北アルプス猿倉周辺 (2日目記録)

2011年04月29日(金) 〜 2011年04月30日(土)

• GPS: 07:30
• 距離: 5.2km
• 登り: 408m
• 下り: 675m

コースタイム

　 1日目　 猿倉〜猿倉台地〜1501m付近にてBC設営(泊)
　　　　　　http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-108101.html
○ 2日目　 BC〜小日向山〜(滑降)BC撤収〜猿倉

天候

4/30　晴れのち雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

4/30(土)
　　　　　　　　　03:00　　起床
　　　　　　　　　　　　　　　・朝焼けが綺麗
　　　　　　　　　05:30　　猿倉台地(1500m) BC出発　　　
　　　　　　　　　　　　　　　・靴履き損ねたりして、準備に手間取る
　　　　　　　　　　　　　　　・計画通り樺平〜長走沢〜(滑降)目指して出発する
　　　　　　　　　　　　　　　・氷化した急斜面をクトー付けてシール登高(怖!)
　　　　　　　　　　　　　　　〜小日向コルへ〜
　　　　　　　　　07:30　　小日向コル(1824m)　
　　　　　　　　　　　　　　　・天気不順、デブリも多く見受けられ、すべての予定を変更する
　　　　　　　　　07:30　　小日向山(1907m)
　　　　　　　　　　　　　　　・曇天の中登頂、そのうち雨が降り出す
　　　　　　　　　　　　　　　〜小日向コル〜猿倉台地 へ滑降
　　　　　　　　　　　　　　　・ピーク直下はいい雪だったが、コルより下部は重い雪
　　　　　　　　　　　　　　　・スキーが雪にとられてこけまくる
　　　　　　　　　10:00　　BC着
　　　　　　　　　　　　　　　・今日も大雪渓方面にヘリが飛び交う
　　　　　　　　　　　　　　　・休憩の間今後の予定を協議、結論は今日撤収とする
　　　　　　　　　　　　　　　〜撤収
　　　　　　　　　12:50　　BC出発(滑降)
　　　　　　　　　　　　　　　・雷雨の中、重荷背負って滑降する　　　　　　　
　　　　　　　　　13:30　　登山口(1230m)　下山　
　　　　　　　　　14:20　　駐車場→白馬村で入浴→長野道〜中央道〜名神〜→自宅着(22:00)　
　　　　　　　　　　　　　　　・渋滞もなく、ぼちぼち帰る
　　　　　　　　　　　　　　　・天候/雪の状態を考えると早期撤退は正解

写真

5/2 15:59

朝日に照らされる白馬の山塊

5/2 16:03

小日向のコルより見た白馬鑓の勇姿

5/2 16:04

小日向のコルに集うクライマー達

5/2 16:05

杓子岳双子尾根

撮影機器：

αSweet DIGITAL コニカ ミノルタ

感想

Bigover

今年の北アルプスは残雪多く、また4月に降雪も多かったようだ。
谷筋には、いたるところにデブリが見受けられ、気持が萎える。
また、白馬の大雪渓で4/29の4時頃大きな雪崩が発生したようで、その音がBCでも聞こえた。
翌日、他パーティから、この雪崩で死傷者が出たという情報も入手した。
天候も連休前の予報が外れ、30日は雷雨となり、また明日の回復も見込めない。
雪の状態も新雪ベチャベチャ重雪で、スキー滑降に適さない状態だった。
そうした状況の中で、ここにとどまる理由もなく、すべての予定を変更し、2日間で今回の山行を終える事とした。