御嶽山 飛騨頂上 濁河コース
- GPS
- 10:15
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,165m
- 下り
- 1,159m
コースタイム
飛騨山頂5:10-五の池小屋5:25〜8:40まで天候回復待ち-
お助け水9:30-のぞき岩10:15-湯の花峠10:40-
濁河登山口11:30
天候 | 夜間晴れ、朝方にかけ、風雨と雷、その後、曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
利用者が少ないのか、日曜でも空いていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口すぐに男性1女性2のバイオトイレあり。夜間も外ライトが自動点灯。 そのそばに地面置きの登山ポストあり。 濁河温泉ゆえ温泉施設は多い。 ただ小さな旅館などは廃業しているところも多くある様子です。 コース上に特別危険と思われる場所はないが、 石畳の登山道は案外浮石があります。 あと、ぬれていると石畳も痛みのひどい木道もすべりやすい。 2200メートルくらいまではヒルが出ます。 |
写真
感想
以前から計画していた御嶽山濁河コース。
天気もなんとかなりそうだしと出かけてみることに。
予報では午後からのほうがお天気下り坂?
早めに登って降りるのがベストかなと自分を試す意味でも、
日の出合わせの夜間歩行に初挑戦です。
予定してた時刻より登山口への到着は遅れるも、
日の出時刻くらいに稜線には出られそう。
はじめての夜間歩行。駐車場で準備するだけで時間もかかります。
ヘッドランプの照らせる範囲って知れてるというか。
このコースは登山道が明確だけど、九十九折れの場所などは、
一度足を止めて、登山道間違いないか確認作業が夜間歩行には必須。
あと、雨が降ったのか夜露なのか、石畳も木道もすべりやすい。
けど、夜間歩行は…ひとりっきり感が心地いいですね。
のぞき岩のそばには壊れた避難小屋がありましたが、逆に怖い;
お助け水のある8合目を過ぎると森林限界。
この頃から勢いある雨が降り出し、レインウェアを着ました。
それまでも霧雨は降ってましたが、星や月が見えつつのことでした。
雲が稜線に向かって駆け上がるような速さで流れていきます。
少しづつ空も白んできて、五の池に到着。澄んだ青をしています。
そして飛騨山頂。像があるのですが、人が居ないとぎょっとします。
隣には三の池。稜線の東斜面にはまだ雪渓が残っていて、
ちょっと遊びで歩いてみてから、剣が峰へ向かいます。
が、急に風雨も雷もひどくなりました。雷は近づいてくるみたい…
慌ててハイマツのくぼみに身を潜めました。
じっとしていることで寒さを強く感じ始めました。
五の池小屋で休ませてもらうことに決め、着替えてから、
身体を温めるためにお湯を沸かして飲食しました。
が、手先の冷たさが取れないし、天候もなかなか回復する気配なし。
前日の睡眠が少ないので寝転がらせてもらってました。
小屋に来て3時間がたち、身体も少し温まったので、お礼を言って下山。
もともとピークハントが目的ではないし、身体が冷えた分、
体力は消耗気味に思えたので、さくっと即決。
霧のハイマツの中を下ります。
で、登りは暗くてわからなかった、濁河コースの雰囲気。
樹林帯がとっても美しくて、下りでびっくりでした。
メジャーコースの田の原は時間短縮の魅力はあるけど、
濁河を知ると霞んじゃう。植物や木々の織り成す世界観に浸れます。
花好きな人、野鳥好きな人は絶対こっちだなぁ。
風雨で身体が冷えてしまった以外は楽しい山行でした。
夜間歩行や荒天時の対応も含めて、勉強になったかな。
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