飯縄山 〜北信五岳の最南端より〜
- GPS
- 05:57
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 837m
- 下り
- 834m
コースタイム
天候 | 快晴 気温: 山頂 0℃ 登山口(下山時) 8℃ 風速:6m/sec |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料 50台 トイレあり ◆アクセス 長野ICから北に40分。雑に説明すると以下のような感じ。 長野IC→長野県庁→善光寺→戸隠バードライン→長野カントリークラブの北側 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆駐車場〜登山口 車道には出ないで雪の樹林帯を突っ切る。別荘地の道路から登山口までアスファルトの上を歩く。 ◆登山口〜駒つなぎの場 傾斜の緩い登りが続く。 早朝の雪面は固く締まっていてクランポンが有効。 ◆駒つなぎの場〜飯縄山南峰 いきなり急登となる。夏道は立入禁止で天狗の硯石まで直登する。 ロープが設置されているので不安を感じたら頼るべし。 ◆飯縄山 たっぷりの雪に覆われている。トレースをたどれば踏み抜くことはないが、少し外しただけで膝まで埋まる。 2000mに満たない山頂とは思えないほど贅沢な展望が待っていた。 |
その他周辺情報 | ◆コンビニ 長野ICから長野県庁あたりまで点在するが、戸隠バードラインには皆無。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
靴
予備靴ひも
ザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
水筒(保温性)
ライター
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
行動食
ポール
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共同装備 |
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
地図(地形図)
コンパス
計画書
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
ツェルト
カメラ
|
感想
北信五岳とは斑尾、妙高、黒姫、戸隠、そして飯縄を指す。飯縄山はその最南端に座していて、上信越自動車道の更埴ジャンクションから長野方面に向かうと最も目立つ大きな山だ。1917mと決して高くない山頂はどうなっているのだろうか。果たして何が見えるのか。
そこは山好きにとって楽園だった。北には妙高山や火打山。東には苗場山、四阿山、浅間山。南には八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス。西には北アルプス。
その中でも主役はやはり北アルプス後立山連峰だ。北は日本海の親不知、南は諸説あるらしいが針ノ木峠までと言われる山脈だが、針ノ木峠までだと言われると納得できないことがある。裏銀座が烏帽子岳を北端とするなら、蓮華岳、船窪岳、不動岳あたりはどこに属するのか。人間の勝手な区分けで仲間はずれにするのは良くないと思うのだが。
おっと、話が逸れてしまった。飯縄山からの展望の話に戻そう。
決して近くはない五竜岳の武田菱が見えたことには驚いた。鹿島槍ヶ岳は双耳峰だが、飯縄山からは南峰が北峰と重なって見えない。
肉眼では見えなかったことも、写真から判別できることがある。後立山連峰の背後にある立山連峰だ。剱岳が五竜岳の左側に重なって見えている。また、立山(大汝山)が鹿島槍ヶ岳の左側に重なって見える。裏銀座付近を拡大してみると、野口五郎岳の奥に鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳が見えているようだ。
いずれも厳冬期に安易に足を踏み入れる山ではない。厳冬期の後立山連峰で私が登れる唐松岳からであれば剱岳や立山は見えるのだが、長野市北部の2000mに満たない飯縄山から見られるとは思わなかった。槍や穂高も見えて、視界良好の天気と飯縄山に感謝。
北アルプスばかりでなく、頚城山塊や上信越国境の山々も素晴らしい。ゲリラ雷雨で怖い思いをした妙高山と火打山。ハードな山行となった高妻山。金色の平原を歩いた苗場山。最近お気に入りの四阿山(真田丸は見ていない)。噴煙が遠くからでも確認できる噴火警戒レベル2の浅間山。いずれも思いで深い山ばかりだ。
南に見える八ヶ岳。最近は混雑を避けて足が遠のいているが、登山を始めて3年頃は憧れの山域だった。そのほとんどの登山道を歩いたが、権現岳から赤岳までのキレットは未踏だ。今年のうちに歩くかもしれない。
北岳や甲斐駒ヶ岳は去年夏に長期縦走する予定だったが、仕事や台風により断念した。これから先、全山縦走する機会はなかなかないと思う。
これまで登山を始めて8年。飯縄山から見えるのは、登ってきた山だらけだった。悔しい思いをした山もあるが、それを含めていい思い出だ。来週末、我々はどこに登っているのだろうか。それは来週末にならないと分からない。
コメント
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こんばんは〜
北信五岳の頭文字を取って
”まみくとい”って言うらしいですね〜
夏になったら登ってみたい山々ですが
冬も良いみたいですね
それにしても長野には良い山がたくさんありますね〜
ん?妙高山は新潟県かな?
山にとっては何県なんて関係ないか
頭上の丸いのはヤドリギでしょうか?
面白いですよね〜
では、また。
NJ-TAKAさん、こんばんは。
『まみくとい』は地元でそう言われることがあるらしいですね。妙高山は信州ではなく越後にありますが、あの立派な山を隣の県に取られたくない気持ちが表れているのかも。
コメントありがとうございました。
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