Kearsarge Peak 2度目でやっと登頂!(Sierra Nevada), California
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 1,076m
- 下り
- 1,077m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
9200 ft(約2800m)のOnion Valley Campgroundまではつづら折れのアスファルト道路を登ってこれる。Onion Valleyに約20台程度駐車できるスペースあり。 ここからKersarge Peak南面を直登するルート(少し車道を戻って)もあるが、Golden Trout Lake方面へ上がってからLilly Passを超えるルートが景色の変化もあって楽しい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
Kearsarge Peak (12621 ft / 3847 m), near Big Pine, California州、米国 Onion Valley Trailheadから右手にKearsarge Peakを見ながら北向きのTrailをゆく。 このTrailはGolden Trout Lakeの上のLakeまで危険ヶ所はない。途中川沿いのルートでは一部Route Findingが必要だが、谷幅が狭いので岩歩きしながら修正は可能。 Golden Trout Lake上のLilly Passのガレ場は岩の斜面が緩いので上に行くにつれ3歩進んで2歩分滑るような感じでなかなか上へ上げらない。 Lilly Pass越えるとしばらく平坦歩き。山頂直下は高度差150mほどの岩場登りだが、斜度45度くらいで、直径50cm〜1mほどの岩が積み上がってるので、持ち手をしっかり握れば問題はない。 <写真は借り物です> この日、折角山頂まで行ったのに、デジカメ忘れてしまい写真が一枚も撮れなかった。従いここに記載の写真は全てWebから集めたものであり、自分が撮影したものではないため季節感が違うことに注意。7月に登った際は山頂までどこにも雪は見えなかった。 (2011年6月25日記) |
写真
感想
Onion Valley Trailheadからしばらくは緩斜面だが、標識に従い川を渡るとガケの右横を急勾配で登る。
ガケの上はちょっとした岩場になっており奥に進むと勾配を上げながらトレールが川沿いに上がってゆく。気持ちの良い川沿いの岩場ルート。
しばらくゆくと岩場でトレースが消えているが谷幅があまりないので迷うことはない。ただ、左手の急勾配の上に行ってしまってよくみたら、下の川沿いに踏み跡があったり多少Route Finding技術もあったほうがよい。
しばらく進むと広い湿原に出る。ここから右へ上がるとLilly Pass方面。
一段上がったところに小さなLakeがあり、ここから大岩場(直径1〜4mの大岩が折り重なっている所)を越えるとLilly Pass。Lilly Pass下部から見上げる両側の岩は迫力があり、この間を抜けるのかと思うと少し戦慄が走る。
高度を上げるにつれ斜度が急になり最後は60度近くある感じ。写真よりもっと立ち上がってる気がする。3歩進んで2歩滑り落ちる感じなのでなかなか上がれない。最後岩をつかみながら何とかLilly Pass上部に到着。
ここでKearsarge Peakの山頂がやっと見える。
ここからは500mほど緩斜面を少し下ると頂上直下の岩場となる。下るのが嫌で手前から岩場にかかったが、岩場は飛び越えたり時間要するため一旦下降に切り替え、頂上へ直登できるヶ所に行ってから登り始める。直径0.5m〜2mの岩が積み上がったような頂上。岩をつかみながら登ってゆく。斜度は45度くらいか。高度もあり息切れするのでリュックを岩場にデポし空身で頂上を目指す。
高度差約150mの岩場を上り切るとKearsarge Peak山頂だ!
山頂も岩場なため頂上が狭く1m四角ほど。山頂の岩陰に缶が置いてあり、中に登頂記録ノートと鉛筆が入っている。過去登頂した人たちが思い思いのことを書いている。パラパラめくったが、日本人らしき名前は書かれていない。私が最初の日本人かも?!と思いつつ、自分の名前と日付、それに感想文を数行したためた。今年に入って2人目。前は6月に1人だけで、その前は昨年10月だ。まあ6月頭頃まで雪に埋もれてる時期だからね。年間通しても10人くらいしか登頂してない(少なくとも記録上は)山とは、いやはや日本では考えられない3000m峰だ。
しばし山頂の360度の眺めを楽しんだあと下りにかかる。苦しんだ岩場も下りはスイスイ。Lilly Passからのガレ場も下りはビュンビュン。Lilly Pass下で待ってるはずの相方が居なくて合流に手間取ったが、とても楽しい一日ではあった。
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