第15回飯能新緑ツーデーマーチ2日目 名栗ルート(30km)
kazuru
kenbo
- GPS
- --:--
- 距離
- 32.5km
- 登り
- 300m
- 下り
- 519m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 6:30
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2017年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
打ちたてうどん久兵衛屋東飯能駅通り店の前に集合し、貸切バス(500円)に乗車して名栗湖へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所はありません 名栗湖までのバスは、必ず座れるように乗車人数に制限を設けて係員が誘導しますが、立ち乗りでも構わないフリをして無理やり乗車し、最後部座席などの僅かな隙間に強引に座ろうとする方がいますので注意してください(このようなことをして少しでも早くスタート地点に到着しても、残念ながらスタート時間は一緒です) われ先に…とばかりに先行者を突き飛ばしてでも進もうとするトレラン風の方と、特に5km、10km、15kmとの合流後から激増するチビッ子の動きに気を付けましょう ウォーキングマナー五ヶ条 1998.5.2 制定 1.やぁ！お早う 明るい挨拶 さわやかに 2.信号で、あわてず あせらず 待つ余裕 3.ひろがるな、参加者だけの 道じゃない 4.自分のゴミ、自分の責任 もち帰り 5.歩かせて、いただく土地に 感謝して |
写真
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今日も健脚者揃いなのでしょうね
本来は、もしもの時に地元の子どもたちが駆け込める避難所の目印
地元の中学生のボランティアが対応していました
振る舞われていたスポーツ飲料とバナナをいただきました
立ち止まると動くのが億劫になるので、休憩しないでゴールを目指します
ついにkenboさんがまるで修行僧のように無言になってしまいました
割岩橋を渡ります
この先で鉄腕アトムのメロディーが流れ、kenboさんが復活！
お祭りですね
kenboさんは鉄腕アトムの歌を口ずさみながら歩いていました
ここまで来たら、エスカレーターやエレベーターは使わずに、階段で頑張ります
感想
kenboさんに誘われ、飯能新緑ツーデーマーチ（2日目）に参加しました。
コースは30km。名栗湖からゴールである飯能市役所を目指します。
スタート地点である名栗湖までは、東飯能駅近くからバスが出るので早めに並びました。
そのおかげで1台目のバスに座ることが出来たのですが、いきなり立ち乗りの方の一人が、「ここ座ってもいいわよね〜」と言いながら私が座っている最後列の席の足元に座り込みました。
「え？」と思ったけれど気が弱い私は何も言えず…足をずっと退かしていたので疲れました。
確かに名栗湖まで40分くらいバスに乗るので座りたいのはわかるのですが、だったら2台目もすぐ後ろに来ていたのだから、そちらに乗ればいいのになぁ。
早くついても早くスタート出来るわけではないのに…
スタート前から疲れてしまいましたが、開会式の後7：30にスタートです。
まずは名栗湖を1周しますが、なかなか歩いてここを1周する機会がなかったので新鮮でした。（棒ノ嶺の登山口までや、車で近くを通ったことはあります。）
まだ朝なので気温も高くなく、すがすがしい気分で歩くことが出来ました。
名栗湖を過ぎると、お馴染みのさわらびの湯方面へ向かって下っていきます。
さわらびの湯を過ぎて、雰囲気の良い河原沿いを新緑を楽しみながら歩きます。
途中で地元の小学生が合流して賑やかになりました。
わいわいと元気な小学生を微笑ましいな〜と思っていると、急いでいる年配の方が「どいて！どいて！」と小学生の列を追い越していきました。
ほとんどのウォーカーは、「こんにちは！」「がんばってねー」と挨拶を交わしながら追い越しているのに…。
なんだか残念な気分になりました。
最初の接待所の原市場地区行政センターに到着。
ここはスタートから13.8km地点です。
ここで頂いた「おもてなし」のこんにゃくときゅうりの漬物がとてもおいしかったです。感謝！
中間地点のスタンプをもらえる第二区地区行政センターでは、地元の中学生がスタンプを押してくれました。
20kmコースと合流すると混むので、その前にトイレを済ませます。
20kmコースと合流したあたりから、上り坂になりました。
日も差してきて暑かったので、給水ポイントの自由の森学園で貰った冷たい麦茶で生き返りました。
さらに登ってからしばらく下って、南高麗地区行政センターに到着。
ここでも梅干しとバナナをいただきました。感謝！
ここはちょうどお昼の休憩をとっている方が多かったですが、私たちは座ると歩けなくなりそうだったので、簡単なストレッチとゼリーを補給して出発です。
残り9km、ここから美杉台までが辛かった…
段々と歩くペースが落ちてきます。
美杉台のあさひ山展望台を過ぎて、飯能河原に掛かる赤い橋を渡り飯能市街へ。
飯能河原はBBQやキャンプを楽しむ家族連れで賑わっていました。
残り3km…あともう少しです！
銀座通り商店街を抜けて東飯能駅へ向かっている途中、前方を歩いていた年配の男性が突然ハーモニカで鉄腕アトムの曲を演奏し始めました。
お〜！なんだか最後の気力が沸いてきたぞ！
1日目からの疲れがピークに達していたkenboさんも元気になり、演奏が終わると周囲から拍手が沸き起こっていました。
東飯能駅の構内を通り抜け、ついにゴール！
ゴールの中央会場では中学生のボランティアがハイタッチで迎えてくれました。
今回初めてツーデーマーチを歩いてみましたが、思ったとおり30kmは遠かった！
ほぼ舗装路歩きなので、足の裏が痛くなってしまい、1日目と合わせて60km歩いたkenboさんはかなり辛そうでした。
しかし、いたるところで「おもてなし」をして下さった地元の方や、知っているようで知らなかった道を歩くことが出来て、疲れたけれどとても楽しい1日でした。
飯能の新緑と清流を楽しみながら歩くお祭りなので、速さにこだわらず、地元の方とのふれあいを感じながら歩いて欲しいと思います。
昨日の影響で、若干腰の周辺と右足の膝裏が張っていること、足の裏が痛い状態で朝を迎えました。もっとひどい痛みを想定していたので、思わぬ軽傷に何とかなりそうな感じでした。そもそも、今日はkazuruさんが一緒であること、そして自分の身体と相談しながら無理をしないでゆっくり歩く予定としていました。
名栗湖へ運行されている貸切バスのバス停が近い合同庁舎の臨時駐車場を選択。打ちたてうどん久兵衛屋東飯能駅通り店の前に集合すると、まだ10人程度しか並んでいませんでしたが、電車の到着と合わせて結構な人数が並びました。
私たちは1台目のバスに乗り、最後部座席に座りました。発車間際に、立ち乗りでも構わないという数名が乗車してきました。こともあろうに、そのうちの一人がkazuruさんが座っている場所のほんのわずかな隙間に強引に腰を落としました。信じられない…。おかげでkazuruさんは名栗湖まで窮屈そうで、スタート前から体力を消耗してしまったようでした。ちなみにこの方は、前日も30kmを歩いていて、狭い道を譲らずに渋滞を巻き起こしていた方でした…納得。
名栗湖で、昨日と同様に開会式が行われ、スタートです。まずは名栗湖を1周します。多くの方がスタートダッシュをする中、マイペースを心がけます。まだ涼しい時間帯の歩きは気持ちが良かったです。
名栗湖から、さわらびの湯に向かう少し急傾斜の舗装路歩き。ここで、両足の脛に違和感がありました。昨日のように軽快に動くことはできないな。
途中で原市場小学校の生徒さんが飛び入り参加してきて、にぎやかな雰囲気に。この生徒さんのためか、コースのところどころで正式な接待場所ではないのに、行動食としてお菓子が置いてあったりして、ほのぼのとしていました。しかし、残りわずかですぐ後ろに生徒さんが歩いているのに、独り占めする年配者がいたりして、若干残念な感じでした。
最初の正式接待場所である原市場地区行政センター(13.8km)までが遠く感じました。既に足はダルくなっていて、時計とにらめっこをしてここに到着した時は、もう中間地点のような気持でした。昨日は「おもてなし」を一切受けず、信号待ち等で給水しましたが、今日は「おもてなし」として、こんにゃくをいただきました。「おもてなし」のありがたみを感謝する一日になりそうだ。
中間地点のスタンプをもらえる第二区地区行政センターでは、20kmと合流する前にトイレを済ませることにしました。ここでkazuruさんが用を足している間に、椅子に座って懸命にマッサージしました。昨日同様、地元中学生のボランティアにスタンプを貰い、先に進みます。
20kmと合流し、少し登ると自由の森学園に到着。学校名の通り、自由な格好をした生徒さんが暖かく出迎えてくれました。やっと20km。頑張ろう！
さらに登ってから下り続けて、南高麗地区行政センターに到着。ここでスポーツ飲料とバナナをいただきました。食事休憩をされている方が多かったですが、そこまでお腹が空いていなかったので、ゼリーを補給しました。「あと9kmくらいです」の係員さんの声が聞こえ、少し憂鬱になってきました。
ある程度予想していましたが、ここからが辛かったです。足の裏が猛烈に痛く、右膝裏の筋、左のふくらはぎが張っている状況が続き、だんだんと歩くペースが落ちているのが自分でもわかりました。kazuruさんはまだ元気そうだったので、先にゴールしてゆっくりと休んでいただくことを提案すると、怒られてしまいました。
美杉台方面への登り坂が猛烈に長く感じ、小高い丘になっているあさひ山展望公園の登りでさえ、修行に感じました。ここで、残り5km。私はあまりこの辺りの土地勘がなく、ゴールまでは距離数でしかイメージできずに辛かったのですが、ようやくゴールの飯能駅方面が見えて少しだけホッとしました。
登ったということは、下りがあるということ。飯能河原方面へ続く残り3kmまでの下りは、とにかく辛かったです。何とか下り終えると、5km、10km、15kmと合流。途端に参加者が増えて、BBQで楽しむ方々を眺めながら割岩橋を渡ると、前方からハーモニカによる鉄腕アトムの曲が聞こえてきました。
ご年配の男性が、参加しているチビッ子たちを励ますために奏でたようです。今の私には精神的にこれっぽっちの余力も残っていませんでしたが、10万馬力をシンクロさせるようにイメージすると、なんだか元気が出てきたのでした。
この辺りからどこを歩いているのかがわかった安心感もあり、ゴールを目指すのみ。通過する東飯能駅では9割以上の方がエスカレーターを利用していましたが、ここまで来たら階段にしないと意味がない、ということで、階段を選択。次第に賑やかになってきて中央会場である飯能市役所に到着。ゴールとなりました。
2日間で合計60km以上を歩きました。体力的には全く問題がありませんでしたが、不慣れな舗装路歩きは登山とは使う筋肉が異なるため、身体への負担が大きかったです。特に2日目は、1日目とは異なりほぼ全てが舗装路歩きであり、拷問に近いものでした。30km・30kmを笑顔で歩かれている方々は、毎日10km程度を歩いているようなことを仰っていましたので。
土の上を半分以上歩く外秩父七峰縦走の方が、1日の距離が長く、アップダウンがたくさんあっても楽なのではないでしょうか。ツーデーマーチは、30kmを1日だけ、30km・20km、20km・20kmが楽しく歩くことができる範囲だと思いました。次回参加することがあるならば、無理をしないで楽しみます。
2日目を無事にゴールすることができたのは、先に進むことなく、ずっと励ましていただいたkazuruさんのおかげでもあります。半ば強制的に参加することになったにも拘わらず、私の面倒までみていただき、ありがとうございました。
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