オートルート Day3(シャンペ〜プラフルーリ小屋)

コースタイム
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 7:00
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪質良好。ローザブランシェの山頂直下の下り以外は危険箇所なし。 |
写真
感想
ロッジで美味しい朝食をいただき、他の宿泊客らと一緒に送迎バスでスキー場のロープウェイへ。隣に座ったスイス人ガイドから「来年日本にツアーを組む予定なんだ。北海道の他にもパウダーいいとこある?」「白馬もいいですよ」「それどこ?」「メインアイランドの真ん中よりちょっと北」(アバウトすぎ?)
日本のディープパウダーは本当に欧米人に有名で大人気です。
ロープウェイの中間駅で、また少し休憩してから山頂駅へ。ガイドのミシェルは、高度順応を怠りません。登りもスロースタートで、徐々にペースを上げて行きます。この抜群のペース配分が、空気が薄い高地で楽に登るコツのようです。
そして滑りはハイペース。休んでる暇も転んでる暇も、急斜面でビビってる暇も有りません。
スキーがそんなに上手くない私は、滑りに着いていけずに置いていかれないかと心配していましたが、心配無用でした。クラッシックルートは、比較的安全で易しいルートを上手くつないであるのだと思います。雪質も地形も変化に飛んだ日本の中低山の方がずっと難しい。
問題は滑りより登りの方で、やっぱり体力のある欧米人はペースが速く、着いて行くのは結構きつくて大変でした。
プラフルーリの小屋には、トイレの隣に有料のシャワーが有りました。私は風邪を引きそうなので止めときましたが、1回3分だそうです。
部屋には充電用コンセントがあり、タコ足配線でスマホが鈴なり。他の小屋でもフロントや部屋に充電用コンセントが準備されていて、モバイルバッテリーを持って行く必要はありませんでした。
この日は食後に積み木崩しみたいなゲームで盛り上がりました。トランプやカードゲーム、本や写真集、図鑑など、どこの小屋でも置いてあるのは日本と一緒。でも、日本のようにバッチやお土産物はありません。あってもポストカードくらい。
真夜中に、目が覚めたついでに星を見に出て、ふと気が付いた。静か過ぎる。
満員の大部屋で、誰ひとりイビキをかいていないのです。今夜に限らず、昨日も一昨日も、他の部屋からも、イビキは全く聞こえて来ません。日本の山小屋だったらイビキの大合唱が当たり前。男も女も老いも若きもガーガーゴーゴー。地鳴りのようなイビキで一睡も出来ない事も珍しく無いのに。そー言えば、カナダの山小屋でも誰もイビキはかいていなかった。
アン・ビリーバボー!欧米人って、イビキかかないの?
私の体調が不思議なほどいいのは、毎晩静かでちゃんと眠れているからだと判明。この静かで平和な夜は最後まで続き、お陰で私の体調も最後まで持ちました。
来年、パウダー滑りに白馬に来たスイス人達が、イビキの大合唱の洗礼を受け「オーマイガッ!」とならない事を祈ります。
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