高台寺山国有林で探し物 八坂神社から清水寺へ

2017年03月18日(土) [日帰り]

• GPS: 01:36
• 距離: 4.9km
• 登り: 214m
• 下り: 222m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:33
• 休憩: 0:04
• 合計: 1:37

14:40 スタート地点
15:10 東山山頂公園（将軍塚）展望台
15:52 15:56 清水寺
16:17 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

今日は、四条で用事があったので、電車祇園四条駅に行き、用事の後、八坂さんへ。

コース状況／危険箇所等

危険な箇所はありません。

写真

今日は、八坂さんスタートです。

円山公園の中を歩きます。

龍馬と慎太郎にご挨拶します。

毎度、長楽寺前を左折します。

休憩所を通って。

将軍塚道を入ります。

この道は、よく知った道なので、スイスイ進みます。

あっと言う間に、京都一周トレイルの標識です。

今日は、高台寺山国有林を散策して、ずっと気になっていたものを探します。

東山山頂公園の展望台は、今日は誰もいません。

公園も人はまばらです。
駐車場は車で溢れていましたが。

標識21番です。今日は、逆行です。

逆行すると、景色が違って見えますね。

はい。探し物！ではなくて、京都一周トレイルを歩く方は見たことのある井上世外の詩碑。
なんでこれがここにあるか、おやぢは、不思議で不思議で、夜もぐっすりと寝て、理由を知りたいと考えていました。

世外井上公の句也と書かれていますね。
ググってみて、なぜ碑があるか書かれているブログを見つけました。
聞多と言えば俊輔ですから、俊輔を探さねば。

標識20番です。

はい。標識19番です。
「木戸孝允の碑」と書かれていますが、これは間違いですね。
京都市、ええ仕事しなあかんで。

通り抜けはできませんと書いてあります。
こちらに進みます。通り抜けはしません。

整備された道を進みます。

ありました。今日の探し物。
場所と行き方は事前に調べていたので、あっさりと見つかりました。

詩は、達筆過ぎて読めません。

裏は、春畝伊藤公遺詩碑　と書かれていますね。
この碑が建てられた明治42年に、伊藤公はハルビンで暗殺されています。

碑の近くに、通行止のパイロンがおいてあります。
この向こうは、かなりしっかりした道がありますが、
通り抜けはできませんので、戻ります。

戻る途中の石碑を見たら、さらに謎がとけました。
写真ではわかりにくいですが、左　伊藤公碑　木戸公墓所　高台寺　と書かれています。
右は将軍塚　大日堂　ですね。
解けた謎ってなんやねん？

さらに戻って、今日は、清水寺に下ります。

はい。清水寺のゲートです。

地主神社の横に出てきます。

清水寺の舞台は修復しているのですね。
山では、ほとんど人に会いませんでしたが、下界は、人だらけ。
それもインターナショナル。
でも、着物姿の女の子が多くて、目の保養もできました。

感想

sanpoyaji

以前からとても気になっていた、京都一周トレイルの東山山頂公園の手前に、なぜ井上世外の碑があるのか、ググって調べたら、伊藤春畝の碑が、ペアであるとのこと。
場所を特定して、行き方を調べておいて、今日は、四条に用事があったので、用事の後に、伊藤春畝の碑を見に行きました。

今日も、八坂さんから円山公園を通って、長楽寺前左折のいつもの道から東山山頂公園に行って、京都一周トレイルを逆行です。
標識19番に書かれている通り、木戸孝允の碑の方へ行けば良いのですが、あるのは、伊藤博文の詩碑です。

以前、幕末に、イギリスに密航留学した、長州藩の5人から伊藤博文と井上馨には興味を持って幕末から明治の歴史を色々と勉強していたので、実際に見てみたくなりました。
その他、なぜ通行止めかの理由も、なんとなくですが、わかったような気がします。

伊藤の詩碑を見た後は、今日は円山公園に戻るつもりだったのを変更して、清水寺へ下ることにしました。
よく知った京都一周トレイルですが、逆行きすると景色も違ったように見えてとても新鮮でした。