三ツドッケ:天目山(3ピークを登る)-蕎麦粒山
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
川乗橋-(バス)-奥多摩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に問題なし |
写真
感想
【三ツドッケ(天目山)の三峰】
昨年5月のゴールデンウィークに三ツドッケ(天目山)に登ったが、その時は三ツドッケの意味がわからなかった。後で調べるとドッケは尖ったピークを指すとのこと。
そんな訳で、そのときは2つのピークしか登らなかった。今回は3つのピークを登ろうと計画した。併せて、この山は眺めが良いので、遠方の山名をじっくり調べようと考えた。
2/25000の地図を見ると三角点のある三ツドッケ(天目山)の南にピークがあり、北側にもピークがある。ここでは仮の名前として南側から南峰、中央峰(三角点がある)、北峰とする。
【三ツドッケ(天目山)南峰】
一杯水の避難小屋から北へ向かうと最初に出てくるピークが三ツドッケ(天目山)南峰(仮称)である。小さなピークであるが、岩が露出していて絵になる。標識はない。
【三ツドッケ(天目山)中央峰】
三ツドッケ(天目山)中央峰(仮称)は三等三角点があり、山名の標識もたくさん設置されている。最大の特徴は360度の展望である。
【三ツドッケ(天目山)北峰】
三ツドッケ(天目山)北峰(仮称)へは登山道は無い。中央峰から北峰及びコルを見ながら踏み跡を探しながら向かう。あまり訪れる人はいないようだが、トレースはしっかりしている。北峰への最後の登りは見た目と同様、急である。北峰山頂は狭く、標識等は何も無い。
【三ツドッケ(天目山)中央峰の眺め】
伐採おじさんの話は多くの方がご存知と思う。ここでは割愛する。結果として、すばらしい眺めがこの山にはある。本日は時間をかけて、遠くのピークを確認しようと考えた。
北には武甲山が見える。緑に覆われたどっしりした山容である。この山は南側から見ると魅力的な姿となっている。その東側には大持山、有間山、有間峠。
東には日向沢ノ峰、川苔山、本仁田山。
南東から南へは、日の出山、御岳山、大岳山、御前山、三頭山。
南から西へは石尾根、六ツ石山、鷹ノ巣山、七ツ石山、雲取山、酉谷山、天祖山。
【三ツドッケ(天目山)を遠くから見ると】
蕎麦粒山付近から三ツドッケ(天目山)を振り返ると3つのピークが並んでいて、「三ツドッケ」の山名が良い命名であることがわかる。鳥屋戸尾根から同様に3つのピークが見られる。
この辺りでは奥武蔵の二子山が二つのピークが並んでいるのを思い出す。これもすばらしい命名と思う。
【山登り日和】
東日原は気温18℃、一杯水避難小屋は昼に18℃。湿度は低いと思われ、爽やかな登山日和であった。山頂で山名を調べている間、陽にあたり日焼けした。紫外線が強かったようだ。日焼け止めまで気が回らなかった。
【虫よけ】
山頂でのんびりしていると虫が気になった。虫が出てくる季節なのだろう。虫除け(禁忌剤)は蚊には有効だが、ハエのような虫には効き目がいまいちである。意外と効くのが除虫菊を成分とした蚊取り線香である。これを焚くと不思議と虫がいなくなる。うっとしい思いを考えれば、少々煙いことは気にならない。すばらしいローテク(ローテクノロジー)である。
【三ツドッケ(天目山)の時間】
三ツドッケ(天目山)のあとは蕎麦粒山に寄って、鳥屋戸尾根を下りた。今回は三ツドッケ(天目山)での時間を楽しもうと、時間をかけた。3つの峰を登り、景色をじっくり味わった。こんな山登りもよいと思った。三ツドッケ(天目山)で時間をかけすぎてしまい、後半の時間が不足してしまった。鳥屋戸尾根は笙ノ岩山(1254.8m)から標高600m付近まで小走で降りる羽目になった。
(記 Tokenzakai=Yontousankakuten-M)
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