Chamonix - Mont Blanc


- GPS
- 05:45
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 991m
- 下り
- 784m
コースタイム
天候 | 雨、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道はずっと踏み跡がしっかりとあり、迷う様な場所はほとんどない。 |
写真
感想
シャモニ一日目
昨日はくっきりとモンブラン山頂が見えたのに、今日は朝から雨降りでずっともやがかかっている。
それでもここに来たからには様々なトレッキングルートに行かずに部屋でじっとなんてしていられないので、ルートを宿の主人と相談して、ボソン氷河が間近で見られるトレッキングルートへ出発。今日は山へ登っても眺望は期待できないので、こんな日でも楽しめるコースはここだ、ということで決定。
シャモニの街から車で10〜15分。登山口ははっきりしておらず、人に訊いて確認。小さな村の道の路肩に路上駐車して出発した。村のすぐ裏から山に入れる。様々な色の小さな花がそこここに咲いていて、かわいらしい森だなあ、なんて思っていたのもつかの間、全長5cm以上はゆうにある巨大なめくじがそこら中に! 日本のなめくじなんてかわいいものだと思えるくらい、グロテスクな形状と色合い。踏まない様に気をつけて歩く。
暫くすると、水量の多い川を渡ることに。みんな岩の上から飛び移り無事渡河。たった1mくらいのジャンプだったが、雨で岩が濡れているのと、大量の氷河からの水が冷たそうで少々おっかなびっくり。
ぐんぐん登ってまずは展望台へ。巨人の長く白い舌のようなボソン氷河。斜面に乗り上げて少しずつ落ちて来ている様な迫力。雨に降られて休憩すると冷えてくる。サーモスに入れたホットコーヒーに助けられて、更に上を目指す。
くねくねとした山道を黙々と登って行くと、木が低くなり、氷河の途中に道がぶつかる。ここは落石の巣で、道はガレている。氷河の下のグレーの岩の色は山肌かと思ったら、氷河の上に転がり落ちた石と岩と砂だった。とりあえずメンバーの一人が氷河にタッチして、早々と安全な場所へ。
誰かが、「こんな巨大な氷河は一見して動いているなんて分からないのに、よくこれが動いていると気づいたね。しかも名前に河とつけるってすごい、、」と。全くその通り。
お昼はフランスパンにオリーブ、生ハム、チーズを挟んだもの。シンプルながら、地のものの味がぐっと詰まっていて、おいしく元気も湧いて来る。
下山は好きな様にぽんぽん下って来たが、時々もやの合間からシャモニの街がぼんやり見えてくるのが美しい。村の近くまで来ると、巨岩がぽつんと現れる。もしや、、と思ってみると、やはりボルダリングの跡が。登り始めはかなりオーバーハングだが、もうホールドが掘られているようだった。一つの登山道でもただ登るだけでなく、道草して遊べるところがそこここにある。
村への出方が分からなくなって、行きとは別の所にでてしまったが、車のところまでの村の中の散歩も楽しい。アルプスの様々な山荘が村中にあるからだ。木造の家に、カラフルな色のドア。そしてどこの家も、倉庫でも、窓際には赤やピンクの色とりどりの花が飾られてゆったりした敷地に暮らしている。街の景観が美しく調和していた。
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