アカヤシオにはまだちょっとはやかった。岩岳山・入手山周回登山。

2017年04月23日(日) [日帰り]

• GPS: 05:58
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,155m
• 下り: 1,144m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:59

7:59 スタート地点
11:20 11:46 岩岳山
12:25 12:34 入手山
13:58 ゴール地点

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

　春野町の中心地から30分くらい林道を進んだ、ログペンション「シンフォニー」に登山客向けの駐車場があります（無料）。

コース状況／危険箇所等

　荷小屋峠経由の登山道は整備され、危険箇所は無くなっています。入手山経由の登山道には道迷いしやすいポイントやロープのかかる岩場があります。

写真

　シンフォニーの駐車場から岩岳山を遠望。うわぁ、山の上半分が雲の中。天気予報は回復傾向だからと覚悟を決めてスタートする。

　くだり続ける林道を進む。一時期荷小屋峠方面が通行止だった時は、この案内板が右の林道（入手山方面）を指していたこともありました。

　最近この周辺も間伐が入って、随分明るい雰囲気になりました。

　林道にはあまり花がなく、ちょっと嫌な予感。斜面の山桜がきれいでした。

　林道3.5km地点（シンフォニーから4kmほど）で小俣事業所跡に到着。トイレがあります。青空が出て少し暑くなったので上着を脱ぎました。

　林道を登り、登山口の案内のところから下ると橋があります。以前はしっかりしていましたが、だんだん老朽化してきましたね。

　橋を渡るとその後は急登が待っています。以前水場になっていたところが崩れて通行止になりましたが、昨年くらいに迂回路が整備され、今は問題なく通過できます。

　ここはかつて木橋で渡っていた場所ですが、崩れた結果、かえって普通に通過できるようになりました。こういうこともあるんですね。

　間も無く荷小屋峠。すでに標高は1,100m近いので、山頂も近くに大きく見えます。

　荷小屋峠から急登を岩岳峠に向かいます。時期さえあえば、この辺りはアカヤシオが咲き乱れているポイントですが、今日はまるで無し。つぼみも無し（泣）。足が重くなります。向こうの京丸山がよく見えました。

　岩岳峠を左折し、少し進むと岩岳神社奥宮です。やはりここにお参りしないと、というわけで、外せないポイントです。

　今年も500円のお布施をして、お札をいただきました。ここに行かないといただけない、価値あるお札です。安産に効果ありとか。

　神社からは高塚山や竜馬ケ岳がよく見えました。

　岩岳峠に戻り、もう一息で岩岳山の山頂です。しかしここはなぜかすごく寒い。もちろん周囲にアカヤシオは一切咲いていません（泣）。あまりに寒いので、カップラーメンを食べて早々に退散です。

　入手山に向かいます。まもなく入手山、というところで、おおお、ついに一本だけ咲いているアカヤシオが。感動。

　入手山に着きました。あまりアップされない看板の裏の写真をあげて見ます。

　入手山の周辺にはつぼみがほころびかけた木がそこかしこにありました。入手山は来週あたり、かなり開花しているかもしれません。

　入手山からキマタ山に向かう途中にも数本の咲いているアカヤシオの木がありました。ここまで歩いてきてよかった(^_^)。

　キマタ山に到着。ここが少し迷いやすいので注意です。

　キマタ山から下っていきます。直進すると崖に突き当たってしまうところです（景色はきれいですが）。登山道は左下に続きます。

　標高1,000mくらいまで下がったところにある崖。ロープもあるので、まぁそれほど苦労せずおりられます。その先の急降下の方が危ないかも。

　更に林の中を急降下します。もう足が疲れているので、想像以上にきますね。最後の難所です。

　ようやく林道に出ました。木に貼られた説明の通りに進みましょう。

　送電線の下をくぐります。この先の道が藪っぽいですが、覚悟を決めて飛び込めば、すぐに道が現れます。

　送電線のところから、竜頭山がよく見えました。

　水道施設に戻ってきました。ここから駐車場はまではほんの400〜500mです。

　6時間弱の行程でした。岩岳山は朝よりは雲が引いていましたが、相変わらず山頂は見えませんでした。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

hiro-f

　残念ながらアカヤシオにはまだかなり早かったようです。岩岳山では蕾すらまだ見つからず、ショックでしたが、その分、入手山でわずかですが花が見られたのには感動しました。