記録ID: 1136805
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無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山
5月連休の 伯耆大山に登る
2017年05月03日(水) [日帰り]
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天候 | 晴れ時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
5月連休の伯耆大山に登る 日時:2017年5月3日(水) 天気:晴れ時々曇り コース:下山キャンプ場〜六合目避難小屋〜頂上小屋〜山頂(弥山の手前)〜頂上小屋 〜石室〜六合目避難小屋〜行者コース〜元谷大堰堤〜大神上神社〜大山寺橋〜下 山キャンプ場 メンバー:3人 2年ぶりの大山。前回は冬の最中の2月11日、一日中雲一つない快晴でまるで夏山のごとく登山客であふれ返していた。今回は大型連休中の5月3日、天気もまずまずで前回ほどではなかったものの老若男女入り乱れ、多くの登山者で賑わっていた。中でもとくに目についたのは若い女性だった。また2〜3歳位の子供ではないかと思われたが、後ろ向けにして背負って降りていたのには驚かされた。 残雪が結構あって初心者には難しいのではないかとも思ったが、事前にネットで検索すると6合目までは雪はないが、6合目から上は所々残っているとのこと。しかしアイゼン・ピッケルの必要はないが、ストックがあれば便利とあった。実際登ってみると6合目から8合目の間に数か所、雪が残っており特に一番急で距離が長かったのは、積雪期は雪壁状態になる6合目避難小屋のすぐ上だった。雪は柔らかくふみ跡がついているので危険という程ではなく、幼い子供は珍しがって滑っていた。大山で一番難しいのは6合目から8合目の間、積雪期の場合稜線も痩せて強風で吹き飛ばされそうなこともあるが、今回は穏やかな天候だたので心配するには及ばなかった。 8合目を過ぎると斜面も広く緩やかになり、キャラボクの中の木道が続く。周囲の景観は雄大そのもので西日本では見られないような岩峰がパノラマ風に展開される。8合目から20分足らずで頂上小屋に、そして小屋から山頂までは手の届くような距離でわずか2分足らず。山頂から東に向かっての縦走は禁止されており弥山(1711m)までも立ち入ることはできなかった。 下山は小屋の前から石室経由で8合目に向かった。石室と言ってもかつて使われていた小さな避難小屋でわざわざ立ち寄るほどのものではないが、今まで立ち寄った覚えがなかったので寄ってみた。この石室辺りから8合目に向かって登らなければならないので時間と体力にゆとりがあれば、一度は訪れるのも良いだろう。ただし頂上小屋辺りの石室分岐から石室経由で8合目まで20数分かかった(登山道は8合目の5分ばかり手前で合流)。 8合目から6合目の避難小屋までは雪が部分的に残っている。ストック(トレッキングポール)を持っていても持ち方や使い方が分かっていない登山者が結構多い。おまけにかかとに力を加えながら下っている人も思いの外、少なかった。余計なことだが、大山を少し甘く見ているのではないかとも思われた。 避難小屋から10分余り下ると行者コース分岐。ここで夏山登山道と別れて元谷に向かって下山。いきなり急な階段の下りが始まるが、この辺りはブナ林がきれいな所。とくに秋になると紅葉したブナの木々の間から北壁を見渡すことが出来、ここも優れた展望台の一つだ。15分近く下った所で尾根から外れ、右手の斜面を下るが相変わらず急である。10数分で小沢を渡り、トラバース状に直進すれば3分ばかりで元谷小屋への分岐で目の前に小屋が見える。ここで左に折れて少し下れば大堰堤下の広い川原の中の水量の少ない沢に出くわし、これを渡ると工事用の作業道に出る。5分余り歩いてこの道と分かれ再び山道を下る。20分余りで大神山神社に出くわし、その後広い参道を下れば大山寺の旅館街に達する。 なお夏山登山口近くにある南光河原駐車場および下山キャンプ場の駐車場は3月21日〜12月22日までは無料とのこと。また下山キャンプ場も使用料は無料とのことだが、炊事場は水が出ないのでトイレは駐車所のものを使用。 (参考タイム) 上り 夏山登山口(1.05)行者コース分岐(0.21)六合目避難小屋(0.28)八合目(0.19) 頂上小屋(0.02)頂上 したがって登山口〜山頂 約2時間15分 下り 頂上(0.02)頂上小屋(0.03)石室分岐(0.17)合流点(0.06)八合目(0.32)六合目避難 小屋(0.11)行者コース分岐(0.31)大堰堤下の小沢渡り(0.07)作業道と別れる (0.21)大神山神社(0.21)大山寺橋(0.07)夏山登山口 したがって山頂〜行者コース分岐〜元谷〜大神山神社〜大山寺橋〜夏山登山口 約2時間40分 |
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