初めて泥だらけにならなかった! 蛇谷ヶ峰
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 945m
- 下り
- 931m
コースタイム
- 8:02P589 - 9:00地蔵山山頂 - 10:18P701 - 11:19蛇谷ヶ峰山頂12:31
- 13:35駐車場
天候 | 晴れていましたが、雲の量は多めです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
安曇川沿いを2時間弱歩いてから登山道に入りました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地蔵峠までの登山道 メインのルートではないので道標、テープの類は少ないです。 地蔵峠まではずっと尾根を登るので迷うことはありません。 蛇谷ヶ峰まで 数箇所でルートを探す作業が必要でした。 定番の「思い出の森 てんくう」 600円で汗を流せるこの風呂に入る気満々で、 その用意もしっかり積み込んでました。 中はさすがの連休の混雑。 プールもあったりで大賑わいでした。 |
写真
感想
蛇谷ヶ峰は、比良の山たちの中では琵琶湖沿いの山並みのような険しい山容ではなく、裾野の広がったやさしい姿が印象に残る山です。
山域で最後に残った未登の主要峰で、先週自分で予定しておきながらいきなり伊吹山に行ってしまって1週間遅らせてしまいました。
駐車場所から周回ルートが取りづらく、どうしてもピストンになるのがどうもイマ一だったせいもあります。
で、無理やり周回にしてみたのが今回のルート。
駐車ポイントからアスファルト道を登山口まで100分歩くあきれたコースですが、早朝の山里を散歩しながらウォーミングアップもいいのでは? と
「グリーンパーク思い出の森」の駐車場に車を置いて、いったん安曇川(アドガワと読みます)まで下り、川沿いを南に遡ります。
山里の雰囲気が残った静かな道を歩きますが、先述の通り先は長く、急いでも仕方ないとわざとのんびり歩いてみます。
まだ6時前のこの時間、涼しさもあって気分は上々。
半分ほどのところから国道を歩きます。
途中にあったオートキャンプ場、覗いてみると隙間なしのぎっしり詰め込み状態!
遊ぶことより気を使うことが多そうで・・・
場所も時期もここまで集中しなくてすむ知恵はないものかと考えてしまいますね。
村井の集落から林道が山に向かっている、そこを登って登山口にたどり着きます。
そこからいつものチェック表を頼りに(できるかできないか?)歩き始めます。
忠実に尾根を辿って登っていくのですが、尾根の脇には常にさっきまでの林道の続きが平行して走っているのが目障りで!
意地でも林道は歩かずに尾根を行くんだ!と薄暗く踏み後もまばらなところを進んでやります。 林道は付いたり離れたりを繰り返しながらずっと見えています。
結局地蔵峠までずっと隣に林道は走っていました。
峠から地蔵山は目と鼻の先。 初めてザックをデポして手ぶらで往復してみました。
予想以上の開放感に驚いて、今後もチャンスがあればやっちゃいそうです。
ただし管理もきちんと!ですね。
尾根を辿る限りは予想通りに地形が続き、問題なさそうなチェック表でした。
あたふたし始めたのが地蔵峠から横谷峠、荒谷峠の区間。
地形が入り組んで尾根の向きも判別しづらく現在位置もあやふやなまま、気が付くと赤いテープを探している自分にがっかりします。
そこから先はまた地形が整い、山頂まで無事にたどり着きました。
(私の山行には、常に「運よく」と接頭語が付くのです)
山頂にはいくつかのグループが着いていて、休息をとっています。
ガスっぽかったのも何とか見通しがきくようになり、武奈ヶ岳やリトル比良の山は見渡すことができます。
安曇川のデルタ地帯に広がる田園風景も鮮やかです。
琵琶湖の対岸や遠方の視界が悪く残念でしたが、風に吹かれて昼食をとり、ゆっくり過ごしました。
そこからの下山路は、しょっぱなに尾根の分岐が3ヶ所あり、間違えると怖いことになりそうなポイントです。
鈴鹿の御池岳の下山路を間違えた記憶がちらついて、今回は必ずそこで立ち止まって確認しようと気合を入れます。
・・・でも実際には公園に至る道で道標はしっかりあるし、いくつもあった分岐でも迷うことはなかったのがちょっと肩透かし・・・
それより参ったのがほぼ下まで延々と続く木の階段。
膝を痛めないように気を使いながら、下りて入る温泉のことで頭を一杯にしながら最後の下りでした。
今回のルート上でヒルに出逢わなかったのは助かりました。
それと、たまたま今回だけなのか、蚊やアブといった虫に悩まされることがほとんどなく、途中からは長袖シャツを脱いでTシャツで歩いていました。(虫除けスプレーはもちろん使いました)
写真には撮れなかったのですが、歩いている道の先に、小さい犬のような影を見つけました。
立ち止まって遠目に眺めていると、形や色はどうもスカンクに似ています。
いたちよりも大きくて黒っぽい、そいつがのんきに尾根を歩いている様子はなんだかピーターラビットの世界でした。
(こちらに気づくと飛んで逃げました)
山に入るたびに興味の対象が変わり、私の気の多さにも困ったものですが、
取捨選択をあえてしない、今のところそれで行こうと思っています。
コメント
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オートキャンプ場の車多さにビックリですね
私は経験したことがないのですが、人気があるのですね
今回もチェック表が大活躍でしたね
テープを探してしまうのはしょうがないと思います。
でも林道を通らず、登山道を歩いたmonsieurさんは、やっぱり山屋さんです
山に入るたびに興味の対象が変わるのは私も一緒です
最近では、山行の幅を広げるかもと受け入れちゃってます
オートキャンプ は子供がまだ小さいときによく行っていました。
車に積めるだけの荷物を乗せ、引越し風景のようなお出かけでした。
5人用のロッジ型テントだけでも30kg程あり、コンロ、テーブル、チェア・・・今の 山行と同じアウトドアとは言え、全く別物でした。
(それはそれで楽しくて すっかり嵌っていましたが )
今週末の計画 を立てていますが、ルートより装備より、窓を全開にすることですね
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