仙丈ケ岳<女王と雷鳥!!藪沢新道からぐるっと小仙丈へ>
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
08:10 藪沢新道、小川を交差(右岸→左岸)
08:50 馬の背ヒュッテ手前の分岐
09:00 馬の背ヒュッテ/休憩
09:15 丹渓新道分岐
09:50 仙丈小屋
10:20 仙丈ケ岳 山頂/休憩
10:45 稜線上で雷鳥発見
11:45 小仙丈ケ岳/昼食
12:55 大滝ノ頭
13:50 北沢峠
天候 | THE快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
→国361号(伊那街道)で天竜川を渡り高遠方面へ →高遠城址付近で国152号(秋葉街道)で南に向かう →美和ダム、美和湖沿いに走り、戸台口で左折。 →戸台口から東(南アルプス方面)に向かい仙流荘へ。 仙流荘周辺には駐車場がいくつかあります。 無料で停められました。 ここから「南アルプス林道バス」を利用。 仙流荘〜北沢峠は運賃=片道1,100円+手荷物200円、時間=約1時間。 詳細はコチラ↓ 伊那市ホームページ、南アルプス林道バス時刻表・運賃 http://www.inacity.jp/view.rbz?nd=86&of=1&ik=1&pnp=38&pnp=74&pnp=86&cd=1263 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に危険な箇所はありませんでしたが、 藪沢新道で一部迂回路がありました。 とはいえ、迷うことは無いと思われます。 仙丈ケ岳山頂から小仙丈ケ岳の間に若干の岩場あり。 とはいえこれも特に危険という状況でも無し。 中央道・伊那ICを経由する場合は、帰りの温泉は「みはらしの湯」がオススメ。 露天風呂で南アルプスがドーンと拝めます。 「あそこら辺をウロウロしてきたんだよなぁ〜」と眺めながら入る風呂は最高です(笑) 料金は600円でした。 http://www.ina-city-kankou.co.jp/cms/modules/tinyd6/ |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
今回の山行は8月にトライした甲斐駒ヶ岳&仙丈ケ岳での失敗
(初日「甲斐駒」バテバテ、翌日「仙丈」体調不良やらで中止)
のリベンジを果たすべく、仙丈ケ岳に的を絞った山行です。
朝6時前くらいに仙流荘の駐車場に車を停め、準備をしてバス停へ。
まだまだ登山客も多いので臨時便が出ており、
特に待つことなくバスに乗れました。
約1時間かけて北沢峠まで向かうのですが、このアルプス林道バスは
その途中途中で山々や草花に関する解説を入れてくれます。
サービス精神に溢れた素敵なバスなのです。
親しみのあるこの雰囲気が好きで、
アルプス林道バスのファンになりました(笑)
北沢峠の手前に太平山荘がありますが、そこで途中下車させてもらい
大平山荘を起点に藪沢新道を登ります。
この日は本当に天候に恵まれ、太平山荘からは北アルプスの穂高・槍が
クッキリ見えました。
秋本番という感じで登り始めは気温も若干低めで少し肌寒いくらいでしたが
登るにつれて体が温まり、気温との兼ね合いが丁度良い具合でした。
藪沢新道は時折振り返った際の甲斐駒の雄姿が印象的でした。
天気も良かったせいか「貴公子」の名が相応しくも感じました。
馬の背ヒュッテで小休止を入れ、稜線まで出ると一気に景色が広がります。
好天に恵まれ、八ヶ岳も北アルプスも拝むことができました。
この日は360度ぐるりと景色が堪能できる最高のコンディション!
仙丈小屋を越えて山頂に着くと、シーズン終了前や
好天のせいもあってか登山客があふれてる!
(仙丈小屋からも、山頂に人だかりが出来ているのを確認)
山頂の記念撮影も軽く順番待ちな感じになってました。
さておき、本当に天気が良い!
上述の通り、基本的に360度見渡せる状況であり、
北岳の肩越しに富士山も確認できました。
軽く休憩するだけして、混み合った山頂を後にする。
その後、小仙丈ケ岳を目指して稜線を歩いてたところ、
仙丈ケ岳の山頂からさほど遠くない丘の上でツガイ(?)の雷鳥に遭遇。
天然記念物の彼らは人間が怖くないのか?
危害を加えられないから安心しきってるのか?
トコトコと近くまで寄ってきました。
山でこのような動物達を発見すると(天然記念物とかだと特に)
テンションがドーンと上がりますね。
後々何かの素材として使えるハズだ!と思い、
折角のチャンスをカメラに収めること数分。
ひとしきりシャッターを切りまくってから改めて小仙丈を目指します。
4〜50分ほどで小仙丈ケ岳に到着。
ここで昼食にします。恒例のオニギリとトン汁で。
気候があまりに良く気持ちいいのでマッタリ30分ほど過ごす。
小仙丈ケ岳からは北沢峠まで延々下り。
ヒザを痛めない程度にペースを上げて調子よく下山となる。
北沢峠に到着すると同時にバスが到着。
非常にテンポ良く事が運んだ感じでした。
14時半頃には仙流荘の駐車場に着き、余裕で帰路に着くことになりました。
普段の日帰り登山では、現地を離れるのが16時だったり18時だったりなので
夕飯時に帰宅完了なんて事はなかなかありえなかったのですが、
今回は焦ることも無く、眠くなることも無く、
ユッタリ走って夕飯の時間に間に合いました。
天候にもサプライズにも恵まれ、気持ちの良い山行となりました。
次回以降も、山でのサプライズ(動物との遭遇)を期待して臨みたいですね。
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