加波山、丸山、足尾山、「ピストンってしんどい‥」

2017年03月08日(水) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:38
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:38

10:04 スタート地点
17:42 ゴール地点

10:04三号目Pより登山開始~ 10:40六号目 ~10:59七号目~ 11:56八号目~ 11:58九号目~ 12:01加波山神社~ 12:29加波山神社本宮と三角点~12:45昼食13:41~ 14:45足尾山~ 16:04自由の魁モニュメント（休憩）~ 16:58加波山八号目~ 17:42三号目P

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

加波山神社の駐車場、若しくは3号目駐車場

コース状況／危険箇所等

コースは比較的整地されており、歩き易く危険もないが、道標が無いとか、舗装道路と山道を出たり入ったりするところがありわかりづらい

その他周辺情報

筑波山が近い

写真

9:00加波山神社P（麓の方）に到着。

なんとも色鮮やか！

近づくとさらにド派手！賽銭を入れ、鈴を鳴らすと、天狗の目が赤く光る！！

筑波山に近いからガマが置いてあるんですかね‥大ガマの上にチンマリと乗っている小ガマはどういった関係なのでしょうかね？‥蛙の子はオタマジャクシなので、偉大な雌に寄生してるヒモのような雄‥てことになるのかな？大ガマの不満気な表情がそう思わせる‥

宮司さんが「三号目にもPあるよ♪」と教えてくれたので、そこに駐車。朝のおデザ「イチゴ大福」を蝕してから出発です。

三号目から出発！五合目までコンクリの道が続きます。

真壁石の採石場です。まだコンクリの道ですが、かなり急坂！採石場へのダンプの往来もあります。轢かれないように頑張りましょう。

ようやく五合目です。ここからは土の道になります。

わりとすぐに六号目‥

七号目山椒魚谷とかいてあります‥そしてこの先でやっちまいました‥

七号目から進むこと数分‥浮いた石がゴロゴロして、歩が進まない‥人が通った痕跡が無い‥加波山ほどのメジャーな山（茨城では）でもこんな道があるのか？と疑っていた‥戻るならこの時でしたね。

目の前に空滝が出現！鎖等もない‥いよいよおかしい！と感じてるのに思わず登っちゃった☆彡（写真は空滝の上から撮影）地図で見ると、この上に林道があるから、そこで軌道修正すればいいかと、さらに歩を進める。

林道に出れました！コンパスで確認すると、コースから随分南に来てしまったようです。短い距離に長い時間を費やしました‥コースは修正出来ても失った時間は修正出来ない‥いい教訓になりました。

ここから林道に這い上がって来ました。

林道を北方向に進むこと数百米、正規コースの林道出口がありました‥

その対面に頂上への道がありました。ここが8号目。ちゃんとコースで来れば林道を横断する形となります。

右:あまひき（雨引）これは解る。
左:まかへ（真壁）‥こっち!?　真壁だけ「こっち」って何よ！？

九号目。

加波山神社（まだ頂上じゃないところの）

たばこ神社！寒々しく日の当たらない建物の隅の喫煙場で命を削りながら地方税を納め、息を殺して生きている愛煙家の皆さんに朗報です！なんとタバコの神様がいましたー！（でも私IQOSに変えちゃった‥）

いくらたばこ神社でもこれダ~メ！！人間去り際と散り際で価値が決まると教わってこなかったのかしら‥

加波山頂上の加波山神社本宮（この先にももう一つある）です。この他にも色々な加波山神社が存在してるんですが、割愛させて頂きます‥

三角点‥

巨石群‥

旗立石‥19世紀に「加波山事件」というのがあり、それに由来するものだそうです。ザックリですみません‥詳しくはWebで‥

お昼‥いつもながらジャンク飯です。山登りで健康になって、食べ物でそれを害す‥50:50でチャラに‥

再出発。

丸山。風力発電風車があります。近くにいると、ブンブンとかなりの音がします。

丸山あたりから、北筑波稜線林道という道路と山道を出たり入ったりしながら行くのですが、このように崩落箇所が結構あります。猪の掘跡もスゴいので、かなりの生息数であると思われます。ま、まさか‥人間に復讐しようとして猪が崩落させたんじゃ‥（汗

ここから山道に入ります。

一瞬道路に出て、再び山道に‥これだという道標はないので、地図を見るしかないです。

足尾山頂に到着。最後の急登がスゴく効いた‥

筑波山がすぐ近くに。

三角点もあります。

地図では「足尾山」なのですが、祠には「葦穂山」と彫られている。どっちでもいいんですが、いっそ「アシオ山」にすれば喧嘩にならないんじゃないの？

あ~ぁ‥スゴいゴミですね‥缶の銘柄からして昭和からずっと続いているようです。私が小学生の頃、地元の漁労長（海）が、「海だけじゃなく、山や川に捨てた物でも、流れ流れてやがて自分に返ってくるのじゃ~」と言っていたのを急に思い出した‥※「のじゃ~」とは言ってなかったかもしれない‥

ちょっと下ったとこに、新しく立派な「足尾神社」がありました。どっちでも我が人生に支障はないのですが、頂上の祠に書いてあった「葦穂神社」ぢゃないのですか？
‥よけいなお世話ですか‥そーですか‥

足の神様らしく、履き物が納められていました。

今日はここまで！来た道を帰ります。※それがピストンでOKですか？

なぁD‥今から来た道戻るのしんどいのはわかるよ~、でもそんな顔すんなよ~‥

自由の魁モニュメント（丸山と加波山の間）まで来ました時間がないのですが、ここでティータイム、シスコーン（チョコフレークのピザ状の物）を食べます。えっ？なぜって？この後が、ピストンの洗礼をうけるからです。

はい、これです！加波山頂までずーっと階段登りです。行くときは、どーでもいー話をしながら、気にもせず下り続けてしまったのですが、後からになって帰りのことを考えた結果、ジワジワと気持ちが先にしんどくなってしまった次第です。実際もかなりしんどいです‥帰りに通るべきじゃないですね‥

山頂を通り越して、八号目まで来ました。あと1時間もしたら、ここも闇に支配され、魑魅魍魎が蠢く世界に‥怖いのになんかワクワクしてきた！※最近山の怖い本を読んでから山に登るようにしている。

もともと浅黒いDの顔が識別不能になるぐらい暗くなってきました‥だ、誰だおまえはッ！！

ガサガサッバキバキッ！！魔物が我々の前の藪を駆る音が静寂を破ります！メーデーメーデー！戦闘体型をとれッ！！
　幸い交戦には至りませんでした。（相手は未確認）
　戦闘目的で初めてトビッケルの鞘を抜きました‥Dは戦場カメラマンに‥

日が‥沈んだ‥

なんとか闇に捕まらずに三号目Pに戻りました。

着替えて帰る頃には、百万ドルならぬ、百ドルの夜景が‥途中、内原ジャスコで晩飯食べて帰ろう♪

グへへへへ‥♪

青線が今回のコースで、ピストンになります。

この青線が、七号目から間違って入った場所です。気をつけましょう。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ ダウン アウターシェル 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料水２リットル レジャーシート 細引き 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック トビッケル ケトル クッカー チビパン コッヘル 食器 ナイフ エスビット 固形燃料 エスケープキット（ロープ20m 5m×2本 スリングテープ×2本 オープンスリング×2本 エートカン カラビナ×3個 アルミリング）

共同装備

無駄話のネタ。

備考

茨城の山（本）

感想

stroheim

今回の山行は、ひたすら長い距離を歩くだけ‥のはずだったのですが、道間違いのおかげで、なかなか面白い道？を体験できました！
　茨城ではメジャーな山のわりには、道標が少なく、どこに行くかもわからない脇道も存在してるので、これから行こうと思っている方は、よくリサーチして、山行中もよく地図で確認する事を薦めます。