南鷹狩山


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 380m
- 下り
- 373m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
帽子 ピッケル
|
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感想
南鷹狩山北西面の広大な伐採地に雪がべったりついているのが、大町市内からよく見える。その斜面を登るのが今日の課題。一昨日は長靴・ツボ足・スパッツ無しで雪の少ない南側から登り、靴の中を濡らしてしまうと言う羽目になったが、今回は雪が多いのが分かっているので万全の装備で臨むむ。とは言ってもワカンは持って歩くだけでつけるほどではない。
北西面の伐採地に取りつくには、麓から林道を辿るルートは別として、山の子村まで鷹狩小道を登り、そこから谷を越えて伐採地の最下部に至るか、山の子村から林道までまっすぐに上がり、林道を詰めて大きく迂回しながら、伐採地の中間を横切る林道まで歩くことになる。
山博発11時。いつもとは違う林道をあちこち歩いて、12時丁度に山の子村の先、北西斜面が見える地点に着く。そこから鷹狩側の伐採地の上端を登る。こちら側には雪が全くなくてポカポカである。南鷹狩山の方から見ると、すり鉢の縁を歩く感じで鷹狩林道に至り、12:30にその先の分岐点に着く。
分岐点からの林道は左手が急斜面で随所に小規模のデブリが見られる気持ちの悪い道である。幸い雪が締まってその心配はないが、一刻も早く日当たりのいい場所へと急ぎ、10分で中間の林道に着く。何もない剥き出しの斜面を登る気にはならず、伐採地との境界の少し内寄りの雑木林を登ることにする。
急傾斜である。体力の低下が著しく、果たして登れるのだろうか,と自信はない。逃げ出したい気持ち半分、取り敢えず行って見ようか〜が半分で、決して不退転の決意で登っている訳ではないが、この斜面を登り切ることが当面の試練のような気がしている。ここで止めたらその先はないだろうと言うような‥。
雪はよく締まっていてピッケルが小気味よく効き、時々股下まで埋まることがある。ほぼ膝上くらいのラッセルだが、思いのほか登れている。ここ1ヶ月間のトレーニングの効果が出ていることは明らかだと思われた。その思うことで自らを鼓舞する。
カモシカの足跡が深くて大きく、人が歩いたのかと見まがうほどである。後方に鷹狩山の展望台が見えており、それが自分の高度を教えてくれていた。予想以上に体が動き、心肺機能もかつてなく好調でカモシカの足跡を追って行くうちに心もち傾斜がゆるくなり、前方に空が見え始めて、40分で伐採地の上端に出る。
今回も快晴で最高の景観を欲しいままに堪能した後、南鷹狩山に向かう。一昨日見た足跡を辿って中間地点まで行ったが、下山後の所用が気になって途中で引き返す。
下りは先刻の林道を通りたくないので、林道の分岐点辺りを目指し、なるべく急な斜面を選んで適当に下る。これだけの傾斜なので尻セードで一気に行けると目論んだのだが、雪がしまっていて思うほど滑らず、大股で歩いてズンズン下る。
左下に1時間前の足跡を見ながら林道のほぼ真上の小尾根を下って、20分でカーブミラーのある分岐点着(14時)。そこからは林道−鷹狩小道経由,40分で山博に着き終了。ちょっとだけ自信を得た。
明日から平群島に向かう。
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