槍ヶ岳(再挑戦)

コースタイム
5/4 9:10槍ヶ岳山荘-9:45大槍10:15-10:45槍ヶ岳山荘11:40-13:10槍沢ロッヂ-15:20徳沢園-16:55上高地
天候 | 5/3 晴れのち曇りのち雪、霧 5/4 曇り、霧、のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
感想
GW前半にツアーに参加し大槍登頂を目指したものの、強風で引き返した槍ヶ岳。実は走り込んで準備していたから
撤退で心身共に消化不良気味。予報では天候が回復するようだった事と、体力が有り余っていたので
GWの予定を変更し一人で再挑戦することに。(^^;
前回ツアーの行程を参考にすると一泊二日で行けそうだった。しかーし初日に肩まで向かう事にしたのに寝坊して
上高地に到着したのは5/3の朝9時。。反省しつつ、暗くなる前には肩まで行けるだろうと目論む。
上高地は相変わらず野鳥のさえずりが響きキツツキの音も聞こえきて楽しくてしょうがない、、登頂より
バードウォッチングの方が楽しそう、、という考えを振り払い程よいペースで歩き続ける。
マイペースで歩けたせいか各休憩地点に10分程早く着くことができ、槍ヶ岳山荘に18時前に着く事ができて
ほっと一安心。けど、着いた直後に穂の方からけが人が肩を借りながら歩いてきてちょっとびっくり。何故
こんな時間に?
ともかく宿泊手配を済ませて夕食にありつく。その後談話室で一休み。時々外の様子を見ると綺麗に晴れ渡る雲の
上からの夕焼けを見る事ができた。その後すぐ天候が崩れ始めたが、明朝ご来光を拝んでさっさと下山できる
ことを期待して就眠。
5/4 3時30分起床。深い霧と強風でご来光を断念。朝食を済ませてから登頂することに決めてゆっくりと準備することに。
しかーし8時になっても状況が良化する気配はなく風は強さを増しているように思えた。下山予定を先送りすることを検討し、
9時まで待つ事にする。悩んでいる間に登頂する強者もいれば途中で諦めて戻ってくる人、さっさと下山始める人もいた。
9時10分(諦めが悪い)、風は相変わらずだが穂先が姿を見せる時間が長くなってきた。これ以上待つのは難しいし二度目の
敗退は精神的に厳しい、、とにかく取り付いて風に耐えられなければ諦めようと考えていたときに2人パーティ
と1人が穂先に向かった。後押しされて自分も4人目として続く。
西風だったせいか登ってみると風の影響は殆どなし。鎖も梯子もしっかり固定されているから登りは
何の心配もなかった。鎖と鎖の間にある氷雪部分も問題なし。次第に風が治まってくる感じがした。
風も視界も良好な状態が続き運良く登頂。途中でパーティの方に道を譲っていただいたため、先に登頂した方と
写真を取り合ってしばし眺望を楽しむ。うーん、素晴らしい。。来てよかったよー。(><)
でも周囲の山々の名前を知らないのは如何なものか?(--;
長居していられないので降り始めると後続の列が出来つつあった。天候が安定してきたからだろう。道を譲り合い
ながら何とか肩へ無事たどり着くことができたが下りは本当に怖かった。。
滑らない様、アイゼンとピックが氷雪にしっかり食い込んでいるか何度も確認しながら慎重に手足を動かす。
最後に降りてきたルートを振り返ると大槍まで行列ができていた。
登攀中、頭上を100羽近い野鳥が飛び交いびっくり。後で山荘の方にヒヨドリでは?と教えてもらった。
こんなところにも飛んでくるのか、何しに来たんだろう?
喜びの中、帰りのバスを心配しつつ早足で上高地を目指す。下りも予想より速く進めたため、美味しいと聞いて気になっ
ていた徳沢園のカレーライスを食べる事に。様々な食材が入り混じりとろりとした食感が誰にも食べやすい
かも。食後に濃厚なソフトクリームも。外のベンチで舐めていると通りかかった下山者が釣られて購入。(^^;
食後は急いで上高地へ。何とかバスに乗る事ができ沢渡岩見平駐車場のマイカーに到着。
ところが中央道でGWのUターンラッシュに遭い自宅に戻れたのは深夜だった。。orz
とりあえず目的は達成する事ができて大満足。前回ツアー宿泊時はガイドさんや参加者さん達から色々教えて頂けて本当に感謝!
今度は上高地をゆっくり散策したいなと。
お疲れさま。
槍ましたね、おめでとうございます。
29日30日は作戦ミスで敗退しました。
私も今度は、上高地から挑戦したいと思います。
出来れば身軽な装備で。
それでは、またのご健闘を、お祈りしています。
ありがとうございます、何とか槍切ることができてほっとしました。
一緒に登頂した方はババ平に設営したと言っていましたよ。
ヘタレな僕にはテント泊なんて考えられませんので
山小屋にお世話になりながら山行経験値を上げていきたいなと
思います。
次回の山行報告、楽しみにしています。
登頂おめでとうございます。
私は怖くてこの時期登るのは止めておこうと思いました。
ありがとうございます。
鎖と梯子のない所は少し怖かったのですが、アイゼンとピッケルがちゃんと効いてくれてるから大丈夫だろう、と勢いで登っちゃいました。
機会があれば夏も挑戦してみようと思います!
こんばんは、molicaisouさん。
同じ日に登っていたんですね。小屋で話を聞かれたかもしれませんが、
怪我をされた方は昼過ぎ(14時くらい)に頂上直下の梯子の下から滑落さ
れて、小屋の方々にレスキューされていました。小屋に戻るまでに3〜4時
間かけて助けられていました。アイゼン、ピッケル無しで穂先に上がって
おられた
かったです。
ちなみに僕の隣で寝ておられた方だったみたいです
はじめまして。sugibozuさんの隣の方だったんですね。。
救助の方は少し憤慨していて詳しい話は聞けませんでした。
僕が見かけたときはぎこちなく歩いていましたがコメント
いただけて大事に至らかった様子が分かり安心しました。
本当にありがとうございました。
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