東丹沢滝めぐり


- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 426m
- 下り
- 426m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
初日 ミズヒ大滝
6月3日と4日で丹沢のボスコオートキャンプベースでのキャンプを予定していたが、6歳の息子が3日土曜日の午前中サッカーの試合にどうしても出たいというので、妻と息子を置いて先に私のみキャンプ場に乗り込み、試合が終わった二人に秦野駅まで電車できてもらい、私が車で迎えに行くという計画に変更。これ幸いと(?)鍋割山直下のミズヒ大滝を鑑賞しに朝6時前に一人川崎の自宅を出たのでした。
大した渋滞はなく、七時半に東丹沢県民の森駐車場に到着。すでに駐車スペースは埋まっており、林道の脇に車を停めた。鍋割山最短ルートなので人気が高い模様。続々と登山者が到着してゲートから登山道に入って行く中、私も登山スタイルで早速出発。林道歩きは退屈だが、天気はほぼ快晴で澄み渡った空気が心地よい。二俣手前で大倉からの道と合流するが、すでに沢山の登山者が鍋割山を目指して歩いている。二俣を過ぎてあっという間に歩荷の水が用意してある地点に到着。ここまで一時間弱。
鍋割山に向かう人々を羨ましく思いつつ、ここからミズヒ沢に入ってゆく。左岸に道らしきものはあるがずっと整備はされていない模様。ですが道を見失うような危険はなく、誰も来ない道をのんびり行けば前方に動物の気配。鹿かと思ったが尻尾の長い後ろ姿で、あっという間に視界から消え去った。しばらく息を潜めてあたりを探し回るも二度とは発見出来ず残念。後から調べるとアナグマの可能性濃厚。人の少ない道は動物と遭遇する可能性が高いのでテンション上がります。滝直前にちょっとだけ崖登りの箇所がありますが、大したことなく、あっさりと滝前に到着。どうせ誰も来ないだろうとシガーを一服しつつ一休み。25メートルの落差はまあまあだが水量はすくなめ、落下の途中岩にぶつかってカーブを描く姿は可愛げがあります。
9時過ぎに滝を後にして来た道を引き返す。もっとのんびりしたかったが、買い出ししてキャンプ場に移動して設営を一人でやらなければならないので、サクサク下って9時40分に駐車場に戻った。お手軽で良かったが、奥地感があまりなく食い足りない印象でした。
2日目 髭僧の滝
2日目も良い天気で、一人早朝起き出してシガーでまったり。朝食の準備をしていると家族が起きてくる。キャンプ場のゲートが空くのが8時なので、それまでに準備を終えるべく朝食も簡単なもので済ませた。今日はヤビツ峠から髭僧の滝までトレッキングの予定。当初の予定ではチェックアウトしてからトレッキング中にカップラーメンの昼食を摂るつもりだったが、前日のスタートが遅かったこともあり、16時のレイトアウトに変更したため、昼食までに戻ってくるつもりで早々に出発。yは釣りがやりたいようであまり乗り気でないのが気になるところ。
ヤビツ峠はすでに混雑しており、やや離れた場所に駐車。大山か表尾根に向かう人がほとんどで、髭僧の滝がある蓑毛方面は人がほとんどいない。片側が切り立った道で子供が気になるが、道はなだらかで歩きやすいのでサクサクいける。だが基本下りの道なので行きはヨイヨイ帰りはコワイ。途中動物の糞や鳥の羽根が散乱している現場などに遭遇するもやはり動物には会えず。たまに登りのパーティーとすれ違うが、静かな道を延々おりてゆく。半日にしてはやや距離のあるコースだったか、滝近くまで来てyが疲れて来て不機嫌に。oも本調子ではなく滝を目前にして足踏み。ようやく十時に滝前に到着。
落差は10メート程度とちいさいが、水量はまあまあでエネルギッシュ。何より深い渓谷の奥まった場所で、雰囲気がとても良い。髭僧ナイスチョイス。沢登りの単独行者が左岸を巻いて登って行った。滝前でゆっくりしたかったが、yが釣りを楽しみにしているし、帰りの道が怖いので、早々に退散して延々登り道を戻って行ったが、yの機嫌を取るのに一苦労。最後は足が止まったyをおぶる最終手段。ヤビツについたのは12時前で、キャンプ場の釣り堀で昼食のおかずをゲットすべく、急いで車を発進させたのは言うまでもありませんでした。
●
夕方から翌日夕方という変則的で短い時間にもかかわらず、なかなか充実した時間を過ごすことが出来たのは、ボスコオートキャンプベースが良かったから。山深くにぽつんとありながら行き届いた設備とサービスで贅沢な時間を過ごすことが出来た。
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