西日本遠征その2 徳島城山+観光 人との出会い・思い出
- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 69m
- 下り
- 54m
コースタイム
- 山行
- 1:08
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 2:34
天候 | 晴れ 猛暑 33度くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とにかく暑さに注意ですね。 |
その他周辺情報 | 徳島ラーメン将軍 うだつの町並み 剣山温泉 |
写真
感想
前日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1219130.html
(西日本遠征その1 まず手始めに護摩壇山・竜神岳を周遊する)
前日の護摩壇山・竜神岳を周遊してきた私は、本日は午前中は基本移動と考えた。和歌山から徳島にフェリーで渡るのである。1日8便、ほぼ3時間に1本ずつある感じである。(夜中2時台という便もある・・・ない日もある)
次の日は徳島県内のリフトで山頂近くまで行ける山にしようと思っていたので基本移動日と思ったが、ちょっと徳島市内を歩くことができそうだ。で、二択である、眉山か徳島城山か。眉山は過去にロープウェーで登ったことがある、そして阿波踊り記念館にも顔を出したことがある。徳島の城山も日本百名城登城の際に登ったことがあるが、博物館は正月休みでやっていなかった。うん、城山に行って博物館を見たいと思ったのだ。
そう、これは一応城山とピークを通っているが博物館レコであり歴史レコなのです。その次の日からはちゃんとしたヤマレコになっていると思います。係員のいる有料駐車場に車を入れ、係員に聞く、城山以外に見どころありますか?すると「徳島県立文学書道館」を勧めてくれた。時間があったらそこにも行こうと思った。
次の日からは山の日を含む3連休である、城山近辺では阿波踊りの笛、太鼓、チャンチキなどを練習する人がたくさんいた。きっと、3連休楽しまれたに違いない、私はそういう喧騒は好まないので徳島市内観光を終えて西の方に走りたいと思っていた。
公園から急な道を登っていくと結構あっという間に城山にたどり着く。復興天守など全くない、それはそれで潔いと思う。だだっ広い平地の中で徳島を治めた蜂須賀家に想いを馳せる。
蜂須賀といえば有名なのは小六だ、秀吉の側近として功を立て阿波国一国を与えられた。しかし、固辞し息子の家正に贈るよう伝え自らはあくまでも秀吉の側近として使えることを望んだ。よって、蜂須賀家の始祖は小六とされるが、阿波藩の藩祖は家政となっているのだそうだ。なお、関ケ原の時には家政は強制的に出家させられ、毛利家によって阿波国は管理されるが、息子の至鎮(よししげ)が、家康に従軍していたこともあり、阿波国を下賜され、大坂の陣後には淡路国も加増され徳島藩は途切れること夏続いたのだそうだ。
この公園や博物館、とても面白く拝見した。SL、博物館、庭園、なぜか子供平和記念塔が小便小僧だったり貝塚あったり、雑多な公園であった。
クルマに戻りTシャツとタオルを取り替え、次は徳島県立文学書道館に向かう。企画展の準備のため常設展の一部が見られなかったがどうしどうして、内容の濃い展示であった。特に本館の名誉館長である瀬戸内寂聴さんの作品集、作品の中の言葉、書斎の再現、90台になっても続く創作活動のエネルギーを感じることができた。他にも、「黒部の太陽」を書いた木本正次さん、海野十三さん・・・徳島にゆかりがある人達の作品群の展示が素晴らしく読みふけった。
その後、車に戻り徳島城を後にする。
本日行くべき道の駅までは40km、徳島ラーメンを食べ、うだつの町並みを見る。うだつが上がらない・・・のうだつである。白色の漆喰のひさしのことである。防火のためにこれを作るのには高価だったことから、社会的な地位が高い人で収入が多い人でないと作れなかったので、「うだつが上がる」「うだつが上がらない」という言葉になったのだそうだ。
そして、そこで将棋の十二世名人小野五平の生家があったの出る。江戸時代までは将棋家元制で大橋家と伊藤家からしか名人を出すことができなかった。また、終生名人生だったので一度名人になると亡くなるまで名人であった。
小野五平は、この地で育ち有馬温泉で見いだされ、長崎や東京で将棋の修行に入る。めきめきと実力をつけ、将棋家元制の名人と指しても互角以上、そして11世名人が泣くなって5年後、周りの推挙もあって12世名人を名乗ることになる。大橋家・伊藤家以外からは初めての名人である。結局将棋はその後実力制名人の時代になっていき、5期保持で引退後に永世名人を名乗ることができる。ちなみに、小野以降の永世名人たち。
12世名人 小野五平
13世名人 関根金次郎
14世名人 木村義雄
15世名人 大山康晴(現役時代から名のることを許された)
16世名人 中原誠
17世名人 谷川浩司(引退後)
18世名人 森内俊之(引退後)
19世名人 羽生善治(引退後)
その後、剣山木綿麻温泉にて入浴、予定していた道の駅で眠る。
次の日は祝日「山の日」、リフトで登る山に行こうと思っているのだ。
次の日の記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1220190.html
(西日本遠征その3 山の日に剣山に登る(往復リフト使用))
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
aiさん
こんばんは
この山なら私も登れ、毎週末登山継続できたかも?!
徳島は学生時代に行ったきり行ってないなぁ
hamburg
HBさん、こんにちは。実は再訪になります、過去に日本百名城をやっていた時にも登っています。
徳島、というより四国、面白すぎです。食べ物美味しいし景勝地たくさんあるし、歴史的な見どころもたくさんあります。ぜひ、そのうち四国旅行にも行ってみてください。コンパクトに凝縮されている感じなんですよね。
aideieiでした。
aideieiさん こんばんは、miketamaです。
お山の合間に街を巡る、いいですね。
>うだつが上がる
そうなんですか、初めて知りました!うだつ、町の名前からとは。。!
それと、将棋の名人戦がよく有馬温泉で開催されているのは小野五平名人ゆかりの地なんですね、知りませんでした。
前に仕事の合間に徳島で1日滞在しましたが、かずら橋の模型のある会館とうず潮見に行っただけで、aideieiさんのレコ見てもったいないことをしたと思いました。
旅 楽しんでくださいませ!
miketamaさん、こんにちは。初めましてですね。
旅行中毎日山に登ると足が疲れるので、休息日を設けたり大きくて長い山の次には、すぐ戻れる山にしたりと工夫しています。この日は基本移動日、フェリーの事情で時間があったので城山を中心に歩いたという感じです。
うだつの町並みは数か所にあります、「うだつ」とは漆喰で作ったひさしのことですからそれがついている街並みは数か所徳島県内で見られます。まあ、社会的に成功することを「うだつが上がる」というようになった語源であります。
将棋のタイトル戦が有馬温泉で行われるのが多いかどうかは私はわかりかねますが、人が集まりやすい(大盤開設・前夜祭)、観光地であることなどが決め手なのでしょうか。
四国は車で、電車で何度も行っています。美味しい食べ物を食べて歩くだけでも楽しいし、観光地は各県たくさんあるし、コンパクトにまとまっているので長距離移動をしなくても次々に観光地があるのがいいですね。
ぜひ、また四国訪れてみてください。きっと、また私も行くと思います。
aideieiでした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する