金時山


- GPS
- --:--
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 564m
- 下り
- 599m
コースタイム
天候 | 晴れ(強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
金時山ハイキングパス(愛称 金ちゃんパス)大人1300円が便利です。 復路は、乙女口におりて金時神社前から宮ノ下まではバス。そこからは箱根登山鉄道で、箱根駅伝コースを見つつ箱根湯本駅まで。この区間が上記パスでカバーされます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 足柄峠ハイキングコースの行程でしたが、丸鉢山を越えて山頂までの最後の30分はハシゴ、岩ごろごろが連続する厳しい登りです。上り、下りで道を譲りながら進みましょう。本来は上り優先なのですが、息を整えるのに、かなり下り、特に子連れの方に道を譲りました。逆に上りで先行者に譲られると、『あざーっす』と先に進まなければいけないのだが、これが結構きつい(苦笑)スリップストリーム走法に注意が必要です。 ○ 金時山〜長尾山〜乙女峠は、当初はやはり急なくだり。慎重にロープや両手を使いたいところ。しばらくゆくと道幅の広いところも多く、トレイルランの方も見かけました。小石も少なく、良い道です。 ○ 乙女峠からの下りは、再び岩ごろごろのくだり。坂道はそう急でもないですが、体力も落ちてくるので、滑ってこけたりしないよう慎重に歩を進めたいところです。 ○ 子連れの方が多かった。ちびっこは元気だな。 ○ この日の山頂は厳しい強風。ふきさらしなので、屋外にとどまるのは厳しい。 山小屋は2軒ですが昼時なので、満杯。有名な金時茶屋の方で食事いただきましたが、もう少し、登山者で協力すれば、もっと多くの人が楽しめるのでは。忙しい山小屋の人には仕切りは無理だからね。それにしても『風よけだけの人は出ていけ』ってていう金時娘の発言にはびっくりしたけどね。そもそも、そんな人もいなくてオーダーシステムが初めての人には分かりにくかっただけと感じますが。。 ○ まあ、マナー悪くて、何かオーダーすれば、基本持ち込みも許容している小屋に対して、持ち込んだ食事のゴミをトレイに乗せて帰っていくバカが多いと山小屋の人もついつい手荒な言葉が飛び出すのかな。このあたりは、皆さん、最低限のマナーとルールを守りましょう。 ○ 乙女茶屋は廃業されています。 ○ トイレは山頂にチップ制の綺麗なのがございます。後は、地蔵堂、足柄万葉公園、金時神社にも。 ○ ゴールデンウィーク中は渋滞がひどいようなので、バスでの移動は時間に余裕をもっておでかけください。我々は10分遅れ程度ですみました。 |
写真
感想
数年前から個人的には強く憧れていた金時山。リーダーにおねだりして遂に初登頂です。今でも某大手シューズ販売の5月広告は、だいたいこの山が選ばれますね。
金太郎伝説。また、天下の秀峰富士山が眺望で有名な他、箱根に近いその立地からも、下山後も楽しめそうです。
早朝6時40分には新宿集合して、小田急で新松田には8時過ぎに到着。
前回は、不参加の為、このメンバーとは地震以来の登山。
朝の小田急から、地震、原発、政局。それぞれの価値観を聞き、同調したり、意見をぶつけあったり。話は尽きない。天災というのは人を時に多弁にします。
新松田では、Kyauさんが昼食調達失敗のアクシデントはあったものの、なんとか8時過ぎの地蔵堂行きのバスに乗車。朝の通勤電車並みの混雑も、途中、下車されていく方も多く、どうにか着席。9時過ぎに地蔵堂。それほど待つこともなく、バスを乗り継いで、足柄萬葉公園へ。風がやや強いも、天候にめぐまれ5月らしいさわやかな陽気の中のスタートです。(この風が、くせものだったわけですが・・)
しかし、写真にも残したように、ここは歴史上の伝説、史跡が多数存在。なんだか本格的に歩きだすまで40分ほど、うろうろしてしまいました。決して、油をうっていたわけではないのですが・・買い食いするにも、茶屋は開いてませんから。
てなわけで、10時頃から、本格的にスタート。足柄峠までは、車も進入可能な整備された幅広の道、30分程で本格的な登山道へ。道は、非常に整備されており、なだらか。いつもに比べれば、あまりぜーぜーということもなく進みます。
こりゃ楽勝という予感を裏切るのが、足柄峠、丸鉢山を過ぎてからの最後の20分。急坂、ハシゴの連続です。
下りの人に、先をゆずりつつ、息を整えながら進みます。まだまだ若輩(?)の我ら、お年寄やファミリーの方を中心に、同じ上りの人に、道を譲られるのは、ちと参りました。(しまった追いかけ過ぎたか・・)
しかし、そんな様子は微塵にもみせず、『ありがとうございます!』と歩を進めます。結構きついです、この最終部分。夢中で歩を進めると、いきなり上りが途切れ、山小屋(茶店)が、視界に。本格スタートから1時間30分で頂上到達です。
しかし、ここは頂上(当り前)小屋以外には風をさえぎるものなし。上り途中からリーダーの指示でウインドブレーカーを早めに投入していましたが、山頂の風は、途中の比ではありません。さっぶー、てなわけで、写真撮影もそこそこに、山小屋へ。ちなみに、この段階では、芦ノ湖もよく見え、ややかすみがち(黄砂?)且つ雲がかかるも富士山もばっちりでした。上ってよかった。
あこがれの金時茶屋でしたが・・そこはお昼時でもあり、大混乱。仕組みを理解するのに少し時間がかかりました。関東人お得意の、秩序ある行列が形成されてませんでしたね。とにかく、オーダー通して、名前を伝え、チャンスがあれば席を確保。そう、スキー場や高速のSAのフードパークと同じ。席をゲットして、記帳等をしながら、殆ど待たずになめこ汁の登場。うーん、ふつにうまい。持参したおにぎりと一緒にいただきました。ちなみに、昼食を持ち込みできなかったKyauさんは、カレーうどんを注文。出てきてときは?な感じでしたが、こちらも悪くなかったそうです。何より、それぞれ、400円、600円は、山頂にしてはコスパが素晴らしい。ちなみに、混雑していることもあるのかもしれませんが、何か一品をお願いすれば、おにぎり程度の持ち込みは許容していただいているようです。しかし、ゴミは皆さん持ち帰りましょう。トレイに普通に持参した食べ物のゴミを残す人。これに、山小屋の人が怒るのは当り前です。肝心の金時娘ですが、、あえてここではノーコメントとさせていただきます。あっ、全般によい茶屋だと思います。
さて、昼食をすませ、お約束の看板前で撮影を頼まれたり、頼んだり。強風の為、早々に先へ進みます。長尾山、乙女峠経由での下山ですが、ここも最初の20分は、やはり急です。うまく、両手両足、ロープなどを使いながら進みましょう。ポールは役に立たないので、しまうことを勧めます。満腹感で、体の重さを感じつつ進み、30分弱で長尾山。ここに到着する頃には、ほぼ平な感じの道。乙女峠までそんな感じです。トレイルランの方々も足取りも軽快です。乙女茶屋は廃業されているようでした。また、本来は富士山がよく見えるのでしょうが、この頃にはすっかり雲と黄砂。眺望的には残念な状態でした。
山頂から1時間20分程で乙女口へ。バスのタイミングがあわず、車道徒歩15分で公時神社に。お参りを無事すませました。ここでは、毎年5月5日の子供の日に金太郎祭が行われるそうな。しかし、今年は大震災による自粛の張り紙が。こんなところにも地震の影が。東京都の行政トップには責任もった発言をしていただきたいですね。自粛はきっと美徳ではありません。ボランティアもすばらしいし、節電でも、寄付でも出来ることをやり、普段と変わらない暮らしをするのも大事なことですよね、きっと。
また、境内では、ご老人3人が、飲み食いしながら楽しげにピにニックモード。Kyauさん、ここでぽつり。『これは20年ぐらいあとの、われわれの姿ですかね』そうです、年を重ねつつ楽しく登山していきましょう。あの先輩の方々に並ぶまでに、まだまだ、他の山が我々を待っていますよ!これからもよろしく。
【今回の温泉】
かっぱ天国@箱根湯本
昭和の雰囲気ただよう野天風呂。源泉かけながし。野性味あふれます。ちなみに野天風呂と露天風呂の明確な違いはないようです。いろいろ調べましたが。
インターネット割引あります。割引額は長い協議の結果1割引き670円(定価750円)この界隈の日帰り入浴では、リーズナブルです。足湯は350円で、利用している人多かった。
もっとも、ここまでくると登山の人より普通に観光の人多いです。
【今回の一品】
その一 金時山ハイキングパス 1300円
新松田→足柄萬葉公園、金時神社入口→宮ノ下(宮ノ下からは渋滞の為、箱根登山鉄道を勧められる)箱根登山鉄道も乗れちゃいます。電車派は買うべし!
発券方式が、ちょっと旧式ですが・・
その二 箱根カフェ
箱根湯本の駅ナカカフェ。小田急グループのホテルプロデュースのようです。
唐揚げやコロッケもあります。勿論、パンも普通においしい。山桃チーズパンうまかった。生ビール540円!
【今回の特急】
小田急ロマンスカー 7000形LSE
鉄道友の会第24回ブルーリボン賞受賞
【今回の反省】
風のせいではあるのですが、、購入したストーブEPIGas使えず(T_T)
みんなに『コーヒーふるまうからカップもってきてね』と強気のメール。
前日にはドリップ式のコーヒーをカルディで購入も、当日朝、試飲してみたら、あまりにも使いにくい。こりゃまずいと早朝の池袋、ファミマ、マツキヨ、ドンキをはしごして、やっと、簡単インスタントキャラメルマキアート用意したのに。。そのまま、持ち帰りやがな。。
ちなみに、このストーブ(バーナー)大地震の1週間後に購入。何故か、震災で品薄な時期。狙っていたプリムス(黄色のにくいやつ)は売り切れの中、緑のEPI購入。店員から、『けっ、これで避難でもするつもりか』って目で見られたが、わしは、前から購入予定でたまたま、そのタイミングになっただけじゃちゅーの(怒)
それにしても、プリムス買いあさった東京の人、その後1回でも使っているのだろうか。。
リーダーは箱根方面は鬼門だったような。。
また行く事があれば誘って下さい。
箱根はいいね
箱根は鬼門でしたが、昨年身内に不幸があったので、今年から解禁しました。
でもGWだったかもしれませんが、人が多いですね。特に金時山頂上や箱根湯本の駅の人には驚きです。
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