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Yamareco

記録ID: 1138766
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山滑走
ヨーロッパ

オートルート After(ツェルマット)

2017年04月01日(土) 〜 2017年04月02日(日)
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コースタイム

1日目
山行
28:05
休憩
2:05
合計
30:10
8:30
280
ツェルマット
13:10
15:15
510
ジュネーブ空港
23:45
2:40
895
ドバイ空港
17:35
成田空港
天候 晴れ、雪
過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 飛行機
ツェルマットのホテル「アルプフーベル」
エレベーターの手動ドアに慣れなくて、毎回開くのを待ってしまいました(笑)
2017年04月01日 09:05撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 9:05
ツェルマットのホテル「アルプフーベル」
エレベーターの手動ドアに慣れなくて、毎回開くのを待ってしまいました(笑)
部屋は一番上の端っこなので、天井が斜めです。
明るくて風通しの良い、気持ちの良い部屋でした。
2017年03月31日 13:05撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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3/31 13:05
部屋は一番上の端っこなので、天井が斜めです。
明るくて風通しの良い、気持ちの良い部屋でした。
予備日として取ってあった残り1日、のんびり観光する事にしました。
2017年04月01日 08:56撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 8:56
予備日として取ってあった残り1日、のんびり観光する事にしました。
先ずは日本人らしく、カメラを持ってマッターホルンの写真を撮りにゴルナーグラードヘ。
2017年04月01日 09:58撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 9:58
先ずは日本人らしく、カメラを持ってマッターホルンの写真を撮りにゴルナーグラードヘ。
マッターホルンの右後ろの白い丘が、多分テートブランシェ。昨日はあそこから下りて来ました。
2017年04月01日 12:41撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 12:41
マッターホルンの右後ろの白い丘が、多分テートブランシェ。昨日はあそこから下りて来ました。
リスカムとブレイトルン・オリエンターレ
2017年04月01日 09:57撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 9:57
リスカムとブレイトルン・オリエンターレ
モンテローザとゴルナー氷河
2017年04月01日 09:56撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 9:56
モンテローザとゴルナー氷河
迫力のモンテローザ。テカテカ具合がシビレます。
2017年04月01日 10:13撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 10:13
迫力のモンテローザ。テカテカ具合がシビレます。
ゴルナー氷河、スケールが大き過ぎて、あの穴がどのくらいの大きさなのか、見当も付きません。
2017年04月01日 10:35撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 10:35
ゴルナー氷河、スケールが大き過ぎて、あの穴がどのくらいの大きさなのか、見当も付きません。
ロートホルンとヴァイスホルン
2017年04月01日 10:41撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 10:41
ロートホルンとヴァイスホルン
ん〜もう何ホルンなのか、よくわかりません。
2017年04月01日 10:11撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 10:11
ん〜もう何ホルンなのか、よくわかりません。
のどかなローテンボーデン駅。途中下車は自由です。
2017年04月01日 12:52撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 12:52
のどかなローテンボーデン駅。途中下車は自由です。
左手前はリフェルホルン
2017年04月01日 12:48撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 12:48
左手前はリフェルホルン
駅にも街中にも、ピッカピカの大きなOMEGA。
2017年04月01日 12:59撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 12:59
駅にも街中にも、ピッカピカの大きなOMEGA。
ツェルマットの教会前にある山岳博物館。地上にあるのは1階のみで、内部は地下に展開しています。
2017年04月01日 08:54撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 8:54
ツェルマットの教会前にある山岳博物館。地上にあるのは1階のみで、内部は地下に展開しています。
表通りから一歩路地に入ると、古い町並みが残る地区。
2017年04月01日 15:36撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 15:36
表通りから一歩路地に入ると、古い町並みが残る地区。
ツェルマットはガソリン車禁止。馬車と電気自動車が走ってます。
2017年04月01日 14:08撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/1 14:08
ツェルマットはガソリン車禁止。馬車と電気自動車が走ってます。
最終日の朝は、雪が降っていました。
2017年04月02日 06:12撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/2 6:12
最終日の朝は、雪が降っていました。
ツェルマットから電車を乗り継いでジュネーブ空港へ。
そして、まさかの乗り換えミス!で蒼ざめる・・・
2017年04月02日 07:33撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/2 7:33
ツェルマットから電車を乗り継いでジュネーブ空港へ。
そして、まさかの乗り換えミス!で蒼ざめる・・・
車窓からのレマン湖とブドウ畑。
どうにかリカバリして路線復帰し、無事日本へ帰って来ました。
2017年04月02日 11:06撮影 by  DMC-GM1S, Panasonic
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4/2 11:06
車窓からのレマン湖とブドウ畑。
どうにかリカバリして路線復帰し、無事日本へ帰って来ました。
撮影機器:

感想

 夢のような1週間が終わり、ツェルマットで観光してから帰国の途に着きました。
ジュネーブ空港までは電車です。途中、フィスプで乗り換え、スーツケースとスキー板をドアの横の荷物置き場に置いて、空いてる席を探しながら2階に上がり、窓際に腰掛けてくつろいでいると、車掌さんが。切符を見せると、車掌さんは悲しそうに首を振って「この列車はジュネーブには行かないよ」「えっ・・・・・」
もう後は帰るだけ、と気が緩んでいて、ほぼ定刻にホームに入って来た別の列車に、確かめもせずに乗ってしまったのです。ドイツ語のアナウンスは流れていましたが、理解不能なので右から左。しかも特急なので、なかなか止まらない。
蒼ざめる私に、ケンタッキーのカーネルおじさんそっくりの優しい車掌さんが、一番早い乗り継ぎを調べて丁寧に教えてくれました。
乗り換えのベルン駅が近づき、1階に降りたら、あれっ荷物が無い!焦って反対側に下りてしまったようです。しかも1階から反対側へ通じるドアも無い!慌てて2階に戻り、反対側に下りて荷物発見、あ〜心臓に悪い。ランナウトで支点が見つからないくらいドキドキしました。

 このヨーロッパ・オートルートの計画を立てるにあたっては、2012年のKuma-sanのレコを参考にさせていただき、出発前にメールでも色々とアドバイスをいただきました。この場を借りて、お礼申し上げます。

 Kuma-sanがレコに書かれている「非日常の連続」を乗り切る為に一番大切な「基本的な生命力」が根本的に足りない私は、正直完走できるとは思っていませんでした。いつも山では眠れず、睡眠不足と疲労が蓄積して胃が食べ物を受け付けなくなり、最後は気力だけで下りているので。
無事に完走できたのは、「穏やかな天候」と「静寂な夜」毎日この2つに恵まれたお陰だと思います。天候はきっと良くなるだろうと信じていましたが、毎晩ちゃんと眠れたのは予想外でした。夜眠れると、こんなにも回復して体調が良くなるのかと、唖然とするくらい。山でこんなに食欲旺盛だったのも初めてでした。
欧米人が本当にイビキをかかないのかは不明ですが、もし、日本からのツアーに参加していたら・・・睡眠不足から体調を崩し、リタイアしていたような気がします。

 ツアー中は結局1人の日本人とも会わず、アジア系アラブ系アフリカ系の人も見当たらず、見事に欧米人オンリーでした。ガイドも1人で来た日本人は初めて見たそうで、しかも女性なので、かなり珍しかったようですが、小屋のスタッフや他の登山者も、分け隔てなく暖かく接してくれました。
仕切りや屋ミラおばさんの口煩さには閉口しましたが、時々皆の会話について行けずにポカンとしてしまう私に、飽きもせずにあれやこれやと話しかけてくれた事には感謝しています。

 最後に、ヨーロッパ・オートルート縦走を検討されている方へ。
完走だけを由一の目的とせず、「非日常の連続」を存分に楽しみたい(楽しめる)方には、シャモニーガイド組合主催ツアーへの参加をお勧めします。日本で充分な山スキー経験を積んでいれば、やるべき事は判断できるので、片言の英語でも大丈夫です。体力自慢のドMさんにピッタリの、3日間弾丸ツアーもありますよ。
もし完走が譲れない条件ならば、プライベートツアーを組むのが一番確実な方法だと思います。プライベートツアーも、シャモニーガイド組合にリクエスト可能です。
シャモニーガイド組合のHPはこちら→ http://www.chamonix-guides.com/
 尚、ツェルマットのガイド組合のオートルートツアーは「リバースルート」が基本のようです。「リバースルート」は「クラッシックルート」と比べると、行程が厳しい日と易しい日の差が激しく、悪天や体調不良による敗退の可能性が高くなるような気がします。

 以上、取り止めもないレコを最後までお読みいたただき、ありがとうございました。素晴らしいヨーロッパアルプスの雪景色の写真を楽しんでいただけたら、そして何か少しでもお役に立てたら、幸いです。

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コメント

晴天の連続
ドナさん、お帰り、アゲイン。
本当に晴天の連続で、何か持ってるんじゃないかと思うほどでした。ヨーロッパオートルートの場合、3回ぐらい挑戦したら、そのうち1回は完走できるぐらいの感覚です。ずっと晴天というのは無いですね。

自分すら経験していない”シャモニーガイド組合主催のオートルートツアー”を勧めたのは、それなりの確信があったからですが、まさにそれを100%楽しんでもらえた感じで、とってもうれしいです。「基本的な生命力」はじゅうぶんにあると思いますよ。長期の海外山行では誤魔化しは効きませんから、天気と睡眠だけのお陰ではありません。これからも自信をもってください
クマ
2017/5/18 21:43
Re: 晴天の連続
クマさん

私、お天道様 背負って歩いてるって言われます
特に日程変更の効かない遠征や、天候命のバリエーションの時に、
いつも素晴らしいお天気に恵まれて、悪天で停滞や敗退した事が無いんです。
その度に、もうこれで運を使い切ったな・・・と思うのですが、まだ持ってましたね

今回大きく一歩踏み出せたのは、クマさんのアドバイスのお陰です。
本当にありがとうございました。
2017/5/18 22:55
初めまして ペテガリと申します
来年4月シャモニーガイド組合の6日間オートルートに申し込みました。
色々教えて下さい。
 保険はどうされましたか?
ツアー申込の際に保険も同時に申し込んだのですが、日本人は適用できないので自分で入る必要があります。
その保険の名称は和訳すると「強制帰国支援保険」になります。が、色々調べていますが日本でどの保険に入ればいいのかよく解りません。
donaさんはどの保険に入られましたか?教えて下さい。
2023/12/13 17:37
プロフィール画像
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