要害山(鏡渡橋〜尾続)
- GPS
- 02:36
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 568m
- 下り
- 542m
コースタイム
- 山行
- 2:26
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 2:35
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
雨具
飲料
ガイド地図(ブック)
サングラス
タオル
入浴セット
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感想
先週(日の出山)に続いて、今週も山へ出かけます。
“梅雨の晴れ間”らしく、気温が上がり、湿度が高い、そんな陽気の中を、山梨県の最東端となるJR中央本線・上野原駅へ。
ここの休日8時10分発“鶴峠行き”のバスには何度もお世話になっています。今日も坂道沿いに、バス待ちの熟年ハイカーが長蛇の列を作ります。サークル(もちろん熟年の)が多いのも、毎度の光景です。
大勢の乗客とともに、いくつものバス停を小刻みに越え、鏡渡橋で降りたのは我等だけでした。賑やかな(熟年さんのお喋りで)バス車内とは打って変わり、のどかな空間。いつものように、まだ朝の爽やかさの中、のんびりと歩き始めます。先週同様、ここでも鶯の歌声が鳴り響き、平日の都会汚れを洗い流してくれます。
前方にはこれから登る要害山がはっきり見えます。要害山はお椀を逆さにしたような形状から、別名”おっぱい山”と呼ばれています。新緑で覆われたその稜線の先端(頂上)には、一本の突出した樹木がまるで乳首のように突き出ていました。
小倉集落には出羽三山の石碑がありました。集落を過ぎ、山神社(山の神神社)の赤い鳥居を右に見て、山道に入ります。さすがに”おっぱい山”だけあって急傾斜が続きますが、距離は大したことはありません。
要害山山頂(536m)に到着。大きな杉の木(これが乳首の木?)の下に秋葉大権現の木の祠があります。要害山は甲斐・相模・武蔵の国境に位置し、戦国時代に山頂には山城の大倉砦がありました。山頂の祠はその名残です。南の展望が良く、視界が良ければ丹沢や富士山が見渡せるのですが、湿度が高い今日はまったく見えません。
”用竹・尾続山”方面に進みます。なだらかに下ると、2つめのピークの鞍部に灯籠分岐があります。木の根元に灯籠が立ち、注連縄をくぐります。ここは南の大倉から北の登下(とげ)集落に登る十字路です。
ピークを超えると、下り坂の途中に小さな祠のある風の神(540m)があります。切り立った峠で、狭いですがコース上でもっとも展望の良い場所です。神様にご挨拶。今日はここまで無風です。神様はお休み中でしょうか。
急坂をロープを使って下ります。3つめのピークを超えたら、コヤシロ山への登りです。爽やかな心地よい風が流れて来ました。(神様お目覚めか?)
コヤシロ山(600m)に到着。西に開けて展望があります。尾根伝いに西へ大月方面の権現山までつながっています。
アップダウンの途中に3つめの山 実成山(みなしやま)があります。標高609mなので今コース最高峰ですが、気をつけないと通り過ぎてしまいそうです。
6つめのピークを過ぎると、”立ち枯れの木 展望所”です。白く立ち枯れたモミの大木があるのでそう命名されています。八重山や上野原市街が見下ろせます。
下った先の7つめ(最後)のピークが尾続山(538m)です。要害山とほぼ同じ標高です。竹林を下り、民家が現れて尾続バス停に出ます。バスが来るのはあと1時間半後なので、新井まで道路沿いを歩きました。
〔感想〕
要害山を巡る本コースは、要害山山頂から尾根道を伝い、景観や森林浴を楽しめる3時間程のお手軽ハイキングが楽しめます。
風の神に挨拶したら、それまで無風で暑かったのが、本当に涼しい風が吹いてきてびっくり。その後下山して温泉に入って帰るまで、サワサワととそよいでいました。
今日はO島部長の大好きな午前ハイクの日。お昼前からザブンと露天風呂(秋山温泉)へ。いつものことながら、午前中の風呂はのんびりとできて気持ちいい〜♪
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