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Yamareco

記録ID: 1126697
全員に公開
沢登り
奥秩父

多摩川水系丹波川 大黒茂谷 源頭:大菩薩嶺北面直下

2017年05月04日(木) [日帰り]
 - 拍手
motch その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:39
距離
16.1km
登り
1,630m
下り
1,617m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:06
休憩
1:29
合計
10:35
8:22
23
三条新橋ゲート
8:45
8:45
38
9:23
9:44
181
大黒茂谷出合
12:45
13:35
9
昼食
13:44
13:44
36
二俣
14:20
14:20
78
奥二俣
15:38
15:56
59
源頭部(大菩薩嶺直下)
16:55
16:55
68
水源巡視路
18:03
18:03
33
大黒茂谷出合
18:36
18:36
21
小室川下降点(小室向)
18:57
三条新橋ゲート
天候 終日晴れ。雲量4〜8
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
R411
 ↓
三条新橋ゲート前(10台くらい)
コース状況/
危険箇所等
【登り】
・序盤が悪め。泉水谷からの分岐でいきなり急流の5m滝が連続してあり、ややビビる。
・最初の堰堤は左巻き。
・堰堤のあとに深いトロ場あり。左岸を巻けるとの情報だが、トロ場を右からヘツって直登も可能。ただ、ホールドは豊富ではない。そのあとも小滝が連続しており、気が抜けない。ここがヤマ場かも。
・それを過ぎると割とすんなり進める。二俣は左、奥二俣はどちらでもいいが左の方が登りやすい。
・奥二俣を過ぎた源頭近くは雪渓が詰まっており危険なので、早めに尾根に乗り上げたが、これも苔藪の急斜面で非常に滑り、あまりよくない。

【下り】
大菩薩への夏道と頂上へ直接続く小さな沢のようなところに乗り上げる。そこから丸川峠方面へ少し下り、北へ延びる2本目の尾根(踏み跡あり)を尾根伝いに下る。途中尾根が3本に分岐するが、一番左を使用。すると丸川峠からの水源巡視路と交差するので、そのまま右に進めば大黒茂谷沿いを下っていける。

今回は北へ伸びる1本目の尾根を下り、スズタケの藪を漕ぎまくって下った。
沢に入り込まないようにするためのルーファイが難しいが、同様に丸川峠からの水源巡視路にあたる。あとは同じ。

お助け紐は何回か出したが、ザイルは1度も使わず。
全体的に極端に苔が多く、非常に滑りやすいので注意。
フェルト靴を強く推奨。
その他周辺情報 のめこい湯は受付18時まで。
今回はスタートが遅かったこともあり、間に合わず。
三条新橋ゲートからスタート。Pで前泊したが、寝坊してスタートが大幅遅れ。まあ、時間が遅くなったら巡視路をエスケープすればいいか、と気楽に出発。
三条新橋ゲートからスタート。Pで前泊したが、寝坊してスタートが大幅遅れ。まあ、時間が遅くなったら巡視路をエスケープすればいいか、と気楽に出発。
後ろ足が警戒してる。
2
後ろ足が警戒してる。
やっぱ泉水谷はデカい。
1
やっぱ泉水谷はデカい。
1時間ほど歩き、路面がアスファルト舗装から砂利に変わるあたりでこの標識が現れます。
1時間ほど歩き、路面がアスファルト舗装から砂利に変わるあたりでこの標識が現れます。
立派な階段を下る。
立派な階段を下る。
すぐ入渓。まだ体も温まっていない中でなかなか神経使います。
1
すぐ入渓。まだ体も温まっていない中でなかなか神経使います。
胎内くぐりみたいな浅いトロ場。
1
胎内くぐりみたいな浅いトロ場。
深緑の趣き。この時期の沢はこれがたまらない。
1
深緑の趣き。この時期の沢はこれがたまらない。
堰堤は右巻き。結構滑りやすい。
堰堤は右巻き。結構滑りやすい。
水が滑走。
トロ場。見た目は悪いが、右からヘツれます。
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トロ場。見た目は悪いが、右からヘツれます。
しかし一度落ちてしまい、首に巻いていたタオルを沈めてしまいました。中央のグリーンのやつ。
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しかし一度落ちてしまい、首に巻いていたタオルを沈めてしまいました。中央のグリーンのやつ。
残置したくないので、引き返し。
1
残置したくないので、引き返し。
拾う道具を調達し。。。
拾う道具を調達し。。。
トライ!エイヤ!無事に回収できました。深さは3mくらいあったので、潜るなんてとても無理。凍え死ぬ。
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トライ!エイヤ!無事に回収できました。深さは3mくらいあったので、潜るなんてとても無理。凍え死ぬ。
再びヘツって戻ります。今度は落ちずに済みました。
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再びヘツって戻ります。今度は落ちずに済みました。
ナメ床が出てきました。
2
ナメ床が出てきました。
この花だけが結構あちこちに割いてました。
1
この花だけが結構あちこちに割いてました。
苔むす5m平滝。右巻き。
苔むす5m平滝。右巻き。
その上はまたナメ。
その上はまたナメ。
この岩が見えると、ちょうど中間点あたり。
この岩が見えると、ちょうど中間点あたり。
始終倒木が多し。
始終倒木が多し。
微妙に厭らしい角度のナメ滝。左の水線から登りました。
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微妙に厭らしい角度のナメ滝。左の水線から登りました。
よく見るとコケだらけ。下の黒いのは全部苔。フェルト靴マスト。
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よく見るとコケだらけ。下の黒いのは全部苔。フェルト靴マスト。
1本目の丸木橋。これを過ぎると。。。
1本目の丸木橋。これを過ぎると。。。
ナメが美しくなっていきます。
ナメが美しくなっていきます。
やはりナメが一番好き。
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やはりナメが一番好き。
癒されます。
落雷か大落石したかで崩壊した丸木橋。
3
落雷か大落石したかで崩壊した丸木橋。
その先に変わりに架けられた丸木橋、この脇の河原で休憩。
その先に変わりに架けられた丸木橋、この脇の河原で休憩。
昼飯はレトルトカレー。
昼飯はレトルトカレー。
まるでナウシカの腐海のような世界。ここが二俣。右に水が流れていますが、左へ進みます。
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まるでナウシカの腐海のような世界。ここが二俣。右に水が流れていますが、左へ進みます。
分岐してすぐは伏流していますが。。。
分岐してすぐは伏流していますが。。。
すぐに水が出てきます。
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すぐに水が出てきます。
アスレチックな登りが続きます。
アスレチックな登りが続きます。
かなりの高低差。左から大きく高巻き。
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かなりの高低差。左から大きく高巻き。
1600m付近からは雪が出てきました。
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1600m付近からは雪が出てきました。
上流まで来ても、滝は途切れません。
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上流まで来ても、滝は途切れません。
ようやく稜線が見えてきました。
ようやく稜線が見えてきました。
大分標高が上がりました。飛龍山。
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大分標高が上がりました。飛龍山。
奥二俣右俣の滝。これも左俣を登ります。
奥二俣右俣の滝。これも左俣を登ります。
雪がちょこちょこ。
雪がちょこちょこ。
源頭近くは雪が詰まっていたので、尾根に避難します。ものすごい急斜面。
源頭近くは雪が詰まっていたので、尾根に避難します。ものすごい急斜面。
そして大菩薩山頂直下へ乗り上げ。
そして大菩薩山頂直下へ乗り上げ。
藪の下りをかき分けて巡視路まで戻ってきました。あとは巡視路沿いに下るだけ。
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藪の下りをかき分けて巡視路まで戻ってきました。あとは巡視路沿いに下るだけ。
人工物があると安心します。
人工物があると安心します。
往路に見た1番目の丸木橋。
往路に見た1番目の丸木橋。
山桜とミツバツツジ。
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山桜とミツバツツジ。
大菩薩嶺があんな遠くに。
大菩薩嶺があんな遠くに。
入渓部最初の連瀑。上から見ると結構エグい。
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入渓部最初の連瀑。上から見ると結構エグい。
やっと泉水谷林道まで戻ってきました。
やっと泉水谷林道まで戻ってきました。
西日が山肌に当たります。
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西日が山肌に当たります。
小室向。いつかまたここを歩きたい。
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小室向。いつかまたここを歩きたい。
そして無事帰還。すっかり暗くなってしまいました。
そして無事帰還。すっかり暗くなってしまいました。

感想

一昨年の小室川谷以来の泉水谷水系、大黒茂谷を登ってきました。
ルート難度は小室よりうんと下がりますが、アプローチは悪いし、遡行距離も長いし、源頭の詰めはメチャメチャ急だし、とにかく体力勝負でした。

下りはスズタケの藪を漕ぎまくっていきました。奥利根や東北の粘り強い藪に比べると、ずいぶん気楽な気持ちでしたが、沢慣れしていない同行者にはかわいそうな思いをさせました。。。

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