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Yamareco

記録ID: 1106490
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

寒河江葉山 残雪豊富な稜線を歩く(畑から周回)

2017年04月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:13
距離
11.6km
登り
972m
下り
973m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:33
休憩
0:42
合計
5:15
6:48
13
葉山市民荘駐車場
7:01
7:01
104
斜面取り付き
8:45
8:45
20
9:05
9:05
11
9:16
9:19
19
9:38
9:38
11
9:49
10:25
11
10:36
10:36
17
10:53
10:53
9
11:02
11:05
58
12:03
葉山市民荘駐車場
■今年も残雪の葉山に登りました。昨年と同様の周回ルートです。
■葉山は昨年の4/3に登っているが、実は今年はもっと早い時期に狙っていた。実行するに当たって「林道が畑までいつ開通するか」が鍵だった。3/20に下見に行った時は除雪はされているようだったが、畑の5kmほど手前から通行止めだった。3/26は船形山を目指すも敗退し、4/2は仕事で山には行けなかった。4/9は天候不良で湯殿山下見となり、「もう今年は葉山はないかな・・・」と思っていたのだが・・・
天候 晴れ(強風)
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■葉山市民荘前の駐車スペースに停めました。
■駐車場までは除雪されていますが、その先はまだ雪で通行できません。
コース状況/
危険箇所等
■林道で小規模な全層雪崩が発生していました。
■雪庇はありますが、まだ大きなクラックは生じていません。
■稜線上は雪が豊富に残っていて、藪漕ぎもないので歩きやすい。
この日は先週下見をした湯殿山に行くつもりで家を出たのだが、月山方面は雲がかかっていたので、輝く残雪を乗せた葉山に向かうことにした。
2017年04月16日 06:21撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 6:21
この日は先週下見をした湯殿山に行くつもりで家を出たのだが、月山方面は雲がかかっていたので、輝く残雪を乗せた葉山に向かうことにした。
今年は雪が多い。
2017年04月16日 06:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 6:37
今年は雪が多い。
葉山市民荘前の駐車スペースは除雪されています。
葉山市民荘前の駐車スペースは除雪されています。
駐車場を出るとすぐに除雪最終地点。
2017年04月16日 06:50撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 6:50
駐車場を出るとすぐに除雪最終地点。
雪が軟らかくけっこう沈むので最初からワカンを装着。
2017年04月16日 06:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 6:55
雪が軟らかくけっこう沈むので最初からワカンを装着。
しばし林道歩き。この先に見える尾根に乗る。
2017年04月16日 06:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 6:58
しばし林道歩き。この先に見える尾根に乗る。
全層で崩れて林道を塞いでいた。
2017年04月16日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 7:02
全層で崩れて林道を塞いでいた。
雪がつながっているので、ここから取り付くことにした。
2017年04月16日 07:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:06
雪がつながっているので、ここから取り付くことにした。
急斜面をこなして尾根に乗る。
2017年04月16日 07:16撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:16
急斜面をこなして尾根に乗る。
広い尾根を行く。
2017年04月16日 07:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:17
広い尾根を行く。
青空が広がり気持ちがイイ。
2017年04月16日 07:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:42
青空が広がり気持ちがイイ。
斜度が緩むと尾根幅が狭まる。
2017年04月16日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 7:46
斜度が緩むと尾根幅が狭まる。
振り返る。
2017年04月16日 07:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 7:46
振り返る。
クラックが生じていた。
2017年04月16日 07:51撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:51
クラックが生じていた。
緩やかに高度を上げていく。
2017年04月16日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:52
緩やかに高度を上げていく。
P1211付近。ピークは巻いた。
2017年04月16日 07:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 7:54
P1211付近。ピークは巻いた。
葉山の稜線が見えてテンションも上がる。
2017年04月16日 08:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:11
葉山の稜線が見えてテンションも上がる。
横目で100万ドルのドウタンツツジを探して進んだが、見逃した。
2017年04月16日 08:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:19
横目で100万ドルのドウタンツツジを探して進んだが、見逃した。
ここから急傾斜。雪が軟らかく蹴り込めるのでワカンのまま行く。
2017年04月16日 08:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:20
ここから急傾斜。雪が軟らかく蹴り込めるのでワカンのまま行く。
P1278に向かう。
2017年04月16日 08:30撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 8:30
P1278に向かう。
樽石方面に向かうルート。
2017年04月16日 08:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:31
樽石方面に向かうルート。
朝日・月山方面は雲に隠れている。
2017年04月16日 08:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 8:32
朝日・月山方面は雲に隠れている。
これから歩く葉山の稜線が広がる。
2017年04月16日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:33
これから歩く葉山の稜線が広がる。
葉山キャンプ場が見えた。
2017年04月16日 08:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:33
葉山キャンプ場が見えた。
次はP1356。この日は強風。稜線上は強烈な風が吹き荒れた。
2017年04月16日 08:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:36
次はP1356。この日は強風。稜線上は強烈な風が吹き荒れた。
P1356から小僧森〜大僧森〜葉山本山〜奥の院と見通せた。
2017年04月16日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:49
P1356から小僧森〜大僧森〜葉山本山〜奥の院と見通せた。
馬蹄形稜線の対岸である烏帽子岩方面。こっちから登ってみたいのだが、この時期どこまで車で入れるのだろうか・・・
2017年04月16日 08:49撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 8:49
馬蹄形稜線の対岸である烏帽子岩方面。こっちから登ってみたいのだが、この時期どこまで車で入れるのだろうか・・・
小僧森もワカンのまま登り切った。小僧森から大僧森を見る。
2017年04月16日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:10
小僧森もワカンのまま登り切った。小僧森から大僧森を見る。
風に煽られながら、大僧森の広いピーク。
2017年04月16日 09:20撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 9:20
風に煽られながら、大僧森の広いピーク。
大僧森から葉山本山。
2017年04月16日 09:22撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:22
大僧森から葉山本山。
このラインの右側は雪庇か。
2017年04月16日 09:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 9:31
このラインの右側は雪庇か。
大つぼ石を通過。この辺りは大きな雪庇が割れて迫力ある姿を見せるところだ。
2017年04月16日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:37
大つぼ石を通過。この辺りは大きな雪庇が割れて迫力ある姿を見せるところだ。
本山が近づいてきた。
2017年04月16日 09:37撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:37
本山が近づいてきた。
大滑山経由でこっちからも歩いてみたいところだ。
2017年04月16日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 9:39
大滑山経由でこっちからも歩いてみたいところだ。
月山の雲は切れてきたが、その山頂は姿を現すことはなかった。
2017年04月16日 09:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:39
月山の雲は切れてきたが、その山頂は姿を現すことはなかった。
葉山山頂。風が強くとても休憩できる場所ではないので、写真だけ撮って奥の院を目指す。
2017年04月16日 09:44撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:44
葉山山頂。風が強くとても休憩できる場所ではないので、写真だけ撮って奥の院を目指す。
最終目的地、奥の院。
2017年04月16日 09:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 9:45
最終目的地、奥の院。
豊富な残雪で鳥居をくぐれない。
2017年04月16日 09:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:54
豊富な残雪で鳥居をくぐれない。
駐車場から付かず離れず一緒だった単独行の男性も到着。この方はmanimaniさんでした。
2017年04月16日 09:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:56
駐車場から付かず離れず一緒だった単独行の男性も到着。この方はmanimaniさんでした。
風が雪を吹き飛ばすのか社殿の付近は全く雪がない。社殿の陰からわずかに下った地点で風を避けて休憩。manimaniさんと山談義。
2017年04月16日 09:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 9:55
風が雪を吹き飛ばすのか社殿の付近は全く雪がない。社殿の陰からわずかに下った地点で風を避けて休憩。manimaniさんと山談義。
30分ほど休憩して下山開始。
2017年04月16日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 10:31
30分ほど休憩して下山開始。
大ツボ石に向かう。上空には雲が広がり始めた。
2017年04月16日 10:43撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 10:43
大ツボ石に向かう。上空には雲が広がり始めた。
小僧森からP1358方面。5人のパーティが行くのが見えた。
2017年04月16日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 11:11
小僧森からP1358方面。5人のパーティが行くのが見えた。
この日初めてスライドしたスキーヤー。板が風で煽られ大変そうだ。
2017年04月16日 11:11撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 11:11
この日初めてスライドしたスキーヤー。板が風で煽られ大変そうだ。
帰りは尊仏平経由で葉山キャンプ場へ下る。
2017年04月16日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 11:17
帰りは尊仏平経由で葉山キャンプ場へ下る。
稜線を離れると風が和らぎ暑いくらいだ。
2017年04月16日 11:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 11:32
稜線を離れると風が和らぎ暑いくらいだ。
ノンストップで葉山市民荘まで下ってきた。湧水(長命水)で喉を潤す。
2017年04月16日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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4/16 12:00
ノンストップで葉山市民荘まで下ってきた。湧水(長命水)で喉を潤す。
駐車場には車が増えていた。
2017年04月16日 12:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
4/16 12:00
駐車場には車が増えていた。
撮影機器:

感想

 この日は先週下見した湯殿山に登るつもりで家を出たのだが、ぶ厚い雲がかかり月山方面は全く見えなかった。そのうち晴れてくるかな・・・と思いつつ、何気なしに見た葉山の稜線に釘付けになった。朝日を浴びた残雪の稜線が白い輝きを放ち実に魅力的だった。「よし、今日は葉山だ!」地形図は用意してないが去年と同じルートなら迷うことはなかろう。
 駐車場にはすでに1台停まっていて単独行が登山の準備中だった。自分も車を停め準備をしているとすぐにもう1台。こっちはスキーヤーだった。単独行の男性も同じ周回をとるようだったが、どっち周りで行くか悩んでいるようだった。あいさつをして先に出発。除雪最終地点から先はワカンを着けた。昨年もっと早い時期ですでにこの先も雪がなかったことを考えると、今年はずいぶん雪が多い。と言うか昨年が少な過ぎたのだろう。目的の尾根まで来ると今回は雪がつながっていたので昨年よりも手前で、直接尾根に取り付いた。ここで先の単独行の男性が後に続いていることに気付いた。
 尾根に乗ればあとは順調に高度を上げていく。雪は柔らかく蹴り込めるし、踏み抜きもありそうなので最初から最後までワカンで通した。稜線に出ると強風の洗礼を受けた。風に煽られながらP1358〜小僧森〜大僧森〜葉山本山〜奥の院まで、途中後続の単独行と2〜3言葉を交わしつつ一気に歩いた。風が吹き荒れ、休める場所がなかったということもあるが、この単独行のペースに押された感もあった。
 奥の院で風を避けて休憩。単独行と山の話をしながら早い昼食を摂った。話をするうちにこの方は、昨年4月に古寺〜鳥原経由で小朝日に上がった際に、小朝日のピークで出会ったmanimaniさんだと判明した。駐車場で見た時からどこかで見たことがあると思っていたのだ。30分ほど休憩するうちにすっかり体が冷えてしまったので、一緒に下山することにした。
 登りで疲れた脚に本山〜大僧森〜小僧森のアップダウンは堪えたが、尊仏平を経由して葉山市民荘までほぼノンストップ。長名水で喉を潤し駐車場に戻った。時刻はまだ12時だった。出発して5時間ちょっと。昨年ほぼ同じルートで7時間弱かかったことを考えるとかなりのハイペースだ。これも健脚のmanimaniさん効果かな。またどこかの山での再開を期して駐車場を後にした。
 白い稜線に魅せられ衝動的に登った残雪の葉山。周囲は雲が多く眺望は得られなかったが、自宅から手軽に行ける場所にこんなイイ山があることに感謝。いつかこの魅力的な馬蹄形の稜線を通して歩いてみたいものだ。(TONO)

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