【妙義】O登山隊2軍会発足 鎖の練習を実施


- GPS
- --:--
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 619m
- 下り
- 857m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
写真
感想
※後日記:O登山隊のMさん(俳人)のヤマレコIDが判明(atsuhixさん)。隠しておきたかったのかもしれないけど、そうは問屋は卸さないのが世間というものです。今回分だけではなく、以前の分も含め、Mさん(俳人)と一緒に行った山行には全部(atsuhix)IDを付加したけど、文中の名称は面倒なのでMさん(俳人)のままとした。
▼私が参加させていただいているO登山隊には別に1軍・2軍制を敷いているわけではないのですが、構成員の実力から私が勝手に線引きをしているわけです。
▼因みに1軍はA隊長、Kさん、Fさん。この3名は長谷川ピークとか平気で行ってしまう様なつわもの精鋭たちです。
▼その次に来るのが今回写真にある恰幅のよいMさん(俳人)。歩くスピードは速くないけど両神山の八丁尾根を制覇しているので技術的には私より遥かに上。そして勝手に次が私とレイティング。参加率の高さという出席点のみで下駄をはかせていただいている。
▼今回Mさんと私で、いつか白雲山縦走が出来るようになると良いねということで、表妙義中間道上の数々の鎖場で、練習を積むことを目的に、O登山隊2軍会を企画しました。志は高くいつか表妙義の白雲山縦走。
▼自己設定課題は石門群周辺の鎖場と、辻近辺のトラバース鎖、大の字の鎖、そしてA隊長から与えられた課題として、堀切からバラ尾根ピークへのチャレンジ。
▼松井田駅からタルワキ沢経由で白雲山の相馬岳に登頂するという2人組とタクシー相乗りで石門群登山口まで。相乗りした1人は外人さん。来日して長いみたいで日本語ペラペラ。東海自然道を何年もかけて踏破したような山のつわもの。つわものの血が騒ぐのでしょうね。妙義最難関の鷹戻しの存在を知ると早速チャレンジしたくなったみたいです。『50mの鎖だって?』ワクワクした少年の様な顔つきになっていました。もう一人に今日は挑戦しないよと釘を刺されると妙義は冬には雪深くなるのかタクシーの運転手さんにリサーチ。これは近いうちにチャレンジするんだろうなと思いました。
▼石門群の鎖は簡単なはずと油断していました。片手下がりの鎖場で左足を痛める。筋を伸ばした感じ。激痛ではないが登山開始早々に怪我をしてしまう。これはマズイ。リタイアが頭をよぎる。歩けないことはないけど、今日は鎖場の練習だよ。このまま継続できるのか?自問自答しながら大砲岩へ。
▼足がジンジンしているので大砲岩と天狗の評定は今回はパス。折角の練習の機会が失われたのが残念だが、虫の知らせだったのかもしれない。この後数時間後天狗の評定で滑落死亡事故が発生。無理をしなくて良かったと思うと同時に、滑落した方の御冥福をお祈りします。
▼次の課題は堀切からバラ尾根ピークへの挑戦。鎖の付いていない岩場にビビりながら、弱音を吐きながら、Mさんに励まされながらなんとかバラ尾根ピークに到着。鎖がついていないとそんなに高くない岩場でも登るのはビビる。下りを考えると更に油鬱になる。
▼このバラ尾根ピーク、後ほどA隊長と話してみるとどうも話が食い違う。A隊長は僕らはバラ尾根ピークに辿りついていないのではないかと疑っている。GPSで確かめたし、あの地点より高いところは相馬岳しかなかったから間違いないと思うのだけど・・・。いつの日か再度確かめないといけませんね。
▼バラ尾根ピークの後は中間道を暫く進む。足の怪我は、痛みは酷くなる兆候はなし。これならなんとかなるかなあ。只、思ったより時間が掛った。
▼だから辻へのトラバース鎖はスキップ。ここが一番緊張するところでもあり、楽しみでもあった場所だったのに残念。Mさんゴメンネ。
▼少し時間が押しているけど、大の字までスキップする訳にはいかない。でも思ったより大の字が遠い。この頃ナイトハイク続き。妙義山でのナイトハイクは絶対に避けたいところ。15時までに大の字に着かなかったら撤退することをMさんと確認。15時をほんのちょっと過ぎたけど大の字直下の鎖場に到着した。
▼大の字直下の鎖場、思ったより遥かに高い。登れるか?でも登るしかない。ステップが切ってあるから大丈夫な筈。自分を鼓舞しながら登りました。登ったところで先着者から『勇者が登ってきたな』と言われ、少しくすぐったかった。
▼大の字からの絶景を楽しむのが普通なのに、もう下りが心配になる。先着者のうち2人が鎖を下り始める。先に下りた男性は鎖場に完全に慣れている人だね。あっという間に下りてしまう。上から見ていて、その技術とすでに下の安全な場所にいるという境遇が羨ましく感じた。次に女性が続く。男性ほど早くはなかったけど無難に鎖を下りる。女性が出来るのに俺が出来ないとしり込みする訳にはいかないなと勇気を貰った。慎重に、ゆっくりとだけど、なんとか鎖場を無事下り切った。
▼暗くなり切るまでに下山完了。Mさんと生き残ったことを互いに喜びハイタッチした。大げさだと思う人もいると思うけど、やはり僕にとって妙義は少し背伸びをしている山。無事に下りれたことは素直に喜びたい。
▼少し積み残した課題もあるけど、ギリギリの可という成績かな。近いうちにもう一度チャレンジしたいと思います。
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