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Yamareco

記録ID: 1094131
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

苗場山 中退

2017年03月25日(土) 〜 2017年03月26日(日)
 - 拍手
GPS
13:47
距離
14.2km
登り
1,209m
下り
1,201m

コースタイム

1日目
山行
3:30
休憩
0:00
合計
3:30
11:50
210
スタート地点
15:20
幕営地
2日目
山行
6:40
休憩
1:25
合計
8:05
6:30
215
幕営地
10:05
10:05
115
1850m撤退点
12:00
13:25
70
幕営地
14:35
ゴール地点
天候 1日目:曇りのち晴れ
2日目:曇り時々雪のち風雪
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
踏み抜き、ヒドゥン落とし穴要注意
いきなり雪たくさん
2017年03月25日 13:01撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 13:01
いきなり雪たくさん
二人組のスキーヤーが
2017年03月25日 13:03撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 13:03
二人組のスキーヤーが
下っていきました。
2017年03月25日 13:04撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 13:04
下っていきました。
微妙にくもり
2017年03月25日 13:47撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 13:47
微妙にくもり
banda、hidden落とし穴にハマる! 自分はかろうじて荷重分散し通過したが、体重があり荷物も重いbandaは約2m近く落下。奥の方に穴がつながっており脱出。
2017年03月25日 14:20撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 14:20
banda、hidden落とし穴にハマる! 自分はかろうじて荷重分散し通過したが、体重があり荷物も重いbandaは約2m近く落下。奥の方に穴がつながっており脱出。
ヤセ尾根を進む
2017年03月25日 14:43撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 14:43
ヤセ尾根を進む
進む
2017年03月25日 14:57撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 14:57
進む
アニマルトラックと並行
2017年03月25日 15:01撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 15:01
アニマルトラックと並行
リッジ
2017年03月25日 15:01撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 15:01
リッジ
振り返る。少し見通し良くなった
2017年03月25日 15:03撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 15:03
振り返る。少し見通し良くなった
木々は雪で重そう
2017年03月25日 15:05撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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木々は雪で重そう
テント設営完了。天気もいい感じになってきた
2017年03月25日 16:25撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 16:25
テント設営完了。天気もいい感じになってきた
とりあえず食べます
2017年03月25日 16:36撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 16:36
とりあえず食べます
奥に苗場山
2017年03月25日 16:36撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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奥に苗場山
さぁ陽が傾いてきました
2017年03月25日 17:26撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 17:26
さぁ陽が傾いてきました
いい感じのテン場でした〜
2017年03月25日 17:26撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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いい感じのテン場でした〜
苗場山やや染まる
2017年03月25日 17:42撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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苗場山やや染まる
stk撮ってもらう
2017年03月25日 17:43撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 17:43
stk撮ってもらう
bandaとbandaのテント。前室ひろくてなかなか快適でした〜
2017年03月25日 17:46撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 17:46
bandaとbandaのテント。前室ひろくてなかなか快適でした〜
沈みます
2017年03月25日 17:50撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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沈みます
今回はろくに食材用意しておらずコンビニでそろえる。レンジ用ごはんも一応お湯で作れる
2017年03月25日 18:25撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/25 18:25
今回はろくに食材用意しておらずコンビニでそろえる。レンジ用ごはんも一応お湯で作れる
翌日。行動開始!
2017年03月26日 06:32撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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翌日。行動開始!
基本ラッセル
2017年03月26日 08:06撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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基本ラッセル
太陽が見え、期待を抱かせるが青空は一切なし
2017年03月26日 09:13撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 9:13
太陽が見え、期待を抱かせるが青空は一切なし
ストック横倒しで浮力増!
2017年03月26日 09:39撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 9:39
ストック横倒しで浮力増!
banda急斜面を突進!穴があり苦労したようです
2017年03月26日 09:52撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 9:52
banda急斜面を突進!穴があり苦労したようです
ここで撤退決定!尾根筋辿りトレースへ戻る
2017年03月26日 10:06撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 10:06
ここで撤退決定!尾根筋辿りトレースへ戻る
そこから降りる
2017年03月26日 10:11撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 10:11
そこから降りる
樹氷発達してました
2017年03月26日 10:15撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 10:15
樹氷発達してました
だいぶ降りた
2017年03月26日 10:52撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 10:52
だいぶ降りた
さらに降りる
2017年03月26日 11:32撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 11:32
さらに降りる
降りると晴れる法則。でも上部は終日ダメでしたね
2017年03月26日 13:30撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 13:30
降りると晴れる法則。でも上部は終日ダメでしたね
レンズ曇った。。
2017年03月26日 13:31撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 13:31
レンズ曇った。。
昨日7人くらいの方々が掘っていました。なんでしょうね
2017年03月26日 13:33撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 13:33
昨日7人くらいの方々が掘っていました。なんでしょうね
帰りはえらく早かった。。
2017年03月26日 13:50撮影 by  NIKON D600, NIKON CORPORATION
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3/26 13:50
帰りはえらく早かった。。
撮影機器:

装備

個人装備
ワカン アイゼン(使わず)
共同装備
テント スコップ

感想

4月から海外出張1年のbandaと「1年後会おう~」という趣旨でリクエスト通りテント泊雪山山行にいったが、「出張7月からになりました」(笑) と往きの車で聞いた。まぁそれならそれで、ラストは沢でもいこうか?

上越エリアを教えたくて、昨年いろいろ練っていたが沢は天候不順で行けず。積雪期の上越はじめとなった。谷川エリアはここんとこ多かったので、最近興味をもっていた苗場山へ。yoshiさん、gankoyaさんともに「よい山」という話をされていたので行ってみた。
初日はアプローチ移動が長くスタートは昼前。15〜16時に幕営地決めるつもりで進む。予想外にトレースが多い。スキー跡と手で編んだと思われるワカン。途中下りのスキーヤー二人組とすれ違う。小赤沢三合目登山口付近に7人組。どうもこのあたりの小屋だかを掘り起こす作業をされていて、その方々のワカン跡だったようだ。ラッセルのお礼をいい先へ進む。以降はスキートレースのみ。登山口付近からスキートレースと別れ東へ続く尾根へ乗るのだが、ここの取り付きで斜面下に大きな空洞ありbandaが落ちた。自分が進む際に足場を固めた段階で空洞につながる穴が出来、下が見えたため両手両足荷重分散し辛うじて通過。体重が自分よりあるbandaは落下。いきなり姿が見えなくなった。2m以上ゆうにあり脱出は困難を窮めるかと思ったが、尾根下側へ地下空洞がつながっていてそこから脱出。ロープ類は持ってきておらず、スコップで延々掘る事も想定したのでラッキーだった。この斜面はもう使えないので少し東側から取り付いてもらった。以降はこのやや痩せた尾根を詰めていく。雪は緩み遅々として進まない。1510mのやや斜度が緩んだ地点でどうするか考える。天候はよいが15:20を過ぎているし、これ以上いくと日も早く山に隠れそうなのでここでのんびりしよう。という事でテント設営。
食材は準備不足もあり軽量化無視でそこそこ持ってきた。アルファ米すらなし。レンジで作るタイプのごはんだ。15分沸騰加熱。ただこれで食べたカレーは旨かった。いつもついアルファ米のジップロック袋にカレーを突っ込むが、まずうまく混ざらないしパサパサ感は残る。やはり平な皿で食べた方がカレーは断然いいですね。ビールウイスキー焼酎をほどほどにして20:30には就寝。
翌日、目覚ましをかけたにもかかわらず寝坊。別に二日酔いでもないのに。行動開始6:30。当初夏道ルートを考えていたが前日眺めて「斜度が強すぎるな〜、尾根もよくわからんなぁ。雪崩も気になるなぁ」という事で、手頃なところから猿面峰から本峰へ続く尾根へ取り付いて辿るかな〜と、かなり漠然とだが考えていた。朝雪が締まっていれば大して時間もかからないだろうとタカをくくっていたがこれが大誤算。割と最近に雪が降った模様。しかも湿雪。。ラッセル地獄となってしまった。。地形図を見て分かる通り延々緩斜面が続き、深そうな沢筋を避けるが明瞭な尾根にもならないので風による氷化も皆無。10分交替で4時間弱ひたすらラッセルに明け暮れた。当初は最低コルを目指すも、雪深そうなところを避け尾根っぽいところを選んで進むとコースはやや南寄りに。天候は進むに連れて悪化。南岸低気圧で悪くなる予報はみていたが北部ほど影響が少ないと思いなんとかなるかと思っていた。結局はずっと降雪。途中薄く太陽が見える事もしばしばあったが、尾根に取り付くころには風も吹き荒れるようになっていた。事前に「尾根筋で天候みて決めよう」と話しており、1850mで撤退決断。かなり消耗した事と、この天候でモチベーション上がらず。ルートが明瞭な尾根筋でないためトレースがかき消されて見失うと、コンパス頼りになるため帰りもラッセルとなる恐れがあった。トレースを辿りとっとと降りる。往きと帰りの時間差に驚いた。たぶん1/5くらい。強風による落雪シャワーをたびたび浴びながらもテントまで帰還。まったり昼飯を食べ下山した。

ちょっと下調べが足りなかった気がする。冬期はどこを登るのが普通なのであろうか。ヤマレコでは夏道を辿ってるものがあり、それを辿ろうと思ったが壁がそびえている感じで、あまり行く気にはなれなかった。今回辿ったルートは浮力が無いと非常に厳しい。これからネットで調べてみようかと思う。

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コメント

お疲れ様でした
stkさん、bandaくん、こんばんは。

このところ降雪があったみたいだったので、ラッセルに苦しんだみたいですね。
苗場山くらいになるとまだワカンでは厳しい時期だったかも知れません。4月中旬くらいまでは山スキーのレコが多いのではないでしょうか。

私が行った時は快晴で雪も締まっており、快適に「雪壁」を登りました。確かに急でロープを使っても良いかなと思うほどでした。

今回だとBCから猿面峰に登ってしまった方が良かったかも知れませんね。地形図を見る限り今回のルートは雪が深そうです。

PS bandaくんの渡航が7月に延びたなら、丹沢の沢でご一緒出来るかも知れませんね。
2017/3/28 21:41
Re: お疲れ様でした
yoshiさん、こんばんは
どうも直前降雪がそこそこあったようです。上部の斜面で新雪の下の堅雪面があり弱層となっていたのが確認できました。
ヤマレコ見てあまりに記録が少ないので、おそらく適期ではないという事なのですかねぇ。猿面峰方向を最初は目指したのですが、小赤沢左俣?が、行く手を遮るようにあって、下って登るを嫌い今回のルートとなりました。でも地形図みると雪深そうなトコ辿ってる感じですよね。失敗。。
今年はこのエリアほんと雪深いですね。足拍子のレコもありましたがナイフリッジの発達すごいです。
2017/3/29 0:14
ひぃー…姿が消えた!
おつかれさまでーす♪

怖いですね…。雪面に吸い込まれる感じで姿がなくなると…。
bandaさん…2m以上とは、お怪我はありませんでしたか (;´Д`A
ラッキーが続いてヨカッタです(;_;)

やはり、直前に降雪があったんですね♪キツイ、ラッセルだったと思います。いつもと比べると(去年は別として…)雪の量は変わらないと聞きますが、多そうですね。遅くまで雪稜を楽しめそう(^^♪


状況に応じた行動が良くわかります(*´ω`*)
危機回避流石です。。
2017/4/1 6:42
Re: ひぃー…姿が消えた!
teamJA20さん、こんばんは〜
この時期は踏み抜きが怖いですね。今回は踏み抜きというレベルではなかったですが。なにしろ自分がスノーブリッジみたいのに乗ってるわけですからね〜
ラッセルは山頂アタックを取りやめさせるに十分なダメージを主に心に与えてました(笑) まあ天候を考えると撤退で正解なのですが、ホント疲れましたね。
同じ日程で足拍子入られてましたね。きわどかったようですがリベンジおめでとうございます。自分も仲間と計画立ててましたが、何度かの延期。今期は行かないと思います。やはり状態悪いときは2人パーティが最速でよさそうですね。
2017/4/2 19:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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