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Yamareco

記録ID: 1195640
全員に公開
沢登り
日高山脈

ピリカペタヌ沢遡行→札内岳 源頭まで

2017年07月15日(土) [日帰り]
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holstein425 その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:26
距離
28.4km
登り
1,368m
下り
1,369m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3:50 駐車地点
4:45 トッタベツヒュッテ
7:00 8の沢出合(〜7:15)
9:25 大滝
10:45 源頭部にて引き返す
14:00 8の沢出合(〜14:20)
18:00 下山
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
車は、戸蔦別林道最終人家の少し先まで。トッタベツヒュッテまでは崩落個所に巻き道が付いており、とても歩きやすい。ヒュッテより先は荒れに荒れ放題で、冗長な河原歩きを強いられる。
沢の核心部はCo1100付近から、いずれの滝も直登できるか巻き道があるので心配ない。下降では、一度もロープを出さずに行くことができた。
まずは戸蔦別林道を行く。崩落個所には、右岸側に綺麗な刈り分け道があり、歩きやすかった。
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まずは戸蔦別林道を行く。崩落個所には、右岸側に綺麗な刈り分け道があり、歩きやすかった。
ピリカペタヌ林道は、もはや河原と化していた。
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ピリカペタヌ林道は、もはや河原と化していた。
自然の猛威の恐ろしさを、嫌というほど感じる。
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自然の猛威の恐ろしさを、嫌というほど感じる。
当初は8の沢出合でテン泊する予定だったので、ここでキャンプ道具をデポして身軽になった。
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当初は8の沢出合でテン泊する予定だったので、ここでキャンプ道具をデポして身軽になった。
少し高度を上げると、綺麗なナメが現れた。
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少し高度を上げると、綺麗なナメが現れた。
四肢を使って巨岩を越えて行く。
四肢を使って巨岩を越えて行く。
いよいよ核心部へ入っていく。滝が連続して出てくる。
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いよいよ核心部へ入っていく。滝が連続して出てくる。
登れはするものの、トリッキーな滝が多かった。
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登れはするものの、トリッキーな滝が多かった。
ぐいぐい標高を稼ぐことができる。
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ぐいぐい標高を稼ぐことができる。
暑いので、わざとシャワークライムを楽しんだり。
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暑いので、わざとシャワークライムを楽しんだり。
足元がすくむような高度感だった。
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足元がすくむような高度感だった。
有名なピリカペタヌ大滝。本当に大きかった。
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有名なピリカペタヌ大滝。本当に大きかった。
大滝を越えると、水量はめっきり少なくなる。
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大滝を越えると、水量はめっきり少なくなる。
バックにカチポロ。土砂災害の跡が痛々しい。
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バックにカチポロ。土砂災害の跡が痛々しい。
突然水が枯れ、あとは源頭部へ向かって登って行く。
突然水が枯れ、あとは源頭部へ向かって登って行く。
源頭に近づくにつれて、ヒグマの糞がかなり多くなってきた。
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源頭に近づくにつれて、ヒグマの糞がかなり多くなってきた。
花いっぱいの源頭。この直後、10mほど先の距離でヒグマに遭遇した。
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花いっぱいの源頭。この直後、10mほど先の距離でヒグマに遭遇した。
カメラを構えたときには、藪に隠れてしまった。これ以上は進むことはできない…。
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カメラを構えたときには、藪に隠れてしまった。これ以上は進むことはできない…。
安全第一。この場所を、自分たちの中での「札内岳登頂」とした。悔いはない。
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安全第一。この場所を、自分たちの中での「札内岳登頂」とした。悔いはない。
下降も慎重に。
時間に余裕があったので、テン泊せず今日中に下山することにした。8の沢出合で水を補給していく。
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時間に余裕があったので、テン泊せず今日中に下山することにした。8の沢出合で水を補給していく。
今回から導入した濾過キャップ。沢では飲み水に困らないので、とても助かった。
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今回から導入した濾過キャップ。沢では飲み水に困らないので、とても助かった。
帰路、6の沢の大崩落を横目に。
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帰路、6の沢の大崩落を横目に。
どこが道だったのかも全く分からない。
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どこが道だったのかも全く分からない。
ヒュッテに寄り道した後、
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ヒュッテに寄り道した後、
戸蔦別林道を戻った。近い将来、復旧するといいな。
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戸蔦別林道を戻った。近い将来、復旧するといいな。
カーブミラー自撮り。
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カーブミラー自撮り。
鳳の舞温泉で汗を流し、インディアンでガッツリ食べて帰路に就いた。
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鳳の舞温泉で汗を流し、インディアンでガッツリ食べて帰路に就いた。

感想

素晴らしい沢でした。
序盤の長い河原歩きが億劫ですが、それを越えた先はワンダーランドで、どこまでも飽きが来ませんでした。頂上まであと30分くらいのところで小さいヒグマに遭遇。復路も通る進路上に縄張りを主張されてしまった以上、先へ進む勇気が出ず、安全を最優先して登頂は見送りました。それでも十分満足感の得られる山行になったと思います。

丸一日日高の沢を満喫でき、充実感いっぱいの夏休み初日でした。

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