記録ID: 1152370
全員に公開
ハイキング
中国山地東部
兵庫県宍粟市 クリンソウ群生地〜大海里山直登〜ダルガ峰
2017年05月28日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:52
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 490m
- 下り
- 484m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 3:52
8:57
23分
スタート地点（ちくさ湿原駐車場）
9:20
9:21
10分
クリンソウ群生地「毘沙門天」
9:31
9:34
2分
クリンソウ群生地「布袋」
9:36
9:40
10分
クリンソウ群生地「大黒天」
9:50
9:55
5分
クリンソウ群生地「弁才天」
10:00
10:06
7分
クリンソウ群生地「寿老人」
10:13
10:13
15分
ちくさ湿原出口
10:43
10:47
43分
大海里山直登コース取り付き点
11:30
11:40
19分
大海里山頂上
11:59
12:00
18分
ダルガ峰頂上
12:35
12:37
12分
ちくさ高原ネイチャーランド入口
12:49
ゴール地点（ちくさ湿原駐車場）
クリンソウ群生地から大海里山を直登し、ベストビューポイントを楽しむコース
歩行距離8.5キロメートル、歩行時間3時間30分、歩行数13,400歩
歩行距離8.5キロメートル、歩行時間3時間30分、歩行数13,400歩
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
結局、少し南下してちくさ湿原クリンソウ群生地の近くの駐車場＜写真01＞に停めました。9時前には数台のみでしたが、13時前には8割程埋まっていました。クリンソウ祭りの期間中（今年は5月20日〜6月11日）は混み合いそうです。 せせらぎランドの駐車場（フジ＜写真20＞撮影地点向かい）は10時半頃には満車でした。おそらく、ヤマシャクヤクやスズノコ（根曲がり竹のたけのこ）目当ての登山者が増えるこの時季だけだろうと思います。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
大海里（だいかいり）山直登コース取り付き点＜写真23＞から 大海里山頂上＜写真26＞までは登山道ではありません。それ以外は歩く人も多く、特に問題はありません。ただし、大海里（だいかいり）山の南北に延びる県境尾根はまばらに植物が生えて道が不明瞭になっています。大海里（だいかいり）山＜写真26＞のすぐ北と、マンネンスギ群生地＜写真33＞の北の2か所でうっかり道を外してしまいましたが、植物はまばらでどこでも歩けるため、ヤブコギなしですぐに修正できました。 ちくさ湿原クリンソウ群生地内は、クリンソウ保護のため順路に従い一方通行になっています。歩けそうな道は他にもたくさんありますが、立ち入り禁止だそうです。木道や丸太と土の階段状の道も多く、緩やかで歩きやすいです。 駒の尾登山口から最初の沢の渡渉点（木製の橋あり）を越えるとすぐに大海里（だいかいり）山の東北東尾根が出てきます。尾根の取り付き点近くにピンク色のテープがあります。（周辺でGPSのログが乱れているのは、落とし物を回収したためです。）ここから大海里山頂上まで、この尾根上を直登します。 道は踏み跡すらありませんが、下草はまばらでヤブコギもありません。また、下に無数に落ちているスギの枯れ葉が適度なクッションと滑り止めになり、傾斜のある尾根でも歩きやすいです。大海里山頂上までは登山道がある大海里峠経由で登るよりも時間短縮ができます。ただし、取り付き点周辺は急で掴まれる木が少なく、頂上直下は枯れた細いササの茎が散乱して滑りやすそうなので、下りは要注意です。 ちくさ高原スキー場のゲレンデ（三室山＜写真36＞撮影地点からセイヨウジュウニヒトエ＜写真37＞撮影地点辺り）は、この時季は草丈が短くどこでも歩けます。夏以降は草が伸びて足元が見えにくくなるので、あまり南に寄り過ぎて水路に足を突っ込まないよう注意が必要です。 |
| その他周辺情報 | 宍粟（しそう）市千種（ちくさ）町内の県道72号線を南に進んだ所に、温泉＆食事施設「エーガイヤちくさ」があります。また隣接する岡山県西粟倉村（にしあわくらそん）には、「あわくら温泉」や道の駅「あわくらんど」、レストラン「あわくら旬の里」などがあります。 |
写真
01ちくさ湿原近くの駐車場当初は「ちくさ高原ネイチャーランド（スキー場）」＜写真38＞の駐車場に停める予定でしたが、施設内の駐車スペースが満車にならないと開放していないようでしたので、ちくさ湿原近くの駐車場に停めました。
01ちくさ湿原近くの駐車場
当初は「ちくさ高原ネイチャーランド（スキー場）」＜写真38＞の駐車場に停める予定でしたが、施設内の駐車スペースが満車にならないと開放していないようでしたので、ちくさ湿原近くの駐車場に停めました。
当初は「ちくさ高原ネイチャーランド（スキー場）」＜写真38＞の駐車場に停める予定でしたが、施設内の駐車スペースが満車にならないと開放していないようでしたので、ちくさ湿原近くの駐車場に停めました。
02クリンソウ群生地入口
せっかく、国内最大級のクリンソウの群生地の近くに来ましたので、まずはクリンソウ観賞から始めました。
せっかく、国内最大級のクリンソウの群生地の近くに来ましたので、まずはクリンソウ観賞から始めました。
03ガマズミガマズミは春に咲く白色の花、初夏から観賞できる赤い果実、秋の紅葉と、長期間観賞できる花木です。托葉がなく葉柄が赤みを帯びないことでコバノガマズミやミヤマガマズミと区別できます。
1
03ガマズミ
ガマズミは春に咲く白色の花、初夏から観賞できる赤い果実、秋の紅葉と、長期間観賞できる花木です。托葉がなく葉柄が赤みを帯びないことでコバノガマズミやミヤマガマズミと区別できます。
ガマズミは春に咲く白色の花、初夏から観賞できる赤い果実、秋の紅葉と、長期間観賞できる花木です。托葉がなく葉柄が赤みを帯びないことでコバノガマズミやミヤマガマズミと区別できます。
04毘沙門天クリンソウ
全体的には3割程でしたが、奥の方は少しまとまって咲いていました。
全体的には3割程でしたが、奥の方は少しまとまって咲いていました。
05シマヘビ黒化型？丸太と土の階段を下り切った脇にいました。連れに驚いて慌てて逃げる姿を動画にも撮りました。体長70cm程で細めだったこと、背中のうろこにキールという隆起した部分が見られること、お腹側が黄色っぽくないこと、逃げ足が速かったことなどから、シマヘビの黒化型（カラスヘビ）かもしれないと思いました。この南の「恵比寿」では咲き始めたばかりでした。
05シマヘビ黒化型？
丸太と土の階段を下り切った脇にいました。連れに驚いて慌てて逃げる姿を動画にも撮りました。体長70cm程で細めだったこと、背中のうろこにキールという隆起した部分が見られること、お腹側が黄色っぽくないこと、逃げ足が速かったことなどから、シマヘビの黒化型（カラスヘビ）かもしれないと思いました。この南の「恵比寿」では咲き始めたばかりでした。
丸太と土の階段を下り切った脇にいました。連れに驚いて慌てて逃げる姿を動画にも撮りました。体長70cm程で細めだったこと、背中のうろこにキールという隆起した部分が見られること、お腹側が黄色っぽくないこと、逃げ足が速かったことなどから、シマヘビの黒化型（カラスヘビ）かもしれないと思いました。この南の「恵比寿」では咲き始めたばかりでした。
06布袋クリンソウロープで囲まれた近くにもたくさんの花が咲いていました。花色はサーモンピンク、ショッキングピンク、紫がかったピンクの3色がありました。7割程ですが十分見応えがありました。
06布袋クリンソウ
ロープで囲まれた近くにもたくさんの花が咲いていました。花色はサーモンピンク、ショッキングピンク、紫がかったピンクの3色がありました。7割程ですが十分見応えがありました。
ロープで囲まれた近くにもたくさんの花が咲いていました。花色はサーモンピンク、ショッキングピンク、紫がかったピンクの3色がありました。7割程ですが十分見応えがありました。
07クリンソウ3段咲き
花は下から咲いていきますが、全部咲くまでに最初に咲いた花が結実するため、一度に花が見られるのは3段くらいだそうです。
花は下から咲いていきますが、全部咲くまでに最初に咲いた花が結実するため、一度に花が見られるのは3段くらいだそうです。
08クリンソウピンク色
茎を囲むように花が咲いています。群生している様子を動画にも撮りました。
茎を囲むように花が咲いています。群生している様子を動画にも撮りました。
09大黒天クリンソウ
ここが一番花数が多かったです。8〜9割程でしょうか。ロープの側には水路があり、水音が心地よかったです。
ここが一番花数が多かったです。8〜9割程でしょうか。ロープの側には水路があり、水音が心地よかったです。
10クリンソウ3色
やはりサーモンピンク、ショッキングピンク、紫がかったピンクの3色でした。動画も撮りました。
やはりサーモンピンク、ショッキングピンク、紫がかったピンクの3色でした。動画も撮りました。
11クリンソウ水路沿い
いったんアスファルト道に出ると、左側にも広場があり、水路の側に咲いているのが見えました。
いったんアスファルト道に出ると、左側にも広場があり、水路の側に咲いているのが見えました。
12ちくさ高原スキー場ここからまたクリンソウ群生地に入ります。振り返るとちくさ高原（スキー場）が一望できました。新緑のスキー場は緑が映えて美しいです。
12ちくさ高原スキー場
ここからまたクリンソウ群生地に入ります。振り返るとちくさ高原（スキー場）が一望できました。新緑のスキー場は緑が映えて美しいです。
ここからまたクリンソウ群生地に入ります。振り返るとちくさ高原（スキー場）が一望できました。新緑のスキー場は緑が映えて美しいです。
13弁才天クリンソウ
奥に密集しています。階段状の道を下りながら見下ろせました。開花は5〜6割程でした。
奥に密集しています。階段状の道を下りながら見下ろせました。開花は5〜6割程でした。
14クリンソウ群生
苔むした石があり、この辺りが特によく咲いていました。隣の「福禄寿」はとても狭いのですが、それなりに花数はありました。
苔むした石があり、この辺りが特によく咲いていました。隣の「福禄寿」はとても狭いのですが、それなりに花数はありました。
15寿老人クリンソウ
「福禄寿」との境目辺りです。5〜6割程ですが、広いので見応えがあります。
「福禄寿」との境目辺りです。5〜6割程ですが、広いので見応えがあります。
16クリンソウ紫ピンク色
車イス用のデッキからはすぐ側で花が観賞できます。
車イス用のデッキからはすぐ側で花が観賞できます。
17陽光を浴びるクリンソウ
1株だけでしたが、輝いてきれいに見えました。ここからアスファルト道に出ました。
1株だけでしたが、輝いてきれいに見えました。ここからアスファルト道に出ました。
18せせらぎランドより南西方面景観
この山域では平凡で地味な存在の大海里（だいかいり）山も、この日は新緑で輝いて見えました。登山前からわくわくしました。
18せせらぎランドより
南西方面景観
この山域では平凡で地味な存在の大海里（だいかいり）山も、この日は新緑で輝いて見えました。登山前からわくわくしました。
南西方面景観
この山域では平凡で地味な存在の大海里（だいかいり）山も、この日は新緑で輝いて見えました。登山前からわくわくしました。
19せせらぎランドより南方面景観
稜線を歩いているとほとんどピークを踏んだ実感がないほど存在感の薄い鍋ヶ谷山も、ここから望むと、まるで絵画を見ているような美しい山に見えます。
1
19せせらぎランドより
南方面景観
稜線を歩いているとほとんどピークを踏んだ実感がないほど存在感の薄い鍋ヶ谷山も、ここから望むと、まるで絵画を見ているような美しい山に見えます。
南方面景観
稜線を歩いているとほとんどピークを踏んだ実感がないほど存在感の薄い鍋ヶ谷山も、ここから望むと、まるで絵画を見ているような美しい山に見えます。
20駒の尾登山口近くのフジ西に延びるコンクリート道の入口からのぞいてみました。大木に複数本絡みついているようで、ちょうど見頃でした。動画も撮りました。
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20駒の尾登山口近くのフジ
西に延びるコンクリート道の入口からのぞいてみました。大木に複数本絡みついているようで、ちょうど見頃でした。動画も撮りました。
西に延びるコンクリート道の入口からのぞいてみました。大木に複数本絡みついているようで、ちょうど見頃でした。動画も撮りました。
21ヤマシャクヤク白い花を1茎に1輪咲かせます。5cm前後の大輪で、白い花弁に黄色の葯がよく目立ちmす。3日前後で散ってしまうため、一度にたくさん観察できません。動画も撮りました。
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21ヤマシャクヤク
白い花を1茎に1輪咲かせます。5cm前後の大輪で、白い花弁に黄色の葯がよく目立ちmす。3日前後で散ってしまうため、一度にたくさん観察できません。動画も撮りました。
白い花を1茎に1輪咲かせます。5cm前後の大輪で、白い花弁に黄色の葯がよく目立ちmす。3日前後で散ってしまうため、一度にたくさん観察できません。動画も撮りました。
22沢沿いのヤマシャクヤク唯一、人目につく所に咲いていました。他のものに比べ花は小さかったのですが、沢の流れとのコントラストが美しかったです。動画も撮りました。
22沢沿いのヤマシャクヤク
唯一、人目につく所に咲いていました。他のものに比べ花は小さかったのですが、沢の流れとのコントラストが美しかったです。動画も撮りました。
唯一、人目につく所に咲いていました。他のものに比べ花は小さかったのですが、沢の流れとのコントラストが美しかったです。動画も撮りました。
23大海里山直登コース取り付き点
駒の尾登山口より最初の沢の渡渉点を越えてすぐのところに、やせ尾根が出てきました。予定通り大海里峠に向かおうかとも思いましたが、歩けそうだったので、このテープが巻かれているポイントを大海里山（1207m峰）東北東尾根登山道入口としました。
23大海里山直登コース
取り付き点
駒の尾登山口より最初の沢の渡渉点を越えてすぐのところに、やせ尾根が出てきました。予定通り大海里峠に向かおうかとも思いましたが、歩けそうだったので、このテープが巻かれているポイントを大海里山（1207m峰）東北東尾根登山道入口としました。
取り付き点
駒の尾登山口より最初の沢の渡渉点を越えてすぐのところに、やせ尾根が出てきました。予定通り大海里峠に向かおうかとも思いましたが、歩けそうだったので、このテープが巻かれているポイントを大海里山（1207m峰）東北東尾根登山道入口としました。
24ピーク1091m下草が少ない杉林の尾根を登っていくと、地形図上で1091（m）と表記されている小ピークに出てきました。ここから標高1110mまでゆるやかな傾斜の尾根が続きます。歩き始めてすぐに黒っぽいヘビが逃げていきました。
24ピーク1091m
下草が少ない杉林の尾根を登っていくと、地形図上で1091（m）と表記されている小ピークに出てきました。ここから標高1110mまでゆるやかな傾斜の尾根が続きます。歩き始めてすぐに黒っぽいヘビが逃げていきました。
下草が少ない杉林の尾根を登っていくと、地形図上で1091（m）と表記されている小ピークに出てきました。ここから標高1110mまでゆるやかな傾斜の尾根が続きます。歩き始めてすぐに黒っぽいヘビが逃げていきました。
25レンゲツツジ大海里山頂上直下には枯れたササの茎が散乱し、レンゲツツジ数株が咲き始めていました。枝先に花径5〜6�冂�の花を2〜8輪放射状に咲かせます。この花と葉が輪状に並ぶ様子が、蓮華(仏像台座)に似ていることからレンゲツツジの名前が付いたようです。
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25レンゲツツジ
大海里山頂上直下には枯れたササの茎が散乱し、レンゲツツジ数株が咲き始めていました。枝先に花径5〜6�冂�の花を2〜8輪放射状に咲かせます。この花と葉が輪状に並ぶ様子が、蓮華(仏像台座)に似ていることからレンゲツツジの名前が付いたようです。
大海里山頂上直下には枯れたササの茎が散乱し、レンゲツツジ数株が咲き始めていました。枝先に花径5〜6�冂�の花を2〜8輪放射状に咲かせます。この花と葉が輪状に並ぶ様子が、蓮華(仏像台座)に似ていることからレンゲツツジの名前が付いたようです。
26大海里山頂上＆後山大海里山頂上からしか見られない（奥から）後山、船木山、鍋ヶ谷山三山の見事な3ショットと、さらに奥には植松山が見えます。青い空と白い雲が新緑を際立たせていました。
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26大海里山頂上＆後山
大海里山頂上からしか見られない（奥から）後山、船木山、鍋ヶ谷山三山の見事な3ショットと、さらに奥には植松山が見えます。青い空と白い雲が新緑を際立たせていました。
大海里山頂上からしか見られない（奥から）後山、船木山、鍋ヶ谷山三山の見事な3ショットと、さらに奥には植松山が見えます。青い空と白い雲が新緑を際立たせていました。
27大海里山三角点＆駒の尾山
大海里山頂上三角点（標高1206.6m）越しに、南方面になだらかなフォルムをした駒の尾山が見えました。動画も撮りました。
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27大海里山三角点
＆駒の尾山
大海里山頂上三角点（標高1206.6m）越しに、南方面になだらかなフォルムをした駒の尾山が見えました。動画も撮りました。
＆駒の尾山
大海里山頂上三角点（標高1206.6m）越しに、南方面になだらかなフォルムをした駒の尾山が見えました。動画も撮りました。
28那岐山
大海里山頂上より西南西方面を望むと、岡山県と鳥取県の県境にある那岐山（なぎさん）が見えました。
大海里山頂上より西南西方面を望むと、岡山県と鳥取県の県境にある那岐山（なぎさん）が見えました。
29後山＆船木山＆鍋ヶ谷山
大海里山より南東方向を望むと、奥から後山、船木山、鍋ヶ谷山の新緑で輝いている絶景を見ることができました。
大海里山より南東方向を望むと、奥から後山、船木山、鍋ヶ谷山の新緑で輝いている絶景を見ることができました。
30駒の尾山大海里山より駒の尾山を望みました。他の斜面とは異なり、北斜面は森林に満ちており、後山方面から見た駒の尾山の景観とはまったく異なります。
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30駒の尾山
大海里山より駒の尾山を望みました。他の斜面とは異なり、北斜面は森林に満ちており、後山方面から見た駒の尾山の景観とはまったく異なります。
大海里山より駒の尾山を望みました。他の斜面とは異なり、北斜面は森林に満ちており、後山方面から見た駒の尾山の景観とはまったく異なります。
31東山＆くらます
大海里山より北（左）方面を望むと東山（とうせん）、北西（右）方面を望むとくらますが見えました。共に鳥取県の山です。
大海里山より北（左）方面を望むと東山（とうせん）、北西（右）方面を望むとくらますが見えました。共に鳥取県の山です。
32三室山大海里山より北東方面を望むと、兵庫県で2番目に高い三室山が見えました。その手前の天児屋（てんごや）山から尾根続きで、大海里山からでもアプローチが可能です。ただし、天児屋（てんごや）山から大通（おどれ）峠まではヤブコギだそうです。
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32三室山
大海里山より北東方面を望むと、兵庫県で2番目に高い三室山が見えました。その手前の天児屋（てんごや）山から尾根続きで、大海里山からでもアプローチが可能です。ただし、天児屋（てんごや）山から大通（おどれ）峠まではヤブコギだそうです。
大海里山より北東方面を望むと、兵庫県で2番目に高い三室山が見えました。その手前の天児屋（てんごや）山から尾根続きで、大海里山からでもアプローチが可能です。ただし、天児屋（てんごや）山から大通（おどれ）峠まではヤブコギだそうです。
33マンネンスギ群生地大海里山の北斜面からちくさ高原スキー場＜写真35＞までの尾根上にマンネンスギがたくさん生育しています。ロープで囲まれた部分からはみ出し、道にも生えているので踏まないように気を付けました。この南から歩きながらマンネンスギを動画に撮りました。
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33マンネンスギ群生地
大海里山の北斜面からちくさ高原スキー場＜写真35＞までの尾根上にマンネンスギがたくさん生育しています。ロープで囲まれた部分からはみ出し、道にも生えているので踏まないように気を付けました。この南から歩きながらマンネンスギを動画に撮りました。
大海里山の北斜面からちくさ高原スキー場＜写真35＞までの尾根上にマンネンスギがたくさん生育しています。ロープで囲まれた部分からはみ出し、道にも生えているので踏まないように気を付けました。この南から歩きながらマンネンスギを動画に撮りました。
34ダルガ峰頂上
標高1163mのダルガ峰（なる）頂上です。この周辺にもたくさんのマンネンスギが生育していました。動画にも撮りました。
標高1163mのダルガ峰（なる）頂上です。この周辺にもたくさんのマンネンスギが生育していました。動画にも撮りました。
35ちくさ高原スキー場リフトトップ
マンネンスギロードを抜けて標高1120m辺りにあるちくさ高原スキー場のリフトトップに出てきました。リフト越しに、天児屋（てんごや）山や三室山が見えました。
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35ちくさ高原スキー場
リフトトップ
マンネンスギロードを抜けて標高1120m辺りにあるちくさ高原スキー場のリフトトップに出てきました。リフト越しに、天児屋（てんごや）山や三室山が見えました。
リフトトップ
マンネンスギロードを抜けて標高1120m辺りにあるちくさ高原スキー場のリフトトップに出てきました。リフト越しに、天児屋（てんごや）山や三室山が見えました。
36ゲレンデより三室山リフトトップ＜写真35＞から、スキー場のゲレンデを下ることにしました。はっきりとした道はありませんが、三室山など兵庫県と鳥取県の境界尾根の景色を望みながら、楽しく下ることができました。
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36ゲレンデより三室山
リフトトップ＜写真35＞から、スキー場のゲレンデを下ることにしました。はっきりとした道はありませんが、三室山など兵庫県と鳥取県の境界尾根の景色を望みながら、楽しく下ることができました。
リフトトップ＜写真35＞から、スキー場のゲレンデを下ることにしました。はっきりとした道はありませんが、三室山など兵庫県と鳥取県の境界尾根の景色を望みながら、楽しく下ることができました。
37セイヨウジュウニヒトエダルガ峰登山口を過ぎると、この周辺にだけ咲いている花に目が留まりました。江戸時代に入ってきた園芸植物で、半野生化しています。立ち上がった茎に青紫色の花をつけます。
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37セイヨウジュウニヒトエ
ダルガ峰登山口を過ぎると、この周辺にだけ咲いている花に目が留まりました。江戸時代に入ってきた園芸植物で、半野生化しています。立ち上がった茎に青紫色の花をつけます。
ダルガ峰登山口を過ぎると、この周辺にだけ咲いている花に目が留まりました。江戸時代に入ってきた園芸植物で、半野生化しています。立ち上がった茎に青紫色の花をつけます。
38ちくさ高原スキー場今回はゲレンデを下山コースにしました。ゲレンデの最下部の標高が906.5mです。今はオフシーズンで「クリンソウ祭り」の期間中（今年は5月20日〜6月11日）のみ、施設内にある「スノーマンハウス」が営業（10：00〜15：00）しています。
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38ちくさ高原スキー場
今回はゲレンデを下山コースにしました。ゲレンデの最下部の標高が906.5mです。今はオフシーズンで「クリンソウ祭り」の期間中（今年は5月20日〜6月11日）のみ、施設内にある「スノーマンハウス」が営業（10：00〜15：00）しています。
今回はゲレンデを下山コースにしました。ゲレンデの最下部の標高が906.5mです。今はオフシーズンで「クリンソウ祭り」の期間中（今年は5月20日〜6月11日）のみ、施設内にある「スノーマンハウス」が営業（10：00〜15：00）しています。
39ミツバツチグリ
キジムシロやオヘビイチゴに似ていますが、3枚セットの葉が長い葉柄の先につくことで区別できます。周辺に群生していました。
キジムシロやオヘビイチゴに似ていますが、3枚セットの葉が長い葉柄の先につくことで区別できます。周辺に群生していました。
40タニウツギ
アスファルト道沿いに何本も生えていますが、咲き始めているのはこれだけでした。ピンク色のつぼみもかわいいです。
アスファルト道沿いに何本も生えていますが、咲き始めているのはこれだけでした。ピンク色のつぼみもかわいいです。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下（厚手）
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴（防水加工）
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計（防水）
タオル
カメラ
飲料水（スポドリ＆茶）
水筒（保温）
非常食（栄養補助食品）
スマホ（山使用可能）
eTrex30（GPSナビゲーター）
|
|---|
感想
この時期の山の魅力は何といっても新緑に彩られた景観です。
岡山県の山を標高順に並べると、1位後山、2位船木山、3位駒の尾山、4位那岐山、5位鍋ヶ谷山となります。この標高ベスト5の山を全てはっきりと眺望できる山、それが大海里（だいかいり）山です。岡山県と兵庫県の県境にある大海里山は、岡山県の山として認識されていません。前述のベスト5の山はいずれも両県（那岐山は鳥取県境）の山として認識されているのですが・・・整備したのが、兵庫県宍粟（しそう）市側という背景があるのかもしれません。
この無名に近い山の未開拓の東北東尾根ルートを登ることにしました。地形図をよく見る人なら直感でわかると思いますが、大海里山を直登するには、このルート（地図のトレース参照）しかないと判断できます。尾根の取り付き点＜写真23＞まで来たときに、“ヤブコギがなく、登りやすい尾根”と感じました。予想通り、山道がしっかりとついている大海里峠経由で登るより、時間的には早く登頂することができました。ルートファインディングで迷うことなく、ピンポイントで頂上三角点に達しました。
そして、頂上に立つと期待を裏切らない絶景が広がりました。＜写真26〜32＞で紹介しているように、この時期は兵庫県・岡山県・鳥取県の名峰が新緑に彩られ一年でもっとも美しいシーンが見られます。そこにいるだけで五感（特に視覚）を刺激され、心身の保養になります。
この時期特有の植物の観察もできました。
クリンソウはまだ早いと思っていましたが、場所によっては、けっこう咲いていました。その名の通り、段になって輪生し、仏塔の先にたつ「九輪」のように咲いていたものも、いくつかありました。ちくさ湿原には大小7ヶ所の群生地（七福神名で表記）があり、40万株にもおよぶクリンソウが咲くそうです。1週間後には、ちょうど見頃となるのでしょう。
大海里山に登る途中でヤマシャクヤク＜写真21、22＞を発見しました。多くの県でレッドリストに挙げられている貴重な植物です。開花時期が3〜4日しかないので、一気に多くの花を見ることが難しいのですが、幸いこの日は満開になったものをいくつか観察することができました。たくさんの雄しべや雌しべを抱えるように咲く花の様子に癒されました。
そして、これもレッドリストに挙げられている植物ですが、大海里山からダルガ峰（なる）にかけて群生しているマンネンスギ＜写真33〜34＞。シダ植物ですが、杉に似ていることからこの名がつきました。高さは5〜10cm程、杉の赤ちゃんのように見えます。保護活動がうまくいっているのか、クマや鹿などの動物が食べないのか、年々増えているような気がします。そのうち、この稜線一帯がマンネンスギじゅうたんになれば、さらに魅力的な散策コースになるでしょう。
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ダルガ峰の最新記録
駒の尾山
2024年03月27日 (日帰り) [B]
後山、北面の伐採された斜面
2024年03月21日 (日帰り) [C]
駒の尾山、私の山スキーシーズン開幕！！
2024年03月11日 (日帰り) [B]
ちくさ高原スキー場〜大海里山、駒の尾山、鍋ヶ谷山
2024年01月10日 (日帰り) [B]
大海里山 ダルガ峰 長義山 三国平 チャリデポ周回
2023年12月09日 (日帰り) [A]
大海里山の最新記録
駒の尾山
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2024年03月21日 (日帰り) [C]
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2024年03月11日 (日帰り) [B]
ちくさ高原スキー場〜大海里山、駒の尾山、鍋ヶ谷山
2024年01月10日 (日帰り) [B]
大海里山 ダルガ峰 長義山 三国平 チャリデポ周回
2023年12月09日 (日帰り) [A]
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