百々ヶ峰（松尾池〜芝生広場〜長良川展望地〜松尾池）

2017年02月27日(月) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

感想

yomhito

今週は展望を楽しみたい気分だったので、
百々ヶ峰の芝生広場と長良川展望地を経由する形で、
未経験のコースを交えて歩くことにした。

松尾池に自転車を停め、9:12に長良川展望地に向かう登山口に入る。
6分ほどで長良川展望地へ向かう分岐に出るが、そちらへ曲がらずに
真っ直ぐ行ったことがなかったので、今回は真っ直ぐ行くことにする。

するといきなり道が分かれているように見えるところに出くわした。
最初、右のほうに行ってみると、瓦礫がたまった水のない川筋のような
ところに出た。ここを登っていくことも可能だが、どうも怪しい。
ここは引き返して左の道も見てみようと左へ行くと、こちらには
確かな道があった。こうして7分ほどでアスファルトの林道に到着。
林道との出合いにはケルンがあった。

ここから林道をてくてく東へ歩いていくと、
9:34に道路が大岩にはさまれたような場所に出た。
その大岩の間から古津林道へ向かう道が下へ伸びている。
ちょうどそこに、芝生広場へ向かう登り道があるので、そこにとりつく。
前回は芝生広場からこの林道へ来たのだが、今回はその反対。

とりついてからほんの数分で、見晴らしのいいテラスにでる。
前回芝生広場からここまで来て急に視界が開けたときは感動したものだった。
ここの岩に座って休憩しながらカニパンを食べる。
御嶽山や乗鞍岳がきれいに見えた。

しばらく登ると、あとは快適な尾根道となる。
どの山でもこういう尾根道が歩いていていちばん気分がいい。
途中、西側の木々の間から、これもきれいな伊吹山や霊仙山が見える。

いくつかピークを越し、10:03に芝生のない芝生広場に到着。
今日は晴天で風もなく、ぽかぽかと暖かく、椅子に座って休んでいると
まどろみたくなるような気持ちよさだ。ここからは木々の間からだが
東側に恵那山が見えた。恵那山は雪が少ないようで黒々としている。

しばらくおにぎりとカニパンで休憩した後、東へ下りる道を選ぶ。
10:28に管理道に出る。そこから少し左に行き、自然歩道に入る。
ここからは、自然歩道だけに快適な道が続き、膝や足首への負担が
少なくてよかった。途中で下の町や林道へ向かう枝道があったが
たいていは看板があるし、今回も地図を持ってきているので問題なし。

ところが、大蔵山トンネルの上あたりの分岐で、
五差路になっているところがあった。今まで歩いてきた道と
坊之洞林道へ行く道、大蔵山トンネルと書かれた道、送電鉄塔へと向かう道、
そしてもう一つ、何の標識もない道がある。だが地図を見ると、
行きたいコースは大蔵山トンネルの上をジグザグに下りていくコースなので
大蔵山トンネルと書かれていた方向へ進むことにする。
（何の標識もない道は、あとで調べたところ、これも下の町への下山口だった）

この道をジグザグに進んでいくと、予定どおり大蔵山トンネルの南側の
隣りを走る道路に出た。このとき11:20。道端に岩がたくさん積んであったので
そこでしばし休憩。そこから小鳥山トンネル方面へ向かい、
間もなくまた自然歩道に入る。

しばらく行くと道標があり、長良川展望地まで30分、松尾池まで70分とある。
このとき時計を見たら11:27だった。ここからはジグザグの道を登っていく。
途中にジグザグの角から一之洞林道に出られるところがあり、そこには
ピンクのリボンがあった（以前は林道からこの地点に入った）。さらに登ると
やがて尾根伝いの道になるが、そのあたりにまた道標があり、今度は
松尾池まで30分とある。ここで11:43。登り始めの道標では70分だったのに、
ここから30分は無理だろうと思いながら進むと、やがて南側に長良川が見え始め、
間もなく11:57に長良川展望地に到着。最初の道標の時間どおりだった。
ここでまたおにぎりとカニパンで休憩。長良川のさざ波がきれいだった。

12:10にここを出発し、松尾池への下山を開始。以前は初めてだったせいか
やけに長く感じたが、今回はあっけなく最初に書いた分岐点に着いてしまった。
やがて最初の登山口に戻ってきた。時間は12:35。松尾池まで70分という道標は
休憩時間も含めれば、こちらもほぼ時間どおり。あの道標を作った人は、
私とほぼ同じペースで歩く人なのだろう。

今日は天気がよく、風もなかったため、当初の目的どおり
展望地でのんびりできてよかった。古津方面へ向かう自然歩道では
途中までは何度か人とすれ違ったが、それ以外はまったく一人で
展望地も独占状態。いい散策ができた。