好天の天城山 逆時計回りで万三郎〜万二郎岳周回
- GPS
- 02:53
- 距離
- 7.1km
- 登り
- 560m
- 下り
- 600m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:25
天候 | 好天 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
写真
装備
備考 | 7/29、今月最後となる山はどこに? 縁があったのかどうなのかは不明ですが、天城山は万三郎岳に決定。 なんせ日本百名山、多くの人に愛されている山、やっぱり縁がなければ思いもつかない。 JR伊東駅から出ている登山バスを利用させていただくことに。 |
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感想
7:30に伊東駅に到着
既にバス停にはご夫婦でしょうか、お二人が待っていらっしゃる。
おはようございますと言ってバス待ちに加わる。
神奈川から来たとのこと、私は「金沢から」と言うとえらく驚かれた。
ご主人でしょうか、今日の予定を尋ねられ、周回コースで帰ってくると答える。
お二人は縦走で反対側のバス停に下りるとの事。
伊東駅に車を停め、バスで帰ってくる計画のよう。
7:45頃、電車が着いたのか多くの登山客がバス停に集まりそこそこの列になる。
バスが到着、みな乗り込み、さあ天城高原ゴルフコースへ!
8:50 登山口に到着、ハイカー専用駐車場には多くの車が、近くのトイレも立派。
準備を整え、ガーミンのスイッチを入れて9:00丁度に登山口をスタート。
ん?衛星測位が出来ないって??、まあいいか。
最初は整備が行き届いた歩きやすい土道を、気持ちよく歩く。
しばらくすると四辻地点に、さあてどちらから回ろうか。
地図では左回りの方が短く見える、ただし頂上手前は急登。
景色は期待できないと考え、ならば最初は林の中を進んで山頂からの下りで曇りが晴れに変わる事を願って左まわりにする。
昨日、雨でも降ったのか、道がやけに濡れて滑る。
岩道も現れ始め、こちらも滑りやすい。
やっとガーミンが測位できる場所に出る、残念ながらスタート地点のログが取れていないが仕方ない。
女性2名に追いつく、木のハシゴを超えるあたりで楽しそうに話ながら進んでいる。
こちらを気づかっていただき、先に行かせてもらう。
そこそこ急な岩場もあり、単調な登りにも変化が見られ大いに楽しめる。
石柱101地点に到着、普段はあまりしないが石柱にタッチ。
先に進むと涸沢分岐に。
ん?ポールの忘れ物が、近くに人がいるのか見渡す。
周回できるコース、気づいて戻って来ても時間的に問題ないでしょう、とそのまま進む。
ほどなくして男性が下りてくる、見ると先ほどのポールのご主人様のよう、回収して戻り、自分を抜き去って行った。
そろそろ坂も急になってくる頃。
梅雨明けしているとは言え、蒸し暑い。
今日は軽装、ファストパック仕様、ハイドレーションも持ってきていないので500CCペットの水をごくごく。
実は飲み過ぎて余計に汗をかく、仕方ない、ガマンだ。
万三郎岳までもう少し、ここら辺から多くの方が降りてこられる。
小さな子供を連れたご家族や、7〜8人のパーティーもあり、押しなべて皆さん楽しそう。
木道も現れるが土が抜けていてヒザの上げ下げが思いの他きつい。
万三郎降下分岐点に到着、ここを右に行けば縦走路か。
今日は帰りの時間の都合もあり無し。
次回、ゆっくり回ってみようと左の万三郎岳方向に進む。
歩きやす平坦路を進むと本日の目標点、万三郎岳に到着。
2名の男女が休憩中、自撮りをしていると「撮りましょうか?」とありがたいお言葉。
お願いして撮っていただき、こちらも2名のショットを1枚に収める。
天城山縦走路案内板を見ると天城峠までは17Km、今朝バス停でお会いしたご夫婦、ここまで行くのか。
すげーなーと思い眺める。
少しお腹がすいたので軽く食べ、早々に下山することに。
他にも理由が、なんせ虫が多いので。
途中で朝のご夫婦と出合う、少しお話をして別々の道に。
素敵なご夫婦だった。
少し晴れてきた、馬の背あたりで開けた場所が。
ゴルフ場が眼下に見える、おーなかなかの景色、今日の1番はこれだ!
少し登り返したところに展望が開けた場所に。
3名が休憩中、うち2名は外国の方のよう。
女性に至っては「ここは海か?」と思えるような開放的ないで立ち。
いつも思うが、欧米人の体は一体どうなってるんだ。
「暑さ寒さは彼岸まで」の言葉は彼女らには当てはまらない。
万二郎岳が見えてきた。
しかしながら展望はなし、男女2名がコーヒータイム、いいねえ、山を楽しんでる様子。
次回は誰かと一緒に来よう、お願いして。
道の斜度もゆるくなりそろそろ四辻が近い。
1名、四辻で地図を見ながら思案中、時計周りを進めますよと心の中でつぶやく。
上から若い男子3名がありてくる、みな軽装、重いザックは不要、楽しく登る山です。
ここから少し登り。
ふと後ろを見るとトレランの方が迫ってくる、色々な山の楽しみ方がある。
登山口下の木道まで来た、「デジカメの落とし物があります」との案内が。
落とし主の手元に戻っているといいなと思いつつ、階段を上りゴールに。
「おつかれさまでした」の看板に癒される。
バス停の時刻表下でしばし休憩することに。
バスで伊東駅に戻る方としばしお話を。東京から「青春18キップ」でいらしたとのこと。
涸沢カールの話になり、錦秋の頃、テントを張ってのんびり山を眺めていたいね、と二人思いは一緒になる。
その方、少し前に「両神山」で滑落、遭難したとの事、運よく救出されドクターヘリで病院へ。
鎖骨を骨折したものの比較的軽傷だったようで10日で退院できたとの事。
今日はリハビリを兼ね天城山に来たとの事。
事故の時の様子や救出されたときの事など色々聞き、やっぱり山は怖いなと思うしだい。
と、そんな話をしていると消防のレスキューが現れる、ものものしい雰囲気に。
はしご車2台と救急車、計5台と総勢20人ほどでしょうか。
どうやら万三郎岳手前の登りで動けなくなった30代女性の方がいるようでその救出だそう。
無事、下りてこれますように。
そうこうしていると15:15のバスの時間に。
乗り込んだのは7〜8名でしょうか。
伊東駅に向かってのんびり1時間のバスの旅。
駅到着後東京からの方と「いつか涸沢で逢いましょう」とお互い声を掛け合って分かれる。
今日も良い登山となりました。
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