日の出山(白岩滝〜日向和田)
- GPS
- 05:37
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 851m
- 下り
- 946m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:JR青梅線・日向和田駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
白岩滝からの登山道は、この数年の間にルートが変わりました。旧ルートの南側に沢沿いのルートができました。[山と高原地図 2017年版]では改訂された新しいルートが掲載されています。 |
その他周辺情報 | 日向和田駅近く、青梅街道沿いの[奥多摩釜めし]:釜めしセットは、山野菜釜めしの他に、サービス盆、水炊き釜、漬物7種、きのこの揚げ物、蜆の味噌汁などが付きます。1,680円也 |
ファイル |
鶯の谷渡り
(更新時刻:2017/06/17 20:15) |
写真
装備
個人装備 |
雨具(レインウェア)
飲料
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感想
これまで何度も登っている日の出山は、御岳山の東に位置し、山頂からは関東平野を都心方面に眺めがよい。また、つるつる温泉へゴールする下山ルートもあり、首都圏ハイカーに人気の山です。
JR武蔵五日市駅から、西東京バスの松尾・つるつる温泉方面行きのバスに乗ります。乗客は我等を含めて10人程度。一方、同じバスターミナルでも、上養沢行きにはハイカーたちの長蛇の列。臨時便でも走らせないと全員乗せきれないでしょう。
バスに揺られて15分もすると白岩滝に到着。ほとんどの乗客がここで降りました。バス停から橋を渡り、しばらく林道を歩いていくと、トイレの先に白岩の滝遊歩道入口があります。
白岩の滝は、タルクボ沢にかかる渓流瀑の連瀑群で、上段から下段まで3段、約45mにわたります。かつて雨乞いをした場所には、小さな祠が残っていました。
なだらかな山道が続きます。林道を横切り、沢沿いを登ると、”クリタ麻生平「四季彩の森」”の看板があります。やがて開けた植林の森に出ると、木漏れ日が差し込んでいます。近くから元気な鶯の鳴き声が聞こえてきます。
麻生山林道に出ました。ここは4差路で林道と山道が交差しています。去年、麻生山から山道を下りてきて、今日とは反対に白岩の滝へ向かうはずが林道を行ってしまいましたが、今日は逆に、麻生山への山道に入らずに林道を進んでしまいました。いったん200m程度下ってから登り返すことになり、しんどい寄り道をしてしまいました。
尾根道に出る手前に平井川源流の地の碑があり、湧き水が出ていたので顔を洗いました。ひんやりとして爽快です。
日の出山から滝本へ下る尾根道を日の出山方面に少し行くと、4差路があります。日の出山を経由せずに御岳山へ向かう”御岳山方面巻き道”と、日の出山に最短で登る”上養沢バス停”に下る道です。日の出山まではもう500mですが、ここからつらい木段が続きます。
急傾斜の木段を避ける回り道が2箇所ありますが、女坂好きのO島部長だけは、悠然と回り道(女坂)を行きました。
山頂に到着しましたが、折角の眺望は、湿度の高さからか霞んでしまっています。少し休憩してから、三室山・吉野梅郷方面へ下ります。東京は今年一番の夏日で、気温も30度予想ですが、此処は低山とはいえ山道は木陰が多く、風も流れているので気持ちよい汗をかきながら歩きます。
梅野木峠は、林道が交差する4差路で、つるつる温泉から沢井まで車道が通っています。やけに元気のよい鶯が美声を奏でているので、スマホで録音しました。
この付近に、昭和20年4月、空軍の爆撃機”飛龍”が浜松基地から熊谷基地に行く途中に墜落したそうです。残ったエンジン一基が青梅市郷土博物館に展示してあるそうです。
”御岳山・吉野梅郷ハイキングコース”の道標を進むと、三室山(別名マルドッケン)山頂への分岐がありましたが、「空腹につき日向和田へ急ぐぞ」とのO島部長指示により、巻き道を使います。
森林組合の所有する上郷の林を過ぎ、琴平神社の小さな祠を横目で見て、左側に金網のフェンスが現れたら吉野梅郷ゴルフに出、小さな鳥居をくぐって舗装道路に出ると、吉野梅郷の公園です。公園周りの売店も、シーズンオフの今は人影もありません。
梅郷の町を歩きます。JA西東京吉野支店が運営するグリーンセンターで野菜を買い、神代橋で多摩川を渡り、左折して青梅街道沿いの[奥多摩釜めし]へ。
釜めしセットは、山野菜釜めしの他に、サービス盆、水炊き釜、漬物7種、きのこの揚げ物、蜆の味噌汁などが付きます。
〔感想〕
日の出山と言えば“つるつる温泉”というぐらい定着化していましたが、今回思い切って日向和田に出るコースを歩いてみました。コースは4差路や分岐が結構ありますが、常に標識があるので、きちんと確認すれば、僕等みたいに間違うことはありません。
ゴールの日向和田は吉野梅郷が有名なので、通常は梅の季節に合わせて行くのでしょうが、今回つるつる温泉と引き換えとなる下山後のお楽しみが、日向和田駅近くの[奥多摩釜めし]でしたから、梅見物で行楽客が溢れかえるシーズンでは、恐らくのんびりと食事を楽しむこともできない(そもそも予約無しではすぐに入れない)はずなので、ちょうどいい時期だったと言えるでしょう。
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