道外の方に知って欲しい北海道の山 徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)とホロホロ山
- GPS
- 05:21
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 809m
- 下り
- 803m
コースタイム
- 山行
- 4:01
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 5:21
天候 | 快晴、微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この山の周囲にも支笏湖周辺にもコンビニは無し。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
徳舜瞥山山頂からホロホロ山へ向かう道は急傾斜と浮石が多いので注意が必要。 ※道庁胆振支庁のサイト「登ろういぶりの山 山登りまち巡りガイド-徳舜瞥山-」 が分かりやすい。他の支庁にこうしたサイトが無いのが残念というか、、、、 |
その他周辺情報 | 温泉は支笏湖周辺方向にも洞爺湖・ニセコ方向にもある。 |
写真
感想
伊達市大滝地区にある姿かたちの美しい徳舜瞥山(とくしゅんべつやま)とホロホロ山に初めて登ってみた。
この山は札幌から少し遠く、支笏湖の先の奥まったエリアなので行きにくい印象があるのだろうか、樽前山や恵庭岳のように大勢の登山者が行かないような印象がある。ただ、登山口までの道路は車の通行量が少ないので運転で疲れることはない。
平日だが駐車場には既に10台くらいの車がいて室蘭ナンバーが多い。
手前の徳舜瞥山までの登りの9割方は眺望はないが徳舜瞥の山頂と徳舜瞥山〜ホロホロ山頂の眺望はとても良い。そして徳舜瞥山頂では南側のスパっと切れ落ちた断崖の上にいるスリル感、ホロホロ山頂部直下のちょっとした岩塔登り気分、両山頂間の縦走気分など色々楽しめた。他に20人程の方々が登っていたが半分くらいは徳舜瞥山のみの登山だったようだがそれでも十分に楽しめる登山だと思う。
下山途中、一か所だけあった渡渉地点の6合目で休憩、ほどよい日陰にベンチが2脚あるのが嬉しい。小さな沢の冷たい水で手と顔を洗い、上流にはキツネさんがいない地形と思いその水も飲む(お年なので潜伏期間が10年以上もあるらしいエキノコックスは余り怖くはない。)、この水は冷たさと柔らかい口当たりでとても美味しい。今まで何度か飲んだ自然水の中でベストに近いと感じた。そこでゆっくと休んでいると他の下山者が次々とやってきて自分と同じようにこの水を楽しんでいた。その様子を見ていると皆な柔らかな表情で楽しかった登山と山の恵みの冷たい沢水に感謝しているように見えて、またこれも嬉しかった。
以前から北海道は歴史が浅く面積の割に人口が少ないためか登れる山(登山道のある山)は多くはないと思っている。道内・道外での登山中に何度か道外の方々と話をしたが大雪・十勝・知床など有名どころの山以外は余り知られていないように思えた。
徳舜瞥山・ホロホロ山は車で移動するなら、知られていないだけで千歳・札幌からのアクセスは悪くはない。そして千歳(空港)起点で自動車で道内観光をするなら洞爺・ニセコへの経路上にもあたるので5時間もあれば軽い装備で十分楽しめる山。道外からの旅行者にお勧めの山だ。
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