戸蔦別岳

2017年05月03日(水) 〜 2017年05月06日(土)

• GPS: 74:40
• 距離: 63.3km
• 登り: 2,172m
• 下り: 2,157m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:19
• 休憩: 1:41
• 合計: 11:00

5:31 スタート地点
7:41 7:57 トッタベツヒュッテ
11:10 11:10 びれい橋
12:31 12:31 神威北東尾根末端
13:10 13:20 カタルップ沢出合
14:56 16:11 戸蔦別川八ノ沢出合
16:31 戸蔦別川八ノ沢出合

2日目

• 山行: 9:46
• 休憩: 0:32
• 合計: 10:18

6:22 戸蔦別川八ノ沢出合
6:48 6:48 戸蔦別川九ノ沢出合
7:29 7:30 戸蔦別川十ノ沢出合
9:12 9:12 995三股
12:13 12:40 戸蔦別岳
13:46 13:49 995三股
14:51 14:51 戸蔦別川十ノ沢出合
15:51 15:52 戸蔦別川九ノ沢出合
16:40 戸蔦別川八ノ沢出合

3日目

• 山行: 9:04
• 休憩: 1:53
• 合計: 10:57

6:45 戸蔦別川八ノ沢出合
8:05 8:06 カタルップ沢出合
8:44 8:44 神威北東尾根末端
9:18 9:42 びれい橋
14:29 15:57 トッタベツヒュッテ
17:42 トッタベツヒュッテ

4日目

• 山行: 1:57
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:57

6:15 トッタベツヒュッテ
8:12 ゴール地点

天候

全天スカッパ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

戸蔦別林道は崩落多数
戸蔦別川の渡渉は非常に危険

写真

入山

林道は荒れに荒れまくっている

戸蔦別川橋跡を渡渉する

林道の果てに白い稜線が見えてくる

八ノ沢出合にベースを張る

翌日、天気は最高。
行くしかない。

デブリ跡を越え

渡渉を繰り返し取り付き尾根まで

尾根上は快適にスキーで詰める

目指す戸蔦別岳

北戸蔦別岳をバックに

急斜面は慎重にトラバース

戸蔦別岳のピークへ

戸蔦別Bカールを豪快に滑り落とす

なまらえがった

シマリス君　お目覚め

三日目、帰り道はしんどい

気温上昇で増水した戸蔦別川
非常に危険

なんとか渡渉を終え、ボロボロになり戸蔦別ヒュッテにたどり着いた。
翌朝、下山完了。

感想

yamatoki-tsune

満身創痍の戸蔦別川

GWは幌尻岳に登ろうと計画していた。5日間の予定を組み、後輩たち3名を引き連れて幌尻を目指したが、戸蔦別岳に登頂するに留まった。

下山中、戸蔦別川橋跡は雪解けが進み増水していた。無理して渡渉を試みたが、水圧に逆らえず転倒した。この時初めて、山で死を覚悟した。全身を強く打ちながら流されること数十秒、100mほど先の川岸で止まった。幸い、命に別条はなかったものの、身体中傷だらけになり、複数の装備を流失・水没させてしまった。

渡渉の判断に慎重さが欠けていた。残念ながら、計画が甘かったと言わざるを得ない。全身のアザや腰の痛みが引くまで、しばらくの間は山を休む必要があるだろう。だが、命があるだけやり直しは何度でもできる。これを機に成長することがこれからの課題だ。この山行で多くのものを失ったが、得たものは非常に大きい。