月19日(日) [日帰り]

• GPS: 04:34
• 距離: 11.9km
• 登り: 367m
• 下り: 360m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:41
• 合計: 4:33

9:09 八島湿原バス停・駐車場
9:32 9:33 ヒュッテみさやま
9:51 9:51 沢渡
10:30 10:31 青い屋根の山小屋
10:36 10:37 車山肩駐車場
11:10 11:36 霧ヶ峰
12:30 12:30 沢渡
13:10 13:11 鎌ヶ池キャンプ場跡
13:15 13:15 鎌ヶ池
13:28 13:39 八島湿原
13:41 13:41 八島湿原バス停・駐車場
13:42 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

八島湿原の駐車場は9時頃で5台停まってましたが、駐車スペースには十分余裕がありました。

コース状況／危険箇所等

天気も良く、コース上にはスノーシューの踏み跡があり、また、湿原周辺は木道の杭が見えていて迷うことはありませんでした。
車山肩〜車山山頂への直登ラインにある雪庇は落とされていたので危険は少ないと思われます。
テレマーク用革靴（ビンソン）に3pinウロコ板（カルフ10thマウンテン）では、車山山頂直下の登りのみ、ウロコが効かず板を脱ぎました。表面が硬くパックされた状態で所々踏み抜きながらもツボ足で登ることができました。その他は全てスキー板で快適に進みました。
以上、天気が最高に良い状況ですので、荒天時はあてにしないで下さい。

写真

八島湿原の駐車場。9時でもまだ余裕があります。

天然記念物、霧ヶ峰湿原植物群落、昭和35年6月10日指定とのこと。

高台から湿原に向けて降りて行きます。

湿原の周囲には遊歩道があり、踏み跡がありました。

ヒュッテみさやま。閉まってました。

本御射山神社の祠。

八島湿原から車山方面に向かう。

ヒュッテ・ジャヴェルというところで車道に出ましたが、踏み跡をたどって丘の上に登って行きます。

沢渡スキー場跡に出ました。

リフト乗り場付近にあるユートピア山荘。閉まってます。

なぜか虎が木の枝にぶら下がり、ゆらゆらと揺れてました。美しい雪原の中のシュールな光景。

スキー場跡を登ってきたところ。森の向こうに八島湿原が見えます。

スノーシューのトレース上はウロコ板では滑って登れないので、雪原の丘を緩やかにジグを切りながら登って行きました。

車山肩に到着。スノーシューの団体が大勢いました。この周辺の散策はクロカン板の方が楽ちんと思いますが、結局、誰一人見かけませんでした。

車山山頂に到着。山頂直下ではウロコが効かないため板を担いでツボ足で登りました。

八ヶ岳の向こうには富士山も見えます。

とりあえず板のみ記念撮影。

車山神社

すぐ下にはスキー場のリフト降り場があります。

これから向かう車山湿原方面。北斜面は岩や木が多くスキーは無理そう。

上部はところどころ、表面がクラストしたモナカ雪で何度か転びましたが、木々のあたりからは雪質が良く、ほんの一瞬だけテレマーク滑降を楽しみました。

車山湿原を抜け、ヒュッテ・ジャヴェルのあたりまで戻ってきました。この木々の間はモナカ雪でこけまくりました。

八島湿原に戻ってきました。

八島湿原の周囲には鹿除けの柵がありました。

朝とは反対側の遊歩道を進んで行きます。

少し遅めの昼食。

奥霧キャンプ場。閉まってました。

2か所ほど、雪が溶けて木道が現れているところがありました。

積雪があるときでも湿原に入らないでください。との標識があちこちにあります。

出発地点に帰着。右の山上に、かすかに車山のレーダードームが見えます。

感想

aka1225nao

今さらですが映画「君の名は。」を見て、映画の内容はともかく、無性に八島湿原に行きたくなりました。
学生時代、新田次郎の「霧の子孫たち」を読んで訪れたことがありますが、冬に訪れるのは初めてです。
テレマーク用革靴＆ウロコ板をはいて周辺を散策することとしました。

湿原周囲には木道がありますが、積雪期も湿原には立ち入らないよう注意書きが至る所にあり、やや管理されてる感が否めませんが、観光地開発された中での自然保護の姿がよく現れてる気がします。

この日は絶好の天気となった日曜なので、人も多いかと思いましたが意外に疎らで、静かな自然を味わうことができ大満足でした。