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記録ID: 1081570
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

甘くはなかった御嶽継子岳敗退

2017年03月11日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
10.4km
登り
861m
下り
843m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:10
休憩
0:00
合計
7:10
7:17
430
スタート地点
14:27
ゴール地点
天候 晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
チャオ御岳スキー場の駐車場に駐車
そこから県道435号線をしばらく歩き適当な尾根から取り付く
県道435号線は夜間閉鎖されます
日中も監視員が常駐し、滑り止め等のタイヤを装着していることを確認してロープを外して通行させてますのでご注意を
コース状況/
危険箇所等
取り付きから森林限界までの尾根は比較的急斜もなく登りやすい。
木々の広いところをひたすら進めば森林限界に出ます。
森林限界以上はカリカリアイスで非常に危険。
朝日を浴びる乗鞍さん
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朝日を浴びる乗鞍さん
綺麗ですね
直前までこの乗鞍かここ御嶽かで迷った
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綺麗ですね
直前までこの乗鞍かここ御嶽かで迷った
ここから取り付く
1
ここから取り付く
ふかふかの新雪
かもしかラッセル
かもしかラッセル
誰も踏みいれてないので楽しい
最初からずっと脛ラッセル
でも軽いので比較的楽です
誰も踏みいれてないので楽しい
最初からずっと脛ラッセル
でも軽いので比較的楽です
霧氷も綺麗です
朝の気温はマイナス16度ほどでした
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霧氷も綺麗です
朝の気温はマイナス16度ほどでした
森林限界になってきた
3
森林限界になってきた
いい天気だ
ここのシュートを後でいただこう
ここのシュートを後でいただこう
クトー装着
でもすぐにアイゼンにチェンジ
シートラで
1
でもすぐにアイゼンにチェンジ
シートラで
スキー場は彼方下
スキー場は彼方下
厳しくなってきた
厳しくなってきた
えびの尻尾さん
アイゼンの爪も刺さらなくなってきた
アイゼンの爪も刺さらなくなってきた
この辺りで進退極まる
久しぶりに恐怖感を味わった
2
この辺りで進退極まる
久しぶりに恐怖感を味わった
ダブルピックストックとで四つん這いで引き返す
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ダブルピックストックとで四つん這いで引き返す
一旦滑ると即滑落
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一旦滑ると即滑落
朝は雲が掛かってなかった乗鞍さん
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朝は雲が掛かってなかった乗鞍さん
このシュートは吹き溜まり?でふかふかのやや重パウダー
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このシュートは吹き溜まり?でふかふかのやや重パウダー
行っちゃいましょう
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行っちゃいましょう
いやーいいね!
最高っす
何度も振り返り自己満足
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何度も振り返り自己満足
ここはスキーヤーズライトで
ここはスキーヤーズライトで
まだまだ続くよ
やめられない止まらない
飛行機雲がいいタイミングで映ってた
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やめられない止まらない
飛行機雲がいいタイミングで映ってた
たまりません
どこまでもノートラックバーンが続く
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どこまでもノートラックバーンが続く
狭くなってきても大丈夫
この辺りでもやや重パウダー満載です
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狭くなってきても大丈夫
この辺りでもやや重パウダー満載です
段々と滑らなくなり、下りラッセルになってきたので登りトレースに復帰する
段々と滑らなくなり、下りラッセルになってきたので登りトレースに復帰する
何頭ものかもしかとすれ違ったがカモシカラッセルが至る所にある(笑)
よく板なしで歩けるね
何頭ものかもしかとすれ違ったがカモシカラッセルが至る所にある(笑)
よく板なしで歩けるね
県道に到達
取り付いたところよりスキー場に近いところへやってきたので県道へ下りるのに雪壁から落下して下山(笑)
取り付いたところよりスキー場に近いところへやってきたので県道へ下りるのに雪壁から落下して下山(笑)
天気がいいので昼間の雪解けと朝の気温低下でアイスバーンになるのでしょう
天気がいいので昼間の雪解けと朝の気温低下でアイスバーンになるのでしょう
また来ます

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット ガムテープ 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

またまた土曜日に好天とのことで、春山を求めてどこにしようと詮索。
乗鞍の南斜面か、一度行ってみたかった御嶽山の北斜面を狙って出発。
結局御嶽山の継子岳北斜面を登ることにした。
取り付くところは故S先生の記録を元に県道から沢伝いではなく、適当な尾根筋を登ることにした。
名前が良く分からないが、あさぎり橋の手前でしょうか。
比較的なだらかな尾根ですが、木の密が濃いので、歩きやすいところを繋げていく。
うっそうとしたところもあるので、そういったところは巻いて行く。
こんなところを歩く変態はいないので、トレースがあるはずもありません。
最初から森林限界まで脛ラッセルが続きますが、それほど苦にはなりません。
どちらかというと楽しいです。(Mか!)
スキー場という文明とは一切関係なしに自分の力だけで登っていく。
ところどころこんなところにあるはずもないトレースをよく見るとかもしかですね。
あちこちにある。凄いな〜。
スキー場トップの標高より高くなるとようやく森林限界になり、継子岳直下の斜面がバーンと広がる。
クトーで行けるところまでと進むが、かなり傾斜が強くなり、この先でアイゼンに変える場所も見当たらないので、すぐにアイゼンに変更。
わくわくして登るが、徐々にアイスバーンと化してきて爪が少ししか刺さらなくなってきた。
場所が場所だけに吹き溜まりも殆どない。
何とか進むが、アイスと岩のミックスにもなってきて進退極まった。
一旦滑るとどうにも止まらない状況だ。
そこでお陀仏なのが見て取れたので、潔くあきらめというか久し振りに恐怖感を味わった。
誰かロープ出してください状態です。(苦笑)
慎重に引き返し、アイゼンで登ってきた時に見た右側のシュートに入り込む。
デブリもなく、(リセットされてる?)吹きだまった感じで悪くない。
足を踏み入れると腰まで入ってしまう。
滑走の準備を済ませ、一歩踏み入れると滑らかでクリーミーなやや重パウダーです。
行けるところまで行っちゃいましょうと滑って行くが、最高です。
ノートラックの延々と続くシュートを滑って行くが、そこそこ滑ったところで段々と重くなってきて傾斜はあるが、やや重パウダーなので、下りラッセルとなってきた。
これはいかんと登りトレースのジェットコースター狙いに変更。
県道まであっという間に下りてきました。
春が近くなってきたとはいえ、まだこの斜面はちょっと早すぎましたかね。
4月になってからもう一度チャレンジしよう。

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コメント

お疲れさま
継子岳お疲れさまです。北面で一直線のシュートだけにクラストは怖いですね。私が行ったGWでも上部はカリカリでした。昼まで待ってようやくGOでした。
そろそろ北ア中級山岳がシーズンですね。
2017/3/14 14:49
Re: お疲れさま
ありがとうございます。
先生も横山岳という渋い山行お疲れ様です。
私も金糞岳や、白倉岳などこの周辺の山にも以前から行ってみたいと思っていました。
なかなかタイミングが合わないようですが、また是非今度。
2017/3/14 17:48
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