スリル満点!!稲村ヶ岳、やっとこさ、4度目の挑戦でコンプリート!!
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,048m
コースタイム
天候 | 曇り→晴れ 山上辻からは強風、寒かったです |
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過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
観音峰登山口前の温度表示は0℃ |
コース状況/ 危険箇所等 |
詳細は感想欄で、 危険箇所の博覧会状態ですね 12本爪アイゼン、ピッケルは必須です |
写真
装備
備考 | ワカンは不要でした |
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感想
先週の撤退で、心が折れて、もう稲村はあきらめていましたが、さすがにもう積雪も減っていて行けるんじゃないかとまたまた出動しました。他人任せではいけませんが先行者のトレース頼みでしたが、あいにく遅めのスタートなのに先行者はなし、これはマズくない??
法力峠までは日陰なんでツルツルに凍結しています、下りはアイゼン必須、慎重に進みます。法力峠を過ぎて夏道を進みます。前日のものかうっすらとしたトレースが残ってます、トラバースも踏み跡を忠実にたどります、途中でアイゼンを装着、ストックからピッケルに交換してずんずん進みます。先週夏道をあきらめたポイントも無事通過しましたが、崩落橋をすぎてすぐにトレースが消えたので稜線にあがりました。稜線上は風が強くて寒いです、3月下旬ながら霧氷満開
前回とスタート時刻同じでしたが、夏道をほぼ最後まで進めたので山上辻まで1時間早く到着しました。先に向けたトレースも残ってたんで「これはいける!」。小屋裏でランチを済まして、いざ稲村ヶ岳に!
ここからは尾根沿いに進み、大日トラバースの入口に到着。しかしトレース消えてます。しっかりとしたステップがあってそこを利用する計画が、、、、、
さあ、どうする?先週はここで撤退しています。今日は時間も早いので、いざ突入、
帰りも通るのでしっかり土木工事で道を作ってきます。中ほどまで来るとカニ歩きになりました(笑、)。ひたすらキックステップで前爪を蹴りこみました、最後は上方に四つん這いで登ってトラバース脱出、約1時間かかりました。ちなみに無雪期に来たときは、1時間で小屋から大日、稲村と往復できましたがくらべものになりませんね
ここでほっとひと安心と思いきや、さらにトラバースは続くは、吸い込まれそうなキレットが足元に見えるわで緊張の連続、13時で目途がたっていなければ撤退も考えていましたが、やっと人工物が見えてきました、展望台発見!「来たぞ〜!」何度叫んだかわかりません。ついに到着です。感無量です。何度も撤退を繰り返してやっとここに立つことができました、うれし涙が、、、、しばし景色を堪能し下山します
ここはゴールではありません。あの危険地帯を通過して出発点に戻ること、そこが
真のゴール。自分の好きな言葉を思い返して下り始めます。登ってるときには気になりませんでしたが下りは怖いですね、普段ならガシガシ下りますが、右も左も落ちたらサヨウナラ〜って感じなので時には後ろ向きで降りました。大日トラバースも行きの半分の30分で通過、無事に稲村小屋までかえってきました。あとは来た道を戻って母公堂に到着、疲れました
今シーズン中に稲村ヶ岳まで行けて、大満足です。これで幕引きできます。残雪期に西穂高独標や赤岳を狙ってますが、この程度でビビってたらまだまだ無理ですね、もっと鍛錬しないといけません。明日は土曜日、天気もいいのでたくさんの方が登られるのでは?お気をつけて行ってください!トレースばっちりつけてきましたよ〜!
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