宝剣中央稜
コースタイム
4/30
3:00 起床 - 5:00 発 - 6:00 取りつき 6:30 - 1P 目 7:30 - 2P 目 9:30 - 10:30 4P 目 - 12:30 5P 目(ピーク)- 14:00 ロープウェイ駅
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
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写真
感想
標高が高くこの時期でも雪も氷もあり。
千畳敷カールは小規模な雪崩が起きていた。
初日は天気が悪いため、午前中に東京発のゆったりモード。
夕方より荒れ始め、雷もなっていた。
2 日目は早朝は風が強かったが取りつきにつく頃は、晴れ間が広がり
安定してきた
用を足したりして、6:30 ごろスタート。
1 ピッチ目
草つき。凍った泥壁にベントアックス刺しまくる。
途中でアイスっぽくもなる。ランナーを取る箇所が少なく
微妙な登攀も強いられる。思っていた以上に悪い。
残置ロープがあるところでビレイ。
2 ピッチ目
ビレイ点からルーファイで迷う。正面の凹角を登るのかと思ったが、
ピンがないらしい。真新しいハーケンが 1 つあるがそこから直上するも
難しく引き返し。なんだかんだと 1 時間程度迷う。
結局、左へ回り込んだところにピンを発見。
その先にある薄かぶりをこなす。ここが実質的な核心。
ハーケンがあり、またカムが決められる。が、クライミング自体は難しい。
アブミを出してクリア。
3 ピッチ目
2,3 メートルの薄かぶりを思いきって登ってリッジに這いずりあがる。
その先におけらクラックが見えるが、ロープが屈曲しそうなのでピッチを切る。
4ッチ目
おけらクラック。20メートルくらいのクラックをこなして、雪まじりのフェースを右上。
リードした simog さんはカムアブミ。
さてフォローとおもったところ、カムはすべて抜き去られていた……。
クラックはキャメロット #2-3 サイズ。
アックスをクラックに詰まった雪に差し、アイゼンをねじ込む。案外登れる。
5 ピッチ目
出だしの岩を越えると雪稜。50m ロープいっぱいでピークへ。
中央稜はアプローチが楽だが、登攀自体は難しい部類だろう。
グレード的には八ヶ岳の中山尾根より2グレード位は上。阿弥陀岳北西稜よりも上。
泥つき壁、ドラツー、アイゼンアブミ、クラック、雪稜といろいろ要素があり楽しめる。
カムは2セット。アックスはミックスで使えるもの(クォークなど)。
アブミは粘れば使わなくてもこなせる。が、念のため持っていった方が良い。
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