古処山-馬見山


- GPS
- 06:58
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,118m
- 下り
- 1,117m
コースタイム
- 山行
- 5:57
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:59
8:19 水舟
8:50 古処山
9:36 屏山
10:22 宇土浦越
11:21 馬見山
14:39 5合目駐車場(古処林道終点)
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
馬見山頂上付近で微かに積雪 |
写真
感想
古処山5合目駐車場(古処林道終点)をスタートし馬見山へ向かって移動開始。
この日の天気は予報では雨の確率0%で気温も暖かめの予報だった。連日暖かめだったので先日福岡にも降り積もった雪はもうないだろうと思っていた。
登り始めて川沿いを登る道が続く。途中土石流に埋もれた看板があり、ここは去年古処山に登った時のままになっていた。
この辺りから荒れた道が続き大きな倒木があるとこに出る。この場所は本来木の下を潜って右上へと登るのが正解の場所であるが、去年昇った時は初めてだったので道を間違えて木を潜らず左上へと進んでしまった。腐葉土の急な登りに行き当たりこの道はおかしいと思って引き返そうにも足場が崩れて進みづらく、上へも下へも行けずしばらく立ち往生したことがある。その時はなんとか下におりることが出来た。
進んでいくと歩き安い道に出た。ここからは先ほどまでの荒れた道と違って道が整備されている。「水船」到着に到着し、ここで手持ちの水で水分補給休憩をとる。ここは昔の山城の水場だったらしく水槽のようになっている。水はたくさん残っていたので特に補給することもなく出発する。
進んでいくと雰囲気が変わり石灰岩が地面の上に突き出した地形が多くなってくる。
途中に歌誌「あけび」主催者の花田比露思さんという方の歌碑の案内板があり、登山道からそれて右上へと昇る。ロープが張ってあるのでそれをつたって25m程登ると
大きな岩に赤い文字で書かれた文章があった。なんと書かれているのか読めないのと、正直なところ歌誌というものに興味がなかったのだが大きな岩に書かれた大きな文章には見応えあった。
登山道に戻り再び登って行くとちょっとした広場に出た。キャンプでもできそうな広さと平さがある。ここには案内板もあった。
そこからちょっと登って古処山頂上へ到着。ここには祠?がありお寺の境内のような雰囲気がある。数か所の岩場には文章の様なものがうっすらと彫ってあるが読み取れない。側にあった温度計を見ると0℃を下回っていた。しかし特に寒いことはなかった。
大きな岩場があるので一番上まで登る。この岩場の上から辺り一面見渡せる景色のいいところだ。去年来た時はここでお弁当を食べゆっくり休憩して下山したのだが、今日は通過するだけだ。写真をいくつか撮ったあと次の目的地の屏山へ向かって出発した。
古処山頂上付近の屏山側は地面の上に突き出した石灰岩の地形が続いており非常に歩きにくかった。まるで川原道を歩いているようだった。どこで間違ったのか突き出した石灰岩の地形を抜けると藪の中に突入してしまった。幾人かは同じくここを通ったような跡はあるが明らかに正しい道ではないと感じた。
スマートフォンのマップを見てみるとやはり本来の道から逸れていたので本来の道へ戻ろうと藪の中を突き進む。ようやくそれらしき道に出ることができた。しかし道はサイドが植物で覆われた細い道であった為に進みづらかった。
少し進むと先程と打って変わって大きな道に出た。整備のされた広い道だ。とても歩きやすく軽快に進めた。多少のアップダウンを越えて屏山まで40分ほどでついた。
付近には雪が少し残っており、この頂上付近は風も強くだいぶ寒さを感じた。その為ここは写真を撮ってすぐに移動することにした。屏山頂上から馬見山方面へ向かい歩いて行くとアップダウンが何度かあり、宇土浦越につく頃には200m以上下降していた。
宇土浦越に案内MAPがあったのでそこで休憩していると、馬見神社方面から女性が1名昇って来たので挨拶を交わした。今日山に登って始めて会った人であった。
休憩を終え馬見山へ登りはじめた。縦走ルートにしてはこれがなかなか登りで300m程登らなければならない。ヘトヘトになりながら登り頂上付近にくると雪が降り始めた。全然積もってはいなかったので降り始めたばかりのようだった。
馬見山頂上の看板のある頂上へ到着。周囲は木々で囲まれており展望はなかったが何枚か写真に収めた。達成感を味わいつつ、パーカーを脱いで、濡れたインナーを着替えてフリースとジャンバーを着こんだ。パーカーを木にぶら下げて少しでも汗で濡れた部分を乾かすことにした。周囲は雪が積もり始めたが、その中で食事の準備をし、うどんをぐつぐつと煮ながらいただいた。
食事を終えると気になっていた展望台の看板が指す方へ行ってみた。するとここにも馬見山頂上の看板があった。こちらは片側の展望が開けており遠くまで見渡せた。どちらが本当の頂上なのか知らないがこちらも写真に収めることにした。
帰り始めて、雪に降り積もられると家まで帰れなくなるかもしれないと雪が気になっていたのでスタートへ急ぐことにした。
途中で雪が止み馬見山頂上から数百メートル進んだところだろうか、雪がすっかりなくなった。降っていないし積もってもいなかった。降っていたのは馬見山頂上付近だけであった。安心してここからペースを落としゆっくり帰ることにした。
途中縦走している男性に1名出会い挨拶を交わした。今日山に登り始めて2人目の出会った人だった。
古処山へ戻って来てツゲの原始林への分かれ道へついた。ツゲの原始林というものがどんなものかと興味があったのでそちらのルートをとることにした。どう珍しいのか知らないし分からなかったが普段山でみる木々とは違うのだけは分かった。ツゲの原始林に入ってからは途中までずっと山側だけツゲの原始林で谷側は杉?らしき木が並んでいたが途中から谷側もツゲの木になっていた。ツゲの原始林を抜けたところに案内板あったので見てみると一部はツゲの人工林らしいことが分かった。
後は古処山も無事に降りて帰宅しました。
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