記録ID: 111284
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ハイキング
奥秩父
大ナゲシ 赤岩岳
2011年05月14日(土) [日帰り]


- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,143m
- 下り
- 1,138m
コースタイム
7:50野栗沢-8:15二俣-9:25赤岩峠-10:07大ナゲシ-11:08赤岩峠-11:37赤岩岳-11:55一つ先のピーク-12:55赤岩峠-13:52野栗沢
天候 | 晴れのち曇り 風が若干強くなる |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
赤岩峠赤岩峠 小さな祠が祀られている。そういえば中津川の伯母が野栗沢だか、黒川だか嫁入りするのに、この峠を越えたのだという話を母から聞いたことがある。戦後間もない頃の話だと思うが、もう確認することもできない。
それにしてもこんな山道が生活道だったということは、つい一世代前の人たちが、こんな険しい道を普通に歩く力を持っていたということ、「何かを得ることは、何かを失うこと」というのがよくわかる。
それにしてもこんな山道が生活道だったということは、つい一世代前の人たちが、こんな険しい道を普通に歩く力を持っていたということ、「何かを得ることは、何かを失うこと」というのがよくわかる。
大ナゲシから赤岩峠に戻り、すぐ先に大きく立ち上がる赤岩岳を目指す。峠のすぐ上尾根筋の稜線上に黄色のテープがあり、岩場の下にたくさんのアカヤシオツツジが見えた。直登のルートは岩登りなので、撮影すると北側に岩場を巻いて行くルートに戻る。
赤岩岳の岩場に咲くアカヤシオ この岩場の左側を北側から登る場所にペンキの印が付いている。ほんの少し岩場の悪い場所があるので、注意して登ると樹林帯に入るとすぐに頂上だ。
赤岩岳の岩場に咲くアカヤシオ この岩場の左側を北側から登る場所にペンキの印が付いている。ほんの少し岩場の悪い場所があるので、注意して登ると樹林帯に入るとすぐに頂上だ。
そういえば、二十歳の頃この尾根の一部だったか、ここから続く八丁尾根の一部でだったか、秋口に雨になったことがある。雨の後霧に巻かれて動けなくなったことがあったのを思い出した。自分の足先が見えなくなり、両側にある岩場をイメージしながら這うようにして歩いたが、延ばした自分の指先も見えない濃霧になり、岩のくぼみに2時間あまり合羽を着けて、座り込んでいた。静けさの中で、合羽に当たる霧の粒の音がやけに大きく聞こえ、鼓動も聞こえそうな静寂が不安を大きくした。
甲斐駒ケ岳から鋸岳に向かう稜線上に六合の石室小屋がある。ここへ向かう途中で同じように霧雨で立ち往生したこともあったなあ。
でも今回は風は少し強くなりアカヤシオを揺すり可哀相だが、新緑がめの疲れを癒してくれるようだ。
甲斐駒ケ岳から鋸岳に向かう稜線上に六合の石室小屋がある。ここへ向かう途中で同じように霧雨で立ち往生したこともあったなあ。
でも今回は風は少し強くなりアカヤシオを揺すり可哀相だが、新緑がめの疲れを癒してくれるようだ。
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