鍋足山 一期一会

2017年05月09日(火) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 0:00
• 合計: 5:42

8:50 スタート地点
14:32 ゴール地点

8:50大中登山口→ 9:31鍋足山頂→ 岩壁で遊ぶ＋おしゃべり→10:43活動再開→ 10:48第2峰→ 11:35三角点峰→ 食事→12:37活動再開→ 13:36鍋足山頂→ 14:32大中登山口

天候

晴れと曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大中登山口のスペース

コース状況／危険箇所等

熊と岩壁

その他周辺情報

里美物産センター、温泉、牧場

写真

里美（地名）のコンビニで遅めの朝食をとります。

麓の大中神社に山行の安全祈願。

大中登山口までの未舗装路を車で走行中、景色の異常に愕然とする‥鬱蒼とした広範囲の森林が一年弱で消えた‥山がズタズタに‥

大中登山口に到着。去年の夏ここも薄暗い林の中‥のはずだった‥

山行開始します。鍋足山も心配になってきた‥

鍋足山は大丈夫でした！

大子の山特有の岩肌が見えてくると、もうすぐ頂上。

鍋足山頂に到着。目印の松ノ木があります。

岩壁を使って、ロープ降下をして遊びました。1時間ぐらいやろうと思ったのですが、30分ぐらいしたら、地元の80代のおじーちゃんが‥大子山系の話で盛り上がり、この先一緒にどぉですか？とお誘いしたら、「僕等ぐらいになると、もうあそこらにはとても行けないんだよ‥」と寂しそうに笑っていた‥なんか申し訳なくて涙が出そうでした‥

おじーちゃんが下山し、三角点峰に行こうとしたら、今度はバードウォッチャーの鳥おじちゃんが‥挨拶の後、奥穂高に登った話や、いろんな鳥の話をしてくれました。山頂は「徹子の部屋」状態に‥

鳥おじちゃんが頂上を去ってから15分後、三角点峰に向け活動再開！

細い岩尾根を渡ります。右側は垂直な断崖になってます。

第2峰に到着。なんとここで鳥おじちゃんに再遭遇！この先に行く道を探してるとのことでした。

鳥おじちゃんに、ここから岩壁を降りることを教え一緒に三角点峰に行くことに。

第3峰は立入禁止なので、下まで降りて巻いていきます。

どんどん急斜面を下に降りる‥道路を通る車の音が聞こえるほどに降りる‥

巻き終わったら、ガンガン登り返します！鍋足山の一番キツいとこです。

登りきったところで、岩壁にある細い道を渡ります。

すると断崖の上に出ます。

断崖の続きに石碑のような岩が立ってます。クライマーではないのですが、登りたい衝動に駆られて、リックを下ろして登ってみました。登ったことを後悔するぐらい狭く恐ろしい立位置でした！

パッツンパッツン

三角点峰手前の展望岩。

振り返って鍋足山第1峰。目印の松ノ木が見えます。

左から第2峰と第3峰

全体です。ヘリコプターとかで上空から見てみたい。

去年から倒れたままの木。驚くことにまだ生きています！

三角点峰直前に立ちはだかるように岩山。見た目より大きいです。よじ登って突破。

三角点峰到着。

ここで昼食‥の、前に‥熊出没地帯なので、危険回避のため、猪鼻峠方面の笹藪に熊偵察に行きます。

異常なし。（鳥おじちゃんが撮ってくれました）

今日の昼食。最近あちらこちらで大規模山火事が多発してるので、火は使いません。

仕事の疲れがたまっていたのか、帰りがしんどいなぁ~と思いながら山頂のゴミを拾っていたら、まだ中身の入っている疲労回復アイテムをGet！早速飲料水に混入。「山の神様ありがとー！！」

昼食を終え、大中登山口に引き返します。
　鳥おじちゃんは、鳥を探しながらゆっくり戻るとのことでしたので、ここでお別れ。

緑茶の中にいるみたいに緑の世界。

鍋足山頂（第1峰）に戻りました。

このアンテナが立っているのが奥久慈男体山。

たぶんこれが、この前フラれた白木山だと思う‥

大中登山口に到着。山行を終了しました。

今回のルートです。（青線）

帰り道は、心にゆとりが出来、視界に花が入ってくるようになりました。相変わらず名前はわかりませんが‥

‥

‥‥

‥‥‥

‥‥‥‥でもこれは一個しかなかった！

いいかげん覚えなきゃ‥ですね。
　ありがとうございました。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料水２リットル レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック トビッケル ケトル クッカー コッヘル 食器 ナイフ エスビット エスケープキッド（ロープ20m 5m スリングテープ オープンスリング2本 エートカン カラビナ ） 凍てついた心‥

感想

stroheim

　仕事で心身ともに疲れ果て、心が病んできたので、鍋足山に癒やしを求めにまいりました。
　岩壁で、数種類のロープ降下をして、自分の命は自分のものであることを確認したり、山中で遭遇した地元のおじいちゃんや鳥おじちゃんの話しを聴いたり、花々を眺めたりしてリフレッシュできました。山ってすばらしいですね！

コメント

ゲスト

癒されましたか？
stroheimさん、こんにちは
仕事で心身ともに疲れ果て・・・・と言うわりには、ずいぶん疲れる山に行ったようですね
疲れていても山には行っちゃいますよね
地元っぽいおじさん（おじいちゃん）との会話も楽しいですよね
だから、私も毎週フラフラ山に行っちゃうのかな（笑）

stroheim

大丈夫！癒されましたよ。
こんにちはt-purinさん。
この度はコメントありがとうございます！
　私は今の職場に25年いるのですが、、知らず知らずのうちに自分をなくして、ふと気が付くと体力面だったり、モチベーションだったりが低下して、出来てないジレンマに陥り、またそれも認めたくないし、周りに感付かれたくないという、ワガママなことになってます。
　なので今回の山行きも、わざわざ疲れている時に少しキツめの山を選んで、「あっ、まだまだヤレるじゃんワシ‥」と自己暗示をかけてみたわけです。頭は良いほうではないので、これで満足出来るわけです。
　山で出会う方々は、老若男女問わず皆さん個性的で、自分を持っていて、狭い世界でしか生きていない私に、色々なことを教えてくれます。生涯に一度きりの出会いかもしれませんが、大切にしたいと思います。
ではでは‥

happymaricyan

こんにちは
日記にくださったコメントからやってきました。
いくつか見させていただいて
投稿が面白いです(*^_^*)
ワクワクしちゃう

仕事の疲れとれましたか？

山がいっぱい元気くれたのかな
私も いつも山に助けてもらってます

stroheim

Re: こんにちは
こんにちは！コメントありがとうございます。
　奇行の記録の数々、お恥ずかしい限りでございます‥
　疲労は身体の一部でして、常に有るものなのです。ただほんの一時だけ忘れることが出来ればいいのです。ではでは