JR飯田線 山吹(やまぶき)駅 から 松川町台城公園 お花見ハイク

2011年05月04日(水) [日帰り]

• GPS: 01:32
• 距離: 3.9km
• 登り: 83m
• 下り: 76m

コースタイム

山吹駅(8:30)　〜　ケヤキの大木(8:52)　〜　台城公園入口(9:02)　〜　台城公園散策(9:04/9:35)　〜　遮断機の無い踏切(9:52)　〜　旧街道の古民家(9:58)　〜　山吹駅(10:01)

天候

快晴　黄砂有り(視程10km以上)　

アクセス

利用交通機関：

電車

JR東海 飯田線　山吹(やまぶき)駅

コース状況／危険箇所等

・JR飯田線は上下線共に1時間に1本程度の運行。
・JR山吹駅は無人駅。売店、トイレが無いので注意。
・台城公園の駐車場は50台位可能。
・台城公園にはトイレ、水場、四阿が有り。

写真

5/4 8:21

8:21上り天竜峡行き電車。
JR飯田線「山吹(やまぶき)駅」
この季節ヤマブキの花が咲いています。
場所は、長野県下伊那郡高森町山吹。

5/4 8:22

この駅の「ヤマブキ」は八重咲き「ヤマブキ」です。
「七重八重　花は咲けども　山吹の　実の一つだに　なきぞ悲しき」太田道灌に出てくる歌です。

5/4 8:23

飯田線の多くの駅は、国鉄が民営化され後無人駅となりました。

5/4 8:24

電車の運行は、上下線共に1時間に1本程度です。

5/4 8:35

8:35　台城公園には田ノ口踏切を渡ります。
遠くに見える山は風越山。

5/4 8:49

8:49　路傍の「ムラサキツユクサ」

5/4 8:49

「ムラサキツユクサ」の隣に生えていた白いツユクサ。
初めて見ました。

5/4 8:52

台城公園の近道へは、神社を過ぎ進行方向左側にケヤキの大木が見えてきます。

5/4 8:53

8:53　「ケヤキの大木」
　樹齢　　約130年
　幹回り　2.7m
　高さ　　約26m
　高森町を代表する典型的な大ケヤキだそうです。

5/4 8:59

8:59　台城公園入り口で白い「ヤマブキ」を発見。
うわさでは聞いていましたが実際見て感動。黒いのが実だと思われます。　

5/4 9:02

9:02　つつじが有名な台城公園入口に到着。
場所は長野県下伊那郡松川町元大島古町南部。
50台位駐車可能です。
ここまで、トイレが無いので注意。　

5/4 9:04

9:04　「大島城」跡である公園です。
新緑がすがすかしい。　

5/4 9:05

台城公園案内板。

5/4 9:12

武田信玄の弟「信廉」が守っていましたが天正10年(1582年)織田信長軍により落城し建物は焼失しました。今でも陶磁器や古銭、「焼米」が発見されます。

5/4 9:11

本丸の藤棚。
まだ、少し早いようです。
満開は5日〜15日前後のもようです。

5/4 9:11

同じく、本丸にある白い藤。

5/4 9:16

9:16　「古井戸」へ移動中。
木々の間から天竜川が望めます。

5/4 9:13

木々の中に普通の「ヤマブキ」が多数咲いています。 5 弁花で実がなるそうです

5/4 9:19

ムラサキケマン(紫華鬘)ケシ科

5/4 9:20

9:20　「古井戸」の説明。

5/4 9:21

「金鶏伝説を伝える古井戸」とお姫様を供養する観音像。

5/4 9:18

落城のおり、お姫様が黄金の鶏を抱いてこの井戸に身を躍らせたという悲しい伝説があります。

5/4 9:22

散策道には当時の面影があります。

5/4 9:24

美しい声で鳴いていた鳥。

5/4 9:25

本丸から見たメインの「つつじ」。
今年はまだ早く、見頃は5日〜15日先かと思われます。日陰の「つつじ」はまだつぼみの状態でした。

5/4 9:27

日の当たる場所の「つつじ」もまだ八部咲き程度です。

5/4 9:28

白つつじ

5/4 9:29

紫色に近いつつじ

5/4 9:29

赤つつじ

5/4 12:07

9:35　台城公園入口付近。薄日の当たる場所に生えている植物。
秋に南天の実のような真っ赤な実をつけると「マムシ草」それも楽しみの一つです。

5/4 9:43

9:43　帰路の途中「菜の花(アブラナ)」が満開。

5/4 9:45

9:45　中央アルプス　烏帽子岳、南駒ヶ岳方面が見えます。
時間があれば、飯田線の列車と共に撮影したい場所です。　

5/4 11:40

9:52　遮断機がない踏切。近づくと感知器により音声による注意喚起が有り、びっくりします。
※列車は別の時間に撮影しました。11:40上り列車。

5/4 9:58

9:58　旧道(国道)の民家。

5/4 9:58

民家軒下の電電公社当時の電話番号票。
昭和40年代前半まで、電話は交換台を通して通話していました。
この場所だと電話番号は「市田局208番」だと推測されます。

5/4 9:57

旧道の民家前にあった白の「ドウダンツツジ」

5/4 10:01

10:01　山吹駅に到着

5/4 8:06

駅前にある碑
「…‥やまぶき咲く駅あり　…‥伊那の旅ゆく」
　

5/4 11:52

【おまけ】　天竜川を挟み豊丘村から見た台城公園。
地形からして城には適した場所です。

5/4 11:59

同じく天竜川、台城公園そして中央アルプス。

撮影機器：

Canon PowerShot A1100 IS Canon

感想

JJ0JVL

　私事ですが、「ギックリ腰」の痛みも和らいで来たため散歩に出かけました。距離にして4km弱、時間は約2時間、もちろんコルセットは装着しています。
　場所は、以前から写真撮影したかったJR飯田線山吹駅。

　今から30年程前東京方面に暮らしたいた頃、5月の連休の帰郷の際、気になっていた駅です。その当時は中央自動車道も開通しておらず電車のみ。新宿駅から飯田駅まで急行列車で5時間位だったかな。
　山吹駅の「ヤマブキ」と「列車」をやっと写真撮影することができ、また路傍は新しい発見ばかりでした。

　たぶん、この駅のヤマブキは太田道潅の話に出てくる花で、「七重八重　花は咲けども　山吹の　実の一つだに　なきぞ悲しき」という歌ですので、この花こそ実がならないと思われます。　普通のヤマブキは 5 弁花で実がなるそうです。

　白いヤマブキですがそれはシロヤマブキ(白山吹)学名:Rhodotypos scandens　というものであり別種だそうです。ヤマブキ(学名:Kerria japonica)は 5 弁花で、シロヤマブキは 4 弁花です。



　台城公園の「つつじ」はまだ早く、来週あたりが見頃だと思われます。

　皆さん良い飯田線の旅を。

　梅雨期前に登りたい山がいっぱいあります。現在の腰の状態では当分山行は無理な感じです。早くても2週間後位か。(山)

　

　 日記で「昔、この地方に『君が好きだと言い出せん(飯田線)』というフォークソングがあった」と紹介しましたが、小生が小学生の頃1970年代の話ですので知っている方がいましたら情報を下さい。