記録ID: 1121497
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ハイキング
中国山地西部
広島県廿日市市 吉和冠山 カタクリ＆ジャクチスミレ満開＆絶景！
2017年04月30日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:06
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 694m
- 下り
- 690m
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日帰り
- 山行
- 3:49
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:05
13:34
13:34
7分
カタクリ群生地引き返し地点
13:41
13:53
18分
休憩地点
15:01
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
よく整備されていますが、分岐に道標がない場合もあるので、地形図やコンパスで確認する必要があります。何回か渡渉する所がありますが、幅は15〜200cm程で水深はごく浅く、靴底が濡れる程度ですみます。石が埋まっていたりゴロゴロ転がっていたりする所もあるので、地面が濡れているときは多少注意が必要です。 クルソン仏岩＜写真19＞に登るには装備が必要です。途中までは何もなくても登れますが、下りが苦手な連れは下りるときにかなり苦労しました。無理に登ろうとする必要はありません。岩の北側にロープや赤ペンキマークがあり、踏み跡を辿って進むと蝋燭岩の前まで行けます。そこからはロープを頼って蝋燭岩の上に登り、絶景＜写真22＞を楽しむことができます。 |
| その他周辺情報 | 今回は下山後の宿泊施設として「もみのき森林公園 もみのき荘」を選びました。「森林浴の森100選」にも選ばれ、標高750ｍ〜1,070ｍ（散策可能な標高）に位置しており、広さ400ヘクタールでモミの木が点在する景観が特色です。この時期はスイセンロードがずっと続いていました。地元名物のわさびを使った料理やおいしい水が印象的でした。 |
写真
01吉和地区唯一のスーパー越しに吉和冠山
吉和ICを下りると、「デイリーヤマザキ」の看板を見つけました。吉和地区唯一のスーパー（店名「なかざわ」）のようでしたので、ここで昼食を調達しました。その背後に吉和冠山が見えました。
01吉和地区唯一のスーパー
越しに吉和冠山
吉和ICを下りると、「デイリーヤマザキ」の看板を見つけました。吉和地区唯一のスーパー（店名「なかざわ」）のようでしたので、ここで昼食を調達しました。その背後に吉和冠山が見えました。
越しに吉和冠山
吉和ICを下りると、「デイリーヤマザキ」の看板を見つけました。吉和地区唯一のスーパー（店名「なかざわ」）のようでしたので、ここで昼食を調達しました。その背後に吉和冠山が見えました。
02汐谷登山口
汐谷沿いの林道を行けるところまで進み、自動車が数台停められるスペースに自動車を停め、この橋を登山口としました。
汐谷沿いの林道を行けるところまで進み、自動車が数台停められるスペースに自動車を停め、この橋を登山口としました。
03ニリンソウ登山を開始してすぐにニリンソウを見つけました。茎の上に2個の花を付けるという意味で二輪草と名付けられていますが、実際には1輪のものが多い？2つ目はすべて小さなつぼみでした。
03ニリンソウ
登山を開始してすぐにニリンソウを見つけました。茎の上に2個の花を付けるという意味で二輪草と名付けられていますが、実際には1輪のものが多い？2つ目はすべて小さなつぼみでした。
登山を開始してすぐにニリンソウを見つけました。茎の上に2個の花を付けるという意味で二輪草と名付けられていますが、実際には1輪のものが多い？2つ目はすべて小さなつぼみでした。
04滝ヶ休
滝を見ながらゆっくり休憩できるという意味でしょうか。背後には小滝の連続が見られました。
滝を見ながらゆっくり休憩できるという意味でしょうか。背後には小滝の連続が見られました。
05滝ヶ休の滝
対岸に見えました。清涼感に溢れ心が安らぎます。動画も撮りました。
対岸に見えました。清涼感に溢れ心が安らぎます。動画も撮りました。
08ミヤマカタバミ
今回、一番たくさん見られた花です。特にオオ懸崖（大タキ）＜写真14、15＞までの間に群生していました。
今回、一番たくさん見られた花です。特にオオ懸崖（大タキ）＜写真14、15＞までの間に群生していました。
10サンインスミレサイシンスミレサイシンよりも葉の先端が急激に尖るそうですが、両者を区別しないことも多いようです。ジャクチスミレ＜写真31＞の片親といわれています。これもたくさん咲いていました。この辺りでミヤマカタバミの群生を動画に撮りました。
10サンインスミレサイシン
スミレサイシンよりも葉の先端が急激に尖るそうですが、両者を区別しないことも多いようです。ジャクチスミレ＜写真31＞の片親といわれています。これもたくさん咲いていました。この辺りでミヤマカタバミの群生を動画に撮りました。
スミレサイシンよりも葉の先端が急激に尖るそうですが、両者を区別しないことも多いようです。ジャクチスミレ＜写真31＞の片親といわれています。これもたくさん咲いていました。この辺りでミヤマカタバミの群生を動画に撮りました。
12ミヤマカタバミ大小
葉の形からするとどれもミヤマカタバミのようですが、大きい方は3cm、小さい方は2cm程でした。
葉の形からするとどれもミヤマカタバミのようですが、大きい方は3cm、小さい方は2cm程でした。
13シマヘビ
近づくと、いったんフリーズしました。木に登らないヘビなので、逃げる術を失って、フリーズしたのかもしれません。動画にも撮りました。
近づくと、いったんフリーズしました。木に登らないヘビなので、逃げる術を失って、フリーズしたのかもしれません。動画にも撮りました。
14沢対岸大岩この辺りがオオ懸崖（大タキ）のようです。踏み跡があったので沢まで下りてみました。登山道に戻ると、ミソサザイが目の前にやってきてさえずりました。
14沢対岸大岩
この辺りがオオ懸崖（大タキ）のようです。踏み跡があったので沢まで下りてみました。登山道に戻ると、ミソサザイが目の前にやってきてさえずりました。
この辺りがオオ懸崖（大タキ）のようです。踏み跡があったので沢まで下りてみました。登山道に戻ると、ミソサザイが目の前にやってきてさえずりました。
15オオ懸崖（大タキ）
木道に連れが立っている付近は確かに崖です。ここを過ぎるとすぐ林道工事中で、道標に従い巻道を歩きました。
木道に連れが立っている付近は確かに崖です。ここを過ぎるとすぐ林道工事中で、道標に従い巻道を歩きました。
16ヤマエンゴサク
広い砂利道を横切って登山道に合流してすぐのところです。ここにだけ咲いていました。
広い砂利道を横切って登山道に合流してすぐのところです。ここにだけ咲いていました。
17エンレイソウ
もう実ができかけていました。ここからしばらく、エンレイソウと山口県の絶滅危惧�粁爐離縫轡離筌泪織ぅ潺鵐�サの群生地が続きました。
もう実ができかけていました。ここからしばらく、エンレイソウと山口県の絶滅危惧�粁爐離縫轡離筌泪織ぅ潺鵐�サの群生地が続きました。
19クルソン仏岩
見上げたところです。この北東に岩がいくつか並んでいるのですが、ここからは見えません。
見上げたところです。この北東に岩がいくつか並んでいるのですが、ここからは見えません。
20クルソン仏岩側面
登ってみましたが、ここが限界でした。あきらめて動画を撮って下りました。
登ってみましたが、ここが限界でした。あきらめて動画を撮って下りました。
21クルソン仏岩北面
蝋燭岩のすぐ南側の岩の上から振り返ると、クルソン仏岩の北面が見えました。動画も撮りました。
蝋燭岩のすぐ南側の岩の上から振り返ると、クルソン仏岩の北面が見えました。動画も撮りました。
22蝋燭岩よりクルソン
仏岩＆吉和冠山
ロープを頼りに蝋燭岩に登ると、360度の展望が広がりました。動画も撮りました。
仏岩＆吉和冠山
ロープを頼りに蝋燭岩に登ると、360度の展望が広がりました。動画も撮りました。
23蝋燭岩より吉和冠山
ズームすると、きれいな急カーブを描く吉和冠山がはっきり見えました。
ズームすると、きれいな急カーブを描く吉和冠山がはっきり見えました。
24吉和冠山懸崖より恐羅漢山等景観
吉和冠山頂上は人が多かったので、スルーして細い踏み跡を進み行き止まりで休憩しました。北方面がよく見えます。北東には恐羅漢山などが見えました。
24吉和冠山懸崖より
恐羅漢山等景観
吉和冠山頂上は人が多かったので、スルーして細い踏み跡を進み行き止まりで休憩しました。北方面がよく見えます。北東には恐羅漢山などが見えました。
恐羅漢山等景観
吉和冠山頂上は人が多かったので、スルーして細い踏み跡を進み行き止まりで休憩しました。北方面がよく見えます。北東には恐羅漢山などが見えました。
25吉和冠山展望地より
女鹿平山等景観
東北東には女鹿平山などが見えます。動画も撮りました。展望地なのでここも混雑していました。
女鹿平山等景観
東北東には女鹿平山などが見えます。動画も撮りました。展望地なのでここも混雑していました。
26吉和冠山頂上
標高1339mの吉和冠山ピークです。人が写らないタイミングを見計らって撮り、すぐ移動しました。
標高1339mの吉和冠山ピークです。人が写らないタイミングを見計らって撮り、すぐ移動しました。
28色が薄いカタクリ
白いカタクリかと思ったら、色が薄いだけでした。結局、白いのは見つかりませんでした。
白いカタクリかと思ったら、色が薄いだけでした。結局、白いのは見つかりませんでした。
29クマザサ斜面のカタクリ
登山道の脇にクマザサが生えた斜面があり、見下ろすとカタクリがあっちこっち咲いていました。
登山道の脇にクマザサが生えた斜面があり、見下ろすとカタクリがあっちこっち咲いていました。
30カタクリ群生
登山道がカタクリロードになってきました。動画も撮りました。
登山道がカタクリロードになってきました。動画も撮りました。
31ジャクチスミレ花好きの方が呼び返してくださったので、引き返して撮りました。花の中心部周辺に毛があるのがバッチリ写せました。サンインスミレサイシン＜写真10＞とシコクスミレの交雑種で、寂地山にはないそうです。この方のお話では、サンインスミレサイシンはたくさんありましたが、シコクスミレはまだ咲いていなかったとのことです。
2
31ジャクチスミレ
花好きの方が呼び返してくださったので、引き返して撮りました。花の中心部周辺に毛があるのがバッチリ写せました。サンインスミレサイシン＜写真10＞とシコクスミレの交雑種で、寂地山にはないそうです。この方のお話では、サンインスミレサイシンはたくさんありましたが、シコクスミレはまだ咲いていなかったとのことです。
花好きの方が呼び返してくださったので、引き返して撮りました。花の中心部周辺に毛があるのがバッチリ写せました。サンインスミレサイシン＜写真10＞とシコクスミレの交雑種で、寂地山にはないそうです。この方のお話では、サンインスミレサイシンはたくさんありましたが、シコクスミレはまだ咲いていなかったとのことです。
32大輪のカタクリ
この周辺のは2,3cmの小さな花が多いのですが、これは標準サイズでした。
この周辺のは2,3cmの小さな花が多いのですが、これは標準サイズでした。
34赤みを帯びた
エンレイソウ
山口県の絶滅危惧�粁爐離縫轡離筌泪織ぅ潺鵐�サと一緒に群生していたので動画も撮りました。
エンレイソウ
山口県の絶滅危惧�粁爐離縫轡離筌泪織ぅ潺鵐�サと一緒に群生していたので動画も撮りました。
35エイザンスミレ
うっすらピンク色を帯び、花びらが少し波打っています。咲き始めのようで花数は少なかったです。
うっすらピンク色を帯び、花びらが少し波打っています。咲き始めのようで花数は少なかったです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
防寒具
手袋（防水加工）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
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|---|
感想
安芸冠山（別名の吉和冠山が通称？）は「ひろしま百山(中国新聞社)」のトップページで紹介されるほど、広島県で最も人気のある山の一つのようです。その名の通り、頂上付近が冠型をしており、吉和ICから降りてすぐのスーパー＜写真01＞を含め吉和地域の多くの場所から見ることができる吉和の象徴的な山です。
この時期に期待するのは当然カタクリです。しかし、今回のように汐谷を往復すると、クルソン仏岩は見られるものの、冠山の頂上を踏んで、そのまま北北東のオオ懸崖（大タキ）まで行き、同じルートを戻ってくると、カタクリにお目にかかれない可能性が高いです。カタクリは冠山頂上の南西に集中して咲いていました。話題の白いカタクリにはお目にかかりませんでしたが、色が薄く白っぽい色をしたものはいくつか見ました。ちなみに、花言葉の「初恋」は、うつむいて咲く花姿から、恥じらいにより自分の気持ちをうまく伝えられない、せつない初恋の気持ちを連想したものであるといわれます。また、別の「寂しさに耐える」という花言葉もうつむいて咲く姿にちなみます。風に揺れる姿が可憐で印象に残りました。
今回、頂上で出会った方がジャクチスミレの存在を教えてくださいました。その名が示す通り、固有種ですが、寂地山では見られないスミレだそうです。このジャクチスミレは教わったところでだけでしたが、その片親といわれるサンインスミレサイシンはたくさん見ることができました。
ニシノヤマタイミンガサは全く知らず、ヤブレガサかと思いながら歩いていました。山口県の絶滅危惧�粁爐世修Δ任垢�、群生しておりありがたみが薄れるほどでした。これからもどんどん増えてほしいです。
ちなみに、ミヤマカタバミは標高に関係なく、たくさん見ることができました。エンレイソウも群生しており、予想以上にさまざまな花を楽しめました。ミソサザイやウグイスなどのさえずりも聞こえ、天気にも恵まれて最高のGWスタートとなりました。
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