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Yamareco

記録ID: 1109999
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ハイキング
谷川・武尊

春間近な上州三峰山(カタクリ・水芭蕉情報)

2017年04月19日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
12.4km
登り
824m
下り
811m

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
0:40
合計
6:05
7:45
80
9:05
9:25
100
11:05
11:25
60
三峰山頂
12:25
12:25
55
13:20
13:20
30
林道終点
13:50
ゴール地点・竜谷寺
天候 曇ったり晴れたり 朝のうちは小雨もパラリ
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
竜谷寺前の関越道に架かる橋のたもとに駐車スペースがあります。
コース状況/
危険箇所等
2万5千の地図上の1088m地点には雪がびっしり残っていて道が見えません。テープマーキングも乏しく迷いやすいので要注意箇所です。
他は、標識もしっかりあるので迷うことはないでしょう。
ナビで竜谷寺前を設定したらちゃんと三峰山の参道を案内してくれました。
2017年04月19日 07:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ナビで竜谷寺前を設定したらちゃんと三峰山の参道を案内してくれました。
三峰山付近の案内板。パラグライダーが盛んのようです。
2017年04月19日 07:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/19 7:13
三峰山付近の案内板。パラグライダーが盛んのようです。
竜谷寺前の路上。桜が満開でした。右手に関越道の陸橋があります。
2017年04月19日 13:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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竜谷寺前の路上。桜が満開でした。右手に関越道の陸橋があります。
なかなか由緒あるお寺のようです。
2017年04月19日 07:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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なかなか由緒あるお寺のようです。
門前の石人像
2017年04月19日 07:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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門前の石人像
六地蔵
2017年04月19日 07:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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六地蔵
これは誰でしょう
2017年04月19日 07:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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これは誰でしょう
お寺のしだれ桃の奥には三峰山が見えています。
2017年04月19日 07:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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お寺のしだれ桃の奥には三峰山が見えています。
三峰山に向かって歩き出します
2017年04月19日 07:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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三峰山に向かって歩き出します
アゼには春の花が・・・
2017年04月19日 07:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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アゼには春の花が・・・
振り向くと子持山が見えます
2017年04月19日 07:54撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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振り向くと子持山が見えます
去年の秋に歩いた吾妻耶山から大峰山
2017年04月19日 07:56撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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去年の秋に歩いた吾妻耶山から大峰山
ここがトカゲのシッポの登山道入口
2017年04月19日 07:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ここがトカゲのシッポの登山道入口
ここにも石仏が何体があります
2017年04月19日 07:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ここにも石仏が何体があります
ここの桜も満開です
2017年04月19日 08:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ここの桜も満開です
分岐にはちゃんと道標があります
2017年04月19日 08:13撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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分岐にはちゃんと道標があります
中腹の水場。美味しいお水です
2017年04月19日 08:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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中腹の水場。美味しいお水です
車道の終点には荷揚げ?用のモノレールがありました。座席も並んでいるので高齢者の参拝客は乗れるのかな?
2017年04月19日 08:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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車道の終点には荷揚げ?用のモノレールがありました。座席も並んでいるので高齢者の参拝客は乗れるのかな?
河内神社の階段脇には綺麗な水仙が咲いていました
2017年04月19日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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河内神社の階段脇には綺麗な水仙が咲いていました
ここが河内神社です
2017年04月19日 09:07撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ここが河内神社です
境内からの眺めは最高
2017年04月19日 09:09撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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境内からの眺めは最高
神社裏はすぐに頂上稜線です。赤松の林の中を快適に歩きます
2017年04月19日 09:52撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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神社裏はすぐに頂上稜線です。赤松の林の中を快適に歩きます
所々に残雪が出てきました
2017年04月19日 10:08撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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所々に残雪が出てきました
これを見ると春の気配が感じられます
2017年04月19日 10:20撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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これを見ると春の気配が感じられます
2017年04月19日 10:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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小さなピークを二つ三つ越えると山頂は近いです。
2017年04月19日 11:01撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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小さなピークを二つ三つ越えると山頂は近いです。
頂上直前の鞍部にはカタクリが芽を出し始めていました。
2017年04月19日 11:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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頂上直前の鞍部にはカタクリが芽を出し始めていました。
2017年04月19日 11:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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一つだけ蕾がありました。もうちょっと!!!
2017年04月19日 11:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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一つだけ蕾がありました。もうちょっと!!!
山頂への最後の登りにはしっかり雪が残っていました。
2017年04月19日 11:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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山頂への最後の登りにはしっかり雪が残っていました。
山頂にとうちゃこ。気持ちのよい山頂です。正面に谷川岳が・・見えませんでした。
2017年04月19日 11:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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山頂にとうちゃこ。気持ちのよい山頂です。正面に谷川岳が・・見えませんでした。
頭が欠けて二等に見えますが三等三角点のようです
2017年04月19日 11:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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頭が欠けて二等に見えますが三等三角点のようです
ここが迷いやすい平坦地です。
2017年04月19日 12:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ここが迷いやすい平坦地です。
三峰沼北分岐。あとはのんびり下るだけ
2017年04月19日 12:28撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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三峰沼北分岐。あとはのんびり下るだけ
三峰沼に出ました。
2017年04月19日 12:39撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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三峰沼に出ました。
水芭蕉も芽が出たばかり。
2017年04月19日 12:38撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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水芭蕉も芽が出たばかり。
鯉が泳いでいます。
2017年04月19日 12:40撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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鯉が泳いでいます。
静かな三峰沼でした
2017年04月19日 12:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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静かな三峰沼でした
気持ちの良い雑木林を過ぎると大岩がゴロゴロある急斜面をジグザグに下ります
2017年04月19日 12:50撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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気持ちの良い雑木林を過ぎると大岩がゴロゴロある急斜面をジグザグに下ります
スミレが綺麗
2017年04月19日 12:53撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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スミレが綺麗
沢山咲いています
2017年04月19日 12:59撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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沢山咲いています
農道に出ると赤城山が左手に見えます
2017年04月19日 13:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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農道に出ると赤城山が左手に見えます
振り返ると三峰山です。竜谷寺まではあとちょっとです。
2017年04月19日 13:46撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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振り返ると三峰山です。竜谷寺まではあとちょっとです。

感想

 関越道を走っているととても気になる山がある。関越道だけでなく、武尊山に登っても、平標山に登っても気になる山である。高さはさほどないがその大きな図体が気になるのである。

 気にはなっていても周囲に登りたい山がいくつもあったのでつい最近まで食指が動かなかったが、先日、吾妻耶山から大峰山を歩いてからは「次はあのでかい図体の三峰山を歩いてみよう」と思ったのである。登るのではなく、あの長くて大きな頂上稜線を歩くのである。

 稜線直下の河内神社付近まで車道が通じているので車で上れば三峰山まで往復3時間ちょっとで行けるようだが、これでは折角高速道路を使って遠征するのだからもったいない気がするので麓の竜谷寺から歩くことにした。

 関東地方は快晴の予報だったのに竜谷寺に着いたときには空は真っ黒。今日は絶対に雨具は要らないと思っていたのにパラパラと小雨も降っている。取り出した雨具を再びザックに詰め込んで出発した。

 車は、お寺の駐車場もあったが無断でとめては失礼なのですぐ近くの跨線橋のたもとの駐車スペースにとめた。満開の桜の下でなかなかいい雰囲気の場所だ。

 畑の中の一本道が三峰山に向かって伸びている。その畑を二分するかのようにトカゲの尻尾のような尾根が三峰山から下りてきている。この先端が登山口である。河内神社の参道にもなっているらしく石仏や鳥居がある。しっかり手入れのされた歩きやすい道である。

 小一時間も登ると麓から登ってきた車道に出る。車道の終点からは大岩がゴロゴロした参道をしばらく登ると河内神社に着いた。この神社からの展望が素晴らしい。

 朝の雨はあがって春霞の中に子持山から赤城山が浮かんでいる。ベンチもあるので山に登らなくても天気の良い日にお弁当を持ってここに登るだけでもいい感じである。ちょっと早いが展望を楽しみながら大休止とした。

 重い腰を上げて歩き出したらすぐに頂上稜線に出た。河内神社は稜線直下にあるのだ。
ほぼ平らな稜線を快適に歩く。

 帰りに寄る三峰沼への分岐を見送って松林が雑木林に変わったころから雪が出始めた。最初のうちは登山道の脇にちらほら残っている程度だったが一段上った小広い稜線にはびっしり残っていた。もぐるような雪ではないので歩くには何ら支障はないのだがトレースがないので道がわからない。

 わずかなマーキングテープを頼りにこの広場を抜けると小さなアップダウンが始まった。三峰の由来となったピークなんだろう。雪が溶けた落ち葉の間からカタクリの葉が出始めていた。開花まではあと一、二週間は必要だろう。

 このカタクリの群生地の前のピークが三峰山の山頂であった。北側が開けていて谷川岳方面が見えている。方面であって谷川岳本峰は雲の中である。前衛の小出俣山から安能川岳だけが真っ白な山容を見せている。天気が良ければ谷川岳がバッチリ見えそうである。

 雪山から吹いてくる風が冷たいが気温は20度近くある。座ったベンチが暖かくて気持ちが良かった。誰もいない静かな落ち着いた山頂で気持ちがいい。ちょっとのんびりしていこう。

 下山路は、稜線から三峰沼を経由して竜谷寺まで戻るのだが、行きに迷いかけた雪がびっしり残った平坦な稜線で再び道に迷いかけた。二重山稜のような稜線なので違う稜線に迷い込んだら大変だったが、何とか登山道に戻って事なきに済んだ。雪が深かったら迷うこと必至だ。

 三峰沼は結構標高が高い場所にあった。灌漑用水用のため池である。よくこんな高い場所に造ったものだと感心する。湿地帯に水芭蕉が新芽を出していた。かたくり同様、開花まで一、二週間は必要そうだ。

 今日は、膝の調子があまりよくない。大岩がゴロゴロした急坂がきつかった。農道に出るとあとは子持山や赤城山を見ながらふらぶらと竜谷寺までは戻るだけだった。振り返ると三峰山がどっかりと腰を据えている。いかにも地元の人たちに馴れ親しんだ里山の風格が感じられた。

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コメント

春がやってきた
こんにちは。
私は2月に三峰山に登りましたが、その時とはすっかり景色が変わり、春を感じられるようになってきたんですね。
季節を強く感じられるから、山登りは止められません。
youjiさんのレコを拝見し、いつかこの山に春にも登ってみたいと思いました。
2017/4/21 22:08
Re: 春がやってきた
おはようございます。
コメント、ありがとうございます。
今回の山行を思い立ち、貴兄の2月のレコを山行にさせていただきました。
あの雪では私ではいけないと思ったので、雪の消えた4月にしました。
下界の桜。河内神社の展望。快適な稜線歩きと里山歩きを満喫しました。
カタクリ、水芭蕉はゴールデンウィークが最盛期になりそうです。
混雑は嫌ですが花を見たい気もします。
お手頃の山なので、いつか、スノーシューを持って歩きたいとも思っています。
2017/4/22 9:39
プロフィール画像
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