ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 109380
全員に公開
ハイキング
奥秩父

甲武信岳(近丸新道-破風山避難小屋-徳ちゃん新道)

2011年05月03日(火) 〜 2011年05月04日(水)
 - 拍手

コースタイム

------------
03日(火)
------------
09:10 西沢渓谷
09:45 近丸新道登山道入口
12:05 徳ちゃん新道合流点
14:50 木賊山山頂
15:05 甲武信小屋
16:40 破風山避難小屋

------------
04日(水)
------------
06:30 破風山避難小屋出発
08:05 甲武信小屋着
08:20 甲武信小屋発(山頂に)
08:35 甲武信岳山頂着
08:50 甲武信岳山頂発
09:00 甲武信小屋発着(山頂から)
09:25 甲武信小屋発発(帰路)
09:40 木賊山山頂
11:25 徳ちゃん新道合流点
13:20 徳ちゃん新道登山道入口
14:00 西沢渓谷入口
天候 05/03 曇りのち雪
05/04 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
05/03 行き
○電車
06:42 高尾発
 中央本線 松本行き
07:50 塩山駅着

○バス
08:10 塩山駅
 西沢渓谷行き(1,000円)
09:10 西沢渓谷着


05/04 帰り
○タクシー
5人乗車(1,000円/1人)
朝の塩山駅。
思ったほど人は居なかった
2011年05月03日 07:50撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 7:50
朝の塩山駅。
思ったほど人は居なかった
西沢渓谷方面に乗る
人々。バスはそんなに
こんでなかった。
2011年05月03日 07:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 7:59
西沢渓谷方面に乗る
人々。バスはそんなに
こんでなかった。
西沢渓谷入口
2011年05月03日 09:13撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 9:13
西沢渓谷入口
渓流沿いを歩く。
川の音が心地いい。
2011年05月03日 09:31撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 9:31
渓流沿いを歩く。
川の音が心地いい。
近丸新道登山道入口
2011年05月03日 09:44撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 9:44
近丸新道登山道入口
問題の林道。
(説明は後述)
2011年05月03日 09:44撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 9:44
問題の林道。
(説明は後述)
トロッコ跡を、
渓流沿いに進む。
このあたり
ハイキングコース
2011年05月03日 10:10撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 10:10
トロッコ跡を、
渓流沿いに進む。
このあたり
ハイキングコース
キビシイ山道もあり、
気を抜けない。
足場が不安定で、
落ちるかと思った
2011年05月03日 10:16撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/3 10:16
キビシイ山道もあり、
気を抜けない。
足場が不安定で、
落ちるかと思った
ハイキングな気分
にひたる。
2011年05月03日 10:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/3 10:27
ハイキングな気分
にひたる。
渓流を過ぎると
ウンザリする急坂が
始まる。
2011年05月03日 11:12撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 11:12
渓流を過ぎると
ウンザリする急坂が
始まる。
回りの植物が
とーってもウザイ。
2011年05月03日 11:48撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 11:48
回りの植物が
とーってもウザイ。
徳ちゃん新道合流点。
ホボ中間地点だが、
急坂でもうヘロヘロ。
景観無し。
2011年05月03日 12:04撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 12:04
徳ちゃん新道合流点。
ホボ中間地点だが、
急坂でもうヘロヘロ。
景観無し。
ボチボチ雪が目立ち
はじめる。やっぱり
回りの木々が
うっとうしい
2011年05月03日 12:36撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 12:36
ボチボチ雪が目立ち
はじめる。やっぱり
回りの木々が
うっとうしい
軽く昼食。
疲れているのか
食欲イマイチ。
2011年05月03日 12:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 12:54
軽く昼食。
疲れているのか
食欲イマイチ。
雪が常時
あるようになり
2011年05月03日 13:16撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 13:16
雪が常時
あるようになり
膝くらいまで積もって
ところどころ踏み抜いて
しまう
2011年05月03日 14:11撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 14:11
膝くらいまで積もって
ところどころ踏み抜いて
しまう
途中の景色堪能場所
2011年05月03日 14:17撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 14:17
途中の景色堪能場所
天気悪し。
なんも見えん。
2011年05月03日 14:17撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 14:17
天気悪し。
なんも見えん。
木賊山山頂...だと思う。
雪が降ってきた。
2011年05月03日 14:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 14:49
木賊山山頂...だと思う。
雪が降ってきた。
木賊山方面からの
甲武信岳を見る。
2011年05月03日 14:51撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 14:51
木賊山方面からの
甲武信岳を見る。
雲多し。
なんも見えなくなる。
2011年05月03日 14:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 14:54
雲多し。
なんも見えなくなる。
甲武信小屋着。
ここにテン泊しようと
思ったが、吹雪いてきたので
避難小屋に向かう
2011年05月03日 15:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 15:02
甲武信小屋着。
ここにテン泊しようと
思ったが、吹雪いてきたので
避難小屋に向かう
まき道も雪深かった。
2011年05月03日 15:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 15:02
まき道も雪深かった。
合流地点。
吹雪でヘコみ
雪で足がとられ
心折れていた
2011年05月03日 15:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 15:47
合流地点。
吹雪でヘコみ
雪で足がとられ
心折れていた
実際は前がよく見えない
くらいの吹雪。
2011年05月03日 16:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 16:08
実際は前がよく見えない
くらいの吹雪。
もくもくと
避難小屋を目指す。
雪が少なくてラッキー
2011年05月03日 16:35撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 16:35
もくもくと
避難小屋を目指す。
雪が少なくてラッキー
破風山避難小屋が見えた
2011年05月03日 16:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 16:38
破風山避難小屋が見えた
ストーブΣ(゜Д゜)
火を起こそうと
苦闘していた
2011年05月03日 17:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 17:02
ストーブΣ(゜Д゜)
火を起こそうと
苦闘していた
点火を念じる
2011年05月03日 17:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 17:03
点火を念じる
小屋に着いてから
またしても吹雪。
2011年05月03日 17:17撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 17:17
小屋に着いてから
またしても吹雪。
着火したので
戸を閉め暖をとる
2011年05月03日 17:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 17:33
着火したので
戸を閉め暖をとる
炎はしやわせな気分に
してくれます。
温かくて感激した
2011年05月03日 17:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
2
5/3 17:38
炎はしやわせな気分に
してくれます。
温かくて感激した
暖をとる面々。
5泊6日奥秩父縦走
の面々(左3人)と、
入口を間違えて、林道を
無理矢理登ってきた人
2011年05月03日 18:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/3 18:54
暖をとる面々。
5泊6日奥秩父縦走
の面々(左3人)と、
入口を間違えて、林道を
無理矢理登ってきた人
豪華に朝食する。
ベーコンエッグサンド
と珈琲。
2011年05月04日 05:25撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 5:25
豪華に朝食する。
ベーコンエッグサンド
と珈琲。
お世話になった
ストーブに別れを
告げる。
2011年05月04日 06:22撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 6:22
お世話になった
ストーブに別れを
告げる。
縦走組はのんびり気味
2011年05月04日 06:22撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 6:22
縦走組はのんびり気味
天気が良すぎる。
奥に富士山が見える。
2011年05月04日 06:22撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 6:22
天気が良すぎる。
奥に富士山が見える。
朝の避難小屋風景
2011年05月04日 06:23撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 6:23
朝の避難小屋風景
破風山避難小屋に
別れを告げる。
いい避難小屋でした
2011年05月04日 06:27撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 6:27
破風山避難小屋に
別れを告げる。
いい避難小屋でした
昨日泣きそうになりつつ
来た道を行く。
2011年05月04日 06:51撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 6:51
昨日泣きそうになりつつ
来た道を行く。
こんな岩場も
あったのか。
2011年05月04日 07:15撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 7:15
こんな岩場も
あったのか。
甲武信小屋で一息
2011年05月04日 08:10撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:10
甲武信小屋で一息
一気に頂上に向かう
2011年05月04日 08:20撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:20
一気に頂上に向かう
昨日とうって変わって
超快晴。
空が蒼い。
2011年05月04日 08:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/4 8:30
昨日とうって変わって
超快晴。
空が蒼い。
この岩を乗り越えて
2011年05月04日 08:30撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:30
この岩を乗り越えて
頂上が見えた。
2011年05月04日 08:33撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:33
頂上が見えた。
甲武信岳山頂到着。
ばんじゃーい。
2011年05月04日 08:36撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/4 8:36
甲武信岳山頂到着。
ばんじゃーい。
遠くに南アルプス
2011年05月04日 08:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/4 8:38
遠くに南アルプス
拡大してみた
2011年05月04日 08:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:38
拡大してみた
異様に立派な
山頂標識
2011年05月04日 08:47撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:47
異様に立派な
山頂標識
景色を堪能したので帰る
2011年05月04日 08:49撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:49
景色を堪能したので帰る
甲武信小屋到着。
水を補給してく
(50円/1L)
2011年05月04日 08:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 8:59
甲武信小屋到着。
水を補給してく
(50円/1L)
2011年05月04日 09:08撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:08
木賊山に向かう
2011年05月04日 09:24撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:24
木賊山に向かう
昨日は心折れていた
登山道。
天気がいいと楽しい
2011年05月04日 09:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:28
昨日は心折れていた
登山道。
天気がいいと楽しい
木賊山方面から
甲武信岳
2011年05月04日 09:31撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:31
木賊山方面から
甲武信岳
山頂の標識は
雪に埋もれて
気づかなかった
2011年05月04日 09:39撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:39
山頂の標識は
雪に埋もれて
気づかなかった
10秒後毎にシャッター
を切って、1時間撮影
している様子
2011年05月04日 09:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:41
10秒後毎にシャッター
を切って、1時間撮影
している様子
撮っていたのが右の人。
左の人は避難小屋で
一緒だった人。
2011年05月04日 09:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 9:41
撮っていたのが右の人。
左の人は避難小屋で
一緒だった人。
広瀬湖が見える
2011年05月04日 10:04撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 10:04
広瀬湖が見える
やはり急坂。
腿がプルプルいいだす
2011年05月04日 10:40撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 10:40
やはり急坂。
腿がプルプルいいだす
徳ちゃん新道合流点にて。
今日は徳ちゃん新道
を下山ルートにする。
2011年05月04日 11:24撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 11:24
徳ちゃん新道合流点にて。
今日は徳ちゃん新道
を下山ルートにする。
とにかく急坂がキツイ
もう足がヘロヘロ
2011年05月04日 11:41撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 11:41
とにかく急坂がキツイ
もう足がヘロヘロ
西沢山荘が見えた!
かなりテンシン上がる
2011年05月04日 13:15撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 13:15
西沢山荘が見えた!
かなりテンシン上がる
徳ちゃん新道入口。
2011年05月04日 13:16撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 13:16
徳ちゃん新道入口。
売店にビールを目指す
2011年05月04日 13:55撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
1
5/4 13:55
売店にビールを目指す
売店
2011年05月04日 13:57撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 13:57
売店
帰りは寄合タクシーで
2011年05月04日 14:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 14:03
帰りは寄合タクシーで
公衆浴場の宏池荘
に立ち寄り湯する。
2011年05月04日 15:26撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 15:26
公衆浴場の宏池荘
に立ち寄り湯する。
宏池荘。
こんなかんじ
2011年05月04日 15:34撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 15:34
宏池荘。
こんなかんじ
帰りの電車がきた
2011年05月04日 15:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 15:59
帰りの電車がきた
電車は空いてました。

おしまい
2011年05月04日 16:00撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
5/4 16:00
電車は空いてました。

おしまい
撮影機器:

感想

========================================
05月03日(火)
========================================

1日目のコースは、近丸新道から入って甲武信岳頂上に行き、甲武信小屋でテン泊の予定。
時間的にあんま余裕無いから、休憩も昼食もチャッチャッと済ませていかにゃならんのだが....。

----------------------------------------
08:10 塩山バス停発
09:10 西沢渓谷
----------------------------------------

塩山駅で並んでいたのは30人弱くらい。
途中、パラパラと数人降りて、最終的に西沢渓谷降りたのは20人くらい。

天気は曇り。やや肌寒い。
西沢渓谷ハイキングの一般客に混じり、登山道入口までハイキング気分で舗装路を歩く。
滝が所々に見えて景観ヨロシ。ちょっとした観光気分。

----------------------------------------
09:45 近丸新道登山道入口
12:05 徳ちゃん新道合流点
----------------------------------------

20分ほど渓流脇をノタノタ進む。美しすぎる景観が素晴らしい。
トロッコ跡の道もやや平坦で、なんかピクニック来てるみたーい。
しかしところどころ足場がものすご悪いところあったりして、
甲武信をナメちゃいかんよ、と諭されているようだった。

渓流を横切って少し行ったところで、お約束の道ロスト。
なんかスゴイ急斜面なんですけど....。ここ登るの??の道に入り込んでしまった。
きっちり踏み跡はあり、靴の跡は上の方に伸びている。

半信半疑なるも、頑張って踏み跡の通りに進んでみる。
イヤイヤイヤこの急坂はあり得ないだろっっ。空身なら何とかギリギリ行けるが、ザック背負ってたら絶対無理。
これ以上登れないーと気づいたときには既に遅し。
降りるに降りられない事態になっていた。

酉谷行ったときも同じようなことしたっけか。
相変わらず進歩がないやっちゃ。

なんとか頑張って元の所に降り、回りを見回すと遠くにトラロープが張ってあるカ所発見。
近づいてみると、本来の登山道を見つけた。
やはり間違っていたか。トホホ。

そしてここから本格的に急坂の連続に突入する。
とにかくキツイ。キツイったらキツイ。これって何の修験行者?

少し登って少し休んで、を繰り返して何とか徳ちゃん新道合流点までたどり着く。
ううむここでほぼ中間地点かよ....。
あの急坂がまた続くのと思うとゲンナリする。少しだけここで休憩。

----------------------------------------
14:50 木賊山山頂
15:05 甲武信小屋
----------------------------------------

1時間ばかり登ると、脇に雪がチラホラと見え出す。
そのうち道が氷になっていたりして、そろそろアイゼン仕様になる。
岩場で景色のいい(であろう)場所に出ると、チラチラと雪が降っているじゃありませぬか。

そこからひと頑張りして、木賊山頂上に到着。
っても、吹雪になってあまり前が見えず、頂上の標識は雪に埋もれて実はよくわからんかった。
さらに頑張って、甲武信小屋に到着。
もう疲れと寒さと暑さでヘロヘロになっていた。

----------------------------------------
16:40 破風山避難小屋
----------------------------------------

外は完全に雪。それも吹雪。
こっから甲武信岳山頂目指すのもイマイチだし、かといってこの吹雪の中テン泊するのもなー....。
ということで、破風山避難小屋を目指すことにする。

しかし考えが甘かった。
ヘロヘロな体に鞭打って進むには雪は意外に深く、踏み抜くとリカバリで体力使うし
まき道だけどやや登り気味になってるし、脇の木々がうっとうしいし、吹雪で前が見えづらいし
と、心が折れそうでありました。

泣きながら進むこと1.5時間。
小屋の形が見えたときには、感動のあまり走ってしまいました。

----------------------------------------
破風山避難小屋にて
----------------------------------------

小屋には既に5人の人が居た。
うち3人がストーブに火を入れようと苦労していた。
ん?
ストーブ?
まじすか。ストーブあるんすか。

そうです、まぎれもないだるまストーブってやつかありました。
小一時間ばかり、あーでもないこーでもないとやっていましたら
「やった!付いた」
の声で皆さんストーブ前に寄ります。

いやーあったけー。
感動の瞬間。
火がこんなにありがたいものだったとは....。
みんな濡れているものを、火の近くに置きだすのでありました。

ビール呑んで、小屋のみんなでワイワイ話して、ストーブで温まって就寝。
20:00には寝てたかな。

========================================
05月04日(水)
========================================

2日目のコースは、甲武信岳頂上に行き、木賊山〜徳ちゃん新道を経て西沢渓谷まで。

----------------------------------------
破風山避難小屋
----------------------------------------

朝は04:30起床。パン焼いてベーコンエッグ作って、サンドイッチにして、ちょいと豪華な食事。

小屋で一緒だった人といろいろ話したののまとめ。

3人パーティの人々。
5泊6日の日程で、瑞垣山あたりからスタートして、ラストは奥多摩駅に縦走するグループ。
これはスゴイ、と同時に憧れた。
テントではなくハンモックで寝ていると言っていた。ハンモックの良さをヒシヒシと力説される。

ソロの人。
この人が凄まじい。
登山道入口で、間違って隣の林道に入っちゃって、そっからこの小屋のある尾根道まで根性で来た人。
林道が行き止まりだったけど、林道作業者が付けたであろうテープ頼りに登ったんだと。
途中間違いと気づいたが、戻るに戻れなかったそうな。

途中携帯が通じたので、親に連絡して
「2時間後に連絡なかったら、山梨県警に連絡してくれ」
と言ったそうな。
話していた時は、大爆笑の嵐でした。

----------------------------------------
06:30 破風山避難小屋出発
08:05 甲武信小屋着
----------------------------------------

昨日とうって変わっての晴天。小屋から富士山がキレイに見える。
みんなと別れを告げ、小屋まで昨日の道を行く。
雪の踏み抜きがあるも、昨日より全然気にならない。
天気のいいせいかしらん。

----------------------------------------
08:20 甲武信小屋発(山頂に)
08:35 甲武信岳山頂着
08:50 甲武信岳山頂発
09:00 甲武信小屋発着(山頂から)
09:25 甲武信小屋発(帰路)
----------------------------------------

甲武信小屋の片隅にザックをデポして山頂に向かう。
日当たりがいいせいか、雪はあんまりなかった。

頂上には15分ほどで到着。あんまり労せずして着いたので拍子抜けした。
昨日進むのあんだけ苦労したのに....。

天気がよいので、ものスゴイ景色がいい。素晴らし〜。
しばらく頂上を堪能したら、下山開始。
小屋に着いて水を2L購入。50円/1L也。

----------------------------------------
09:40 木賊山山頂
----------------------------------------

昨日よくワカランかった木賊山頂にて、山頂の雰囲気を楽しむ。
三脚でカメラを固定して、地面を撮っている人がいた。
撮ってるのは、どうみてもなんの変化のない地面。

「何を撮ってるんですか?」
「んーと....10秒毎に1時間、3,600枚の写真を撮って、それをスムーズに流すと
光の影とかがスーッと動く、そういう動画が撮れるわけです」

なるへそ。
しかしそこで1時間待ってるのって、かなり辛いと思います。
頑張ってください。

----------------------------------------
11:25 徳ちゃん新道合流点
----------------------------------------

昨日登ってキツイと思っていたら、下りはもーそれ以上にキツイつーのがわかった。
脚がプルプルいいだして、踏ん張りがきかなくなってくる。

昨日避難小屋で一緒だった、林道道迷いの人と同じルートだったので
抜きつ抜かれつつ下る。

----------------------------------------
13:20 徳ちゃん新道登山道入口
14:00 西沢渓谷入口
----------------------------------------

帰路コースは、徳ちゃん新道を選択。こっちもキツそうなんだよな〜。
頭は早く下に行きたいと思うのだが、脚がそれに伴わない。
何度か滑り、コケそうになりつつ、腿がヘロヘロになりつつもようやくゴールに到着。
こっちのコースもキツいのう。

林道道迷いの人も
「もー死ぬかと思った。いままでで5本の指に入るくらいの急坂ですね」
とのことで、やっぱそうなんかーと納得。

----------------------------------------
帰路
----------------------------------------

売店でビール買って飲んでると、タクシーの人が3人さん団体連れてきて
「5人揃ったから、タクシーで行かない?バスと同じ料金でいいよ」
と交渉してきたのであっさりそれに乗っかる。

「駅前に立ち寄り湯とかないですか?」
「駅前はないけど、銭湯だけど宏池荘ってのがあるよ。駅までは歩いて10分くらいかな?」
ということで、一緒に乗車した人3人組とお風呂に寄ってくことにする。

中はキレイで、これで400円ならなーんの問題もありません。
のんびーり温泉(源泉を湧かしている)浸かって、塩山の駅向かうのでありました。

おしまい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2019人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら