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Yamareco

記録ID: 111047
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山滑走
尾瀬・奥利根

ススヶ峰〜尾瀬ヶ原

2011年05月14日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:30
距離
17.8km
登り
838m
下り
838m

コースタイム

鳩待峠410〜山ノ鼻530〜猫又側右岸から左俣1460m〜尾根上730〜フタマタ沢下降〜上部湿地830〜ススヶ峰中腹1030=1100〜下降〜猫又川1200〜山ノ鼻1330=1400〜鳩待峠1540
天候 晴れ、風強し
過去天気図(気象庁) 2011年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
鳩待峠まで未明でもマイカーで入れる数少ない週末。しかし駐車料金の2500円は驚き。そういえば尾瀬の地主は東京電力。
至仏
2011年05月14日 04:45撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 4:45
至仏
すでに水芭蕉。でも水芭蕉って湿地の雑草
2011年05月14日 05:28撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 5:28
すでに水芭蕉。でも水芭蕉って湿地の雑草
2011年05月14日 05:37撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 5:37
川上川の橋
2011年05月14日 05:44撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 5:44
川上川の橋
2011年05月14日 05:49撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 5:49
大平原
2011年05月14日 05:51撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 5:51
大平原
大雪原の向こうに至仏
2011年05月14日 05:51撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 5:51
大雪原の向こうに至仏
2011年05月14日 06:10撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 6:10
高巻からの猫又川。この川を向こうに渡るのは、今時期不能。
2011年05月14日 06:25撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 6:25
高巻からの猫又川。この川を向こうに渡るのは、今時期不能。
2011年05月14日 07:09撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:09
かなり水量がある。
2011年05月14日 07:09撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 7:09
かなり水量がある。
とある湿地
2011年05月14日 08:57撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 8:57
とある湿地
ススヶ峰へ向かって登る
2011年05月14日 08:57撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 8:57
ススヶ峰へ向かって登る
大白沢山
2011年05月14日 10:28撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 10:28
大白沢山
至仏、雪解けが早い
2011年05月14日 10:41撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 10:41
至仏、雪解けが早い
向こうに燧ヶ岳。手前景鶴
2011年05月14日 10:55撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 10:55
向こうに燧ヶ岳。手前景鶴
2011年05月14日 11:28撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 11:28
2011年05月14日 11:50撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 11:50
ススヶ峰
2011年05月14日 11:52撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/14 11:52
ススヶ峰
至仏山荘
2011年05月14日 13:43撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 13:43
至仏山荘
鳩待
2011年05月14日 15:48撮影 by  EX-H10 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/14 15:48
鳩待

感想

至仏が登山禁止となっても、夜中に鳩待までマイカーで入って、残雪の多い尾瀬ヶ原に行ってみようと思う。猫又川を遡って、目標は大白沢山から平ヶ岳方面だけど。
 土曜の未明に鳩待峠にマイカー10台ほど。エンジンかけっぱなしで寝ているのもいるけど、こういう街角ハイカーもやってくる季節になってしまった。でも雪はある。峠の向こう側(尾瀬ヶ原側)は、思った通りにどっかりの雪。少し明るくなった4時過ぎに出る。気温2度。風が案外強くて寒い。
 しかも雪はガリガリで、スキー履いて滑りだしたが辞めた。背負って下る。下の川上川まで来てシールで歩く。3月に至仏から滑ると、この川上川は全面雪に埋もれているのだが、もう、どうどうと流れている。5月の尾瀬だ。雪解けも早い。
(しかしいつも思うぞ。上高地は標高1500mだが、4月中旬で雪は無くなる。対して尾瀬は標高1400mだが、今でも1mの積雪が残る。尾瀬の方が圧倒的に雪国なのである)
 山の鼻を5時過ぎに通過したが、山小屋の客が起きだして歯磨きなんかしている。無視して通り過ぎる。
 尾瀬ヶ原は毎度、今の時期は南極のように大平原で、方向を間違う。猫又川は大白沢を水源に、山の鼻から只見へ流れるが、これを渡る橋はヨッピ橋一本しかなくて、まさに今回はこの本流(猫又〜上流の左俣)がすでに雪割れで水が出ていて、渡れなくて苦労する。(3月には川が埋まって渡れるが、5月にはそれが不能で、事故も多いものだ)。
 本流の左側に沿って平原を進むが、高巻が何度かある。後続のつぼ足一人が、高巻から下降しないでススヶ峰の方に登ってしまった。
 さて高捲いてまた川沿いに降りたがまだ左俣を渡れずに、左に支流から尾根にとりついた。結果的にその尾根を登っていけば、案外簡単にススヶ峰に出て、稜線伝いに大白沢山に出るのが簡単だと思うのだが、その時は右下のフタマタ沢が近くに見えたもんで、一旦滑り込む。そして支流を登って、とあるのどかな湿地に出る。その向こうを流れる左俣本流(ワル沢)は、こんな奥に来てもまだ水の音がゴウゴウとしていて、困る。
 その川に沿って高度をあげるが、まだ上流で支流を横断して、大白沢へ行こうと思っているのだが、だんだん疲れてきた。
 いい加減に諦めてススヶ峰の頂上へでも行こうと思ったが、城壁に遮られて登れず、しかも最近使っているモヘアのシールが滑りやすくて丸まって使い物にならず、ブラックダイアモンドのこの商品は欠陥品だと思わざるを得ない。諦めて昼飯にする。
 見晴らしは凄くいいのだ。向こうに燧ケ岳、手前に景鶴、少し右に日光白根。もちろん目の前にかなり雪解けが進んだ至仏。
 さあ滑って帰ろう。なのだが、心配なのは登ったルートの複雑さで、今日はしっかりナビをオンにしてきたから、その軌跡に従って忠実に下る。さっきの湿地まで戻るのも一苦労。間違えるとこんな山奥で取り返しのつかないことになる。
 湿地を超えてフタマタまで戻ってから、つぼ足で少し登り返す。そこからまた滑る。
 ずっと下に出ると、他につぼ足跡もあって、何と二人組に追いついた。谷を往復しただけのようだが、年配カップルもこんな奥までハイキングとは元気だ。
 追い抜いて山の鼻まで戻るのだが、途中何度も平原で道を間違えて、川の流れを渡れなくて戻る。そのたびにナビの軌跡を見て、どうにも行きはよいよいだが、帰りは怖い。けっこう時間がかかって山の鼻に戻って、ビールを買って飲む。売店の営業やっているなんてまさに夏山だ。昼飯食って、のろのろと鳩待に戻る。行動時間が長くて後半は疲れた。尾瀬という大平原の複雑な残雪時期に、道迷いのような放蕩山行も、まあ楽しい。
 鳩待で駐車料金支払えの張り紙があったが、料金所に人がいなくて、あらあらと思っていたら通り過ぎてしまった。


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