大若沢



- GPS
- --:--
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 310m
- 下り
- 294m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特段の危険箇所はないという印象です。遡行図ではやたらと巻きについて記述されていますが、基本的に直登できます。 ただし、全体的にフリクションがあまり効かない岩質のようで、慎重に行動した方が良さそうです。 |
その他周辺情報 | 中津川バス停そばに4〜11月の土・日・祝のみ営業している日帰り温泉があります。(「こまどり荘」内の施設) http://www.komadorisou.jp/shisetsu/ |
写真
感想
今回は沢が初めてのYさんと、初心者向きでかつわりと雰囲気の良さそうな大若沢へ行くことにしました。登山道が並行しているため、いつでもエスケープ出来る安心の沢です。
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西武秩父駅では中津川行きのバスが出発するバス停にすごい行列ができていて、まさかの立ち乗りになるかと思ったが、一本前の三峰神社行きのバスに乗るために並んでいた人たちだった(結局、中津川方面はガラガラ。どう考えても採算取れてないよな…)
1時間半かけてようやく中津川着。気温は20度くらいあり、天気も快晴。申し分ない沢日和だ。
林道を歩くこと20分で学習の森大若沢休憩所。東屋とトイレがあり、ここで入渓準備とザイル操作の確認をする。
休憩所先の遊歩道が沢を横断するところで入渓。
最初の勘兵衛ノ滝は、左壁から容易に登れる。Yさんは完全に沢が初めてのため、一応トップロープを出すが、一瞬で直登。
続く4m滝は、右壁が階段状になっているのものの結構ヌメっており、慎重に登る。こちらもトップロープで登ってもらうが、とてもスムーズだった。
大釜の滝は右岸をへつって取り付き、スライダー状の水流中を直登するが、滑りやすく少しヒヤヒヤした。まぁ、落ちてもドボンするだけなので問題はないが。。
不動滝はナメ状の滝で、落ち口付近が少し難しい。残置もあったが、A0せずに突破できた。
金山沢を左に分けるとミニゴルジュ。小滝やツッパリで越える部分が続き楽しいところだ。
この先一瞬平凡な様相になるが、右に造林小屋跡を見ると、間も無く魚止ノ滝。ここは右から取り付いた後、瀑芯に突っ込んで水流左に移る最も安全と思われるルートをとった…おかげでずぶ濡れになってしまった。
間髪入れず2条6mと直瀑8mが現れる。前者は何の問題もない。後者は右岸から簡単に巻けるが、水流からやや離れた右壁(残置あり)を登れた。Yさんにはトップロープを出して終了。
このあと、深めの淵を越えたところで、左岸に登山道が見えたので、ここで引き返すことにする。登山道といっても、かなり崩壊が進んでおり、一般登山者向きではない。鎖などは整備されているが、これが無かったら結構怖いかも。
沢中では他に遡行者を見かけなかったが、下山中に2パーティとスライドした。やはりそれなりに人気のある沢のようだ。
最後は中津川バス停にある日帰り温泉で汗を流し、本日の山行の締めくくりとした。(温泉の受付は30mくらい上流側にある渓流釣り場の受付でやっているが、ちょっと分かりにくかったなあ。)
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おおっ!というような滝はありませんが、小粒でもピリリと辛い楽しめる小滝が多く、まさに初心者にちょうど良い沢でした。ただ、トレランなどをバリバリにやっているYさんにはむしろ物足りなかったかもしれません^^;
どちらかというと奥秩父よりも奥多摩の沢に近いかな、という印象でした。個人的には全部の滝を巻かずに越えられたので満足です。
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